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空欄の世界  作者: 大原康弘
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校長の先生の話くらいどうでもいい事だった。別に好きじゃない先生とお別れする。対していい印象のない先生というか、いたんだなーって感じだった。話が終わったと思ったら。

廊下で待機させられた。整列するのにもなんかガヤガヤしてた。緊張は一瞬で終わり、あっという間に卒業式は終わった。母親の美佳子はこっちに手を振っていった。写真を撮るよ

の合図だ。その時だった山村がちょんちょん肩を叩いた。『がんばれよ!』一瞬何が起きたのかと思ったら。

まさかの言葉、反省?それとも何優太は混乱の中。母親が近くにいた山村をつかまえ、友達?

一緒に写真を撮ろうって誘った。ええ?って驚くと、山村はあっさりりと承諾したえええ?

さんざんけなされた山村と僕は最初で最後の写真を一緒に撮った。今思えば、何か思い出を作りたかった

のかもしれない。写真を撮ると、そそくさと山村は去っていった。僕も帰ろうとしたら水沢が一緒に取ってくれた水沢は忘れかけたころに絡んでくる不思議な奴だ。でも一緒に取ってくれるもは嬉しい事だな。優太は素直に

水沢にありがとうって言った。そう言うと、中学でもお互い頑張ろうぜって言ってくれた。

それにしても山村は何が言いたかったのだろう…さんざん馬鹿にして。けなして…

なんだか寂しく感じた。一瞬とはいえ山村が何か伝えてくるのも、もう会えなくなるからなのかな?

でもそう思う事にしよう。写真までまさか撮るとは。本当に世の中わからない。




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