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空欄の世界  作者: 大原康弘
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大人になっても覚えている。と同時に絶対にお前が壊したなって優太は確信までしていたが…

ここで殴ったらまた怒られると思い堪えた…堪えるしかなかった。

その日の夕方、澤北と山村が公園で話している。

あいつ筆箱変えてたよ。フッ、ウケる山村は笑った。てか壊したのお前だからな隆司~

先に手に持ったのもお前だろ智司~でも雑巾おいてるの絶対に木原だろ…

アハハ、あいつのせいだよ、優太が怒りだして襲い掛かって来て

なんか俺んちに優太のかぁちゃん電話してきたし…

被害妄想だよ、アハハハ、笑い声が夕方の公園で混ざり合った、女子の田口萌夏も近くいたが

他の子と遊んでいたた為、聞いてなかった。マジこれでチクられたら、かなわないからな!って智司がいうと

大丈夫だろう~隆司が軽く言うと、バカだからわかんないか、アハハハって言いい、そのまま遊び仲間の元に走っていった。何も悪いことはしてないはずなのに昼間の出来事が頭に過ぎる。

ちょっとちょっと!母親の声で我に返るお風呂長いよ!もうすぐご飯だから早くして!

母親からお風呂から早く出ろと催促された。

考えたくもない光景を考えるのは疲れることだ。優太は急いで着替えを終えた。

明日は確かテストの答案返却日だ。あーいつも通りこの時期というかテストを返されるのが

優太は億劫になってたまらない、というのは人に見せられる点数じゃないからだ。

夏休みはもうすぐだ終業式まで1週間ってところでまた優太の様子を伺う木原が背後についた。





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