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空欄の世界  作者: 大原康弘
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そう母がいい。晩飯を食べた。『わかりましたハイ…』そう言って電話を切った飛朗斗、悪いな今だけはお前の敵の感じになる。すまないが許してくれ。親の帰りが遅い飛朗斗の家では黙々と筋トレに励むのに都合がよかった。次!聖菜の番だよ、歌わないの?ごめん私お腹すいたから帰る。

そういってマイクを席に置き、店を出た。なにあいつ、裏で聖菜の悪口を言う萌夏は聖菜が可愛くない、宮城は、まぁまぁあいつはいつも面白い情報をいつのまにか掴んでいると思うと、気が付いたら俺たちも道具にされている。澤北も宮城に同意した。何しろあんなに無口だった聖菜が小学校の頃に副担任の先生を痴漢で訴え

辞めさせたみたいだからな、俺は心底聖菜を気に入ったよ、大人しいふりしてやるんだなって、それ本当?萌夏が聞いた、マジだよ相手の先生も違うって最初は抵抗してたけど。覆せない事に気づいて、あきらめてたよ、今頃どうしてるのやら。聖菜はあの日以降クラスの子からヒーロー扱い、実際痴漢だと騒ぐ子も陰でいたみたいだし、訴えてくれたのが格好よかったってそれから活発に聖菜が学校で目立ち始めたかな、なんでも両親が離婚して、うるさい親がいないから髪染めだしたし、澤北が嬉しそうに語るから萌夏は面白くなさそうな顔でメロンソーダをひとりでたんたんと飲んでいた。話が途切れたと思ったら澤北が言い出した。俺はそろそろ抜けるよ。聖菜がこの先何をするのかわからないけど、中学卒業したら、別に族とか、そっちの方向にはいかないつもりだし。

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