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空欄の世界  作者: 大原康弘
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お気に入りの筆箱は去年、母親に買ってもらったばかりで、って優太は1人で考えてるのを辞めて泣き出した…

お母さんごめんなさい。悔しい思いが混みあがった。何気なく買ってもらった時の母の笑顔を思い出したら涙が止まらなかった。鉛筆とか消しゴムはそのまま手に持って、筆箱もって帰りたかったが、母親にどんな顔をされるかわからないから

しばらく黙っておこうと思った。とにかく犯人が誰だかわからないのが悔しい。思いつくのが…木原とか澤北もそうだ

山村もいたし…優太はがっかりしていた。これはもう悪戯なんかじゃない。いじめだ…俺はそう…

いじめらているんだ。

わかっていることだが、しっかりといじめだと認識したのがこの事がきっかけだった。注意はされたけど、なんとか買ってもらえた、今度は壊れにくいプーマのペンケースだ、とにかくこれで学校に必要な筆箱はいつでも使える。

次の日学校に行くと、優太はいつも通りに、授業を受けてると、山村が新しい筆箱に気が付いた…

あれー?筆箱変えたんだ??まぁね…どうしたんだよ急に新しいのにして、

この時山村の顔をチラッとみたら馬鹿そうな顔をしていたから睨み返した…

なんだよただ筆箱壊れたねって話しただけじゃん。




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