荒くれ者の太平洋戦争
奇人変人ド変態と最新装備で空母機動部隊が編成されてしばらくたったので初投稿です。
帝国海軍第六航空機動部隊。それは技術とロマンの塊に荒くれ者を集めて載せた半端者の寄せ集め。彼らは最新装備を手に数の暴力に立ち向かう。
「大本営より連絡。」
「申せ」
「第六航空機動部隊は南雲機動部隊と別の経路でハワイ方面へ出撃、日本時間12月8日午前4時丁度を持ってパナマ運河を西側から航空機で奇襲、これを破壊せよ。とのことです。」
「報告ありがとう。」
「では私は無線室に戻ります。失礼しました。」
ガチャン
(てっきりマレー方面の第八艦隊の制空援護に回れと言われると思ったんだが…)
彼の名は朝木伸太郎、帝国海軍少将にして、第六航空機動部隊の司令長官だ。
第六航空機動部隊は帝国海軍の航空機動部隊で、旗艦軽空母海鷲と軽空母荒鷲を主力とし、護衛に軽巡洋艦十勝(夕張型の改良版)、駆逐艦北斗、駆逐艦札幌、駆逐艦羆、駆逐艦蝦夷鹿(島風型の主砲を長10センチ連装砲に変えた駆逐艦)で構成された第41水雷戦隊、軽巡洋艦四万十(こちらは夕張型が大きくなった軽巡洋艦)、駆逐艦日輪、駆逐艦音速、駆逐艦隼、駆逐艦雲仙(秋月型の魚雷発射管を三連装のものに変えた駆逐艦。)で構成された第42水雷戦隊がついている。
ここまでの話では「ぼくのかんがえたさいきょうのくうぼきどうぶたい」と思うかも知れない。しかし、配属された兵士たちは奇人変人の集まりだった…
格納庫上階、零戦五二型ターボ海鷲三番機横
「なーにが『訓練中にエンジンが止まりかける不具合が有ったから直してくれ』ですってぇ??-8Gもかけりゃあそりゃ燃料供給も止まるわよ!!」
「うっせえ!たかだか-8Gごときでエンストされたらまともに空戦できねえよ!上海じゃあ-9Gや-10Gなんて日常茶飯事だったぞ!」
(カチン)
「あ?キレたのか?」
「ケツだしな」
「は?」
「イナーシャハンドルでケツかき回してやるからケツだしな」
「ヒイ!?」
アアンッ! アンッ! アッアー!
朝木「また菅野一飛曹が艦戦隊整備班氷川伍長に掘られてる…」
菅野「指令長官…見てたなら助けてくださいよ」シオシオ
朝木「君の飛び方は元艦爆乗りから見ても危険すぎるからさすがに擁護できない。」
菅野「だからってケツ掘られることはないでしょう…それも体がエロっちイだけの性格最悪女に…」
朝木「おや、菅野くんは軍法会議がお望みかな?それとも機関長の…」
菅野「いえ結構です!失礼しました!」
とことことこ
朝木「氷川くん、さすがにやりすぎだ。そしてあれは性犯罪だ。」
氷川「あら、見ていらっしゃったのね、司令。(*/□\*)」
朝木「話を聞け。」
氷川「うふふ、司令もヤります?」
朝木「また今度だ。 私的制裁は命の危険があったことを当の本人が自覚していない場合に限りげんこつ一発までだ。」
氷川「わかったわ」
彗星一二型乙の影から
菅野(司令長官氷川に掘られること約束しちゃったよ…)
松崎「俺の彗星ちゃんの脚で何を擦ってる?」
菅野「サディスティック女の次はガチホモかよ!」
朝木「艦戦隊艦爆隊はだいたい変態なんだよな…飛び方も性癖も」
あくまでもこれは一例である。
第六航空機動部隊、横須賀出港まであと二日。
続かない…かもです。