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蒼黒き光が導く亡者転生記  作者: アクドニアデフジム
第一章 転生亡者
7/12

第7話 武具の詳細と到着

はい、それではゆっくり読んで行ってね


第7話




「あれ?もしかしてこれは大剣クレイモアと偽り死者の首飾りでは?」


とアミステアは透明な橙色のキューブの中から出て来た大きな剣を大剣クレイモア

と呼び、悪趣味な首飾りの方を偽り死者首飾りと呼んだ。うん?何だその名称は?。


「これが一体どういった物なのかを知っているのか?」


と俺はアミステアに大剣クレイモアと偽り死者の首飾りがどう言う物なのかを

聞いて見る。


「はい、私の記憶に間違えがなければ、その大剣クレイモアに使われている金属は

恐らく鋼鉄よりも遥かに硬質で、青銅よりも軽量な金属類として有名な、蒼鋼製で

作られているかと思われます」


とアミステアは俺が持っているこの大剣クレイモアがかなり有名な金属で作られて

いることを教えてくれる。


(へぇー、鋼鉄よりも硬くて、しかも青銅よりも軽いとは、中々良い武器だな)


と俺は大剣クレイモアが中々良い武器だと知り、少し嬉しく感じる。


「そして、こちらの偽り死者の首飾りは一時的に不死種の外見を人間種での姿形に

へと偽ることが出来る、極めて貴重な魔道具です」


とアミステアは偽り死者の首飾りについて教えてくれる。ふむ、姿を偽るか。


(ふむ、つまりこれを使うと不死種として俺の姿から人間種としての俺の姿に偽る

ことが出来ると、なるほどこれは自身の種族を偽り、活動するには中々に便利な

装備だな)


と俺は偽り死者の首飾りが自身の種族を偽るには極めて便利な物だと知り、少し

だけ口元をニヤリとしてしまう。そんな俺の様子を見ていたアミステアは不思議

そうに俺を見ていることに気が付き、落ち着こうとする。


「あぁ・・・この大剣クレイモアと偽り死者の首飾りがどう言った物なのかを

正確に知ることが出来た、まぁ感謝するよ。これがあればある程度の面倒ごと回避

出来ると思うしな」


と俺は大剣クレイモアと偽り死者の首飾りについて教えてくれたアミステアに感謝

の言葉を伝える。アミステアは少し間だけ笑顔になるがすぐに真面目な素顔へと

戻っていく。


「いえいえ、私はネクロシス様から命令で貴方様に便宜を行っているだけですので

感謝を言われる必要はありません」


とアミステアはそう言って来る。色々とあるんだな眷族て。


「では、これより、ここから一番近い街まで案内しますので、失礼ですが貴方様の

手を握らせてもらいます」


とアミステアはそう言うとすぐに俺の手を強く握ると、大きく深呼吸したあと真剣

に集中し始める。


「・・・我らを異なる地へと繋ぎ導け!!≪第六位台・死の次元衣≫!!」


とアミステアがそう唱えるように呟くとアミステアを中心に複雑なも文字記号が

描かれた円状の陣が出現すると次の瞬間、俺の視界が一時的に薄暗い紫色に

覆われた後、俺は改めて周りの景色を見渡して見るとそこには高さ10m程の城壁

に囲まれた大きな街が存在していた。


(え?、はぁ?ここはどこだ?、確か俺は森に居たはずなのに何で平原でしかも

城壁に囲まれた街がこんな近くに居るんだ俺は!?)


と俺は一瞬にして辺り一面の景色が変わった事に内心動揺し混乱する。そんな俺

の状態に気付いていないのか、アミステアは俺に話しかけて来る。


「はい、目的地へと到着しました、ここがグレリレイス森林とアーグルース平原の

境界線に位置するアーグランド帝国の都市、その名を『アーグレイス』城塞都市と

言うそうです」


とアミステアは平然とした態度で、ここがどの辺りなのかを、教えてくれる。

まぁとりあえずは。


「・・・なぁアミステア、先ほど何か唱えてたが、もしかして魔法を使ったのか?

もしそうなら、一体どんな魔法を唱えたんだ?」


と俺はアミステアに魔法を使ったのかを聞いてみる、ついでにどんな魔法を唱えた

のかを聞いてみる。


「はい、分かりました、先ほど使ったのは五系統の一つ、死印系魔法の第六位台に

位置する『死の次元衣』と言う移動系の魔法で、効果は一定範囲内の生物を自由に

指定し、共に別の場所へと一瞬で移動出来る魔法ですが、使用するには以下の条件

が必要なのですが、まず、自らの足で行った事がある場所にしか移動ができず、

しかも半径100k圏内の場所にしか移動ができません。以上で説明を終わります」


とアミステアは使用した魔法について教えてくれる。そして俺はそれを聞いてただ

単純に驚き、混乱が増すのであった。




さて、ついにあと少しで一章は終了します、具体的には8話で終了し、9話で二章が始まります。

その前に主人公のステータスを次の投稿時に記載したいと思ってます、それではまたの次回。

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