第5話 冒険者と言う仕事とこの世界の魔法について
やぁ、皆さま元気にしてますか、最近コロナのせいで色々と大変なことになってますが、小説投稿には影響しないので、ゆっくり読んで行ってね。
第5話
まず冒険者とは冒険者組合と言う組織に所属している者たちの名称であり主な仕事内容
は『魔獣の討伐』や『要人の護衛』や『素材の採取』や『未開の調査』や『荷物の配達』
などであり、依頼の難易度によっては相応の報酬が提示されるが一定よりも階級が低い
冒険者などはそう言った高難易度の依頼などは受ける事が出来ない規定になっている。
さて本題である冒険者の階級についてだが主に『八段階』に分けられているようで
階級が低い順にて詳しく実力などを含めて説明すると。
まず『青銅等級』は冒険者組合に登録された者が最初になる階級であり、主に未熟な
新米冒険者が大半を占めている階級だそうだ。
次に『真銅等級』は主に先程の新米冒険者よりも経験を積むある程度強くなった者が
大半を占めている階級であるが実力的にはそこまで変わらない。
次に『鋼鉄等級』は主に新米から一端の冒険者へと無事成長した者が大半を占める
階級であり、冒険者の階級割合では最も多い層である。
次に『銀鉄等級』は仕事とにも慣れ来た精鋭の冒険者が大半を占める階級であり、
ここまで昇りつめた者は冒険者としては大成した分類に入るだろうとの事だ。
次に『白金等級』は冒険者内でも上位層に最も近い実力者が大半を占める階級であり、
そして冒険者組合を通しての名出しの依頼などが舞い込んで来るようになるそうだ。
次に『魔銀等級』は冒険者内でも極めて熟練した実力者などが占める階級であり、
様々な厄介ごとや極めて特殊で危険な仕事なども来るようになるそうだ。
次に『蒼鋼等級』は冒険者どころか世間的にも有名な実力者が占める階級であり、
極めて危険な地域への調査や辺境に在る超希少素材の採取などのかなり遠出する
仕事が多くなる階級なので冒険者内でも最も忙しいのだそうだ。
次に『黒鋼等級』は世間一般的に準英雄級と称される冒険者の頂点に位置する実力者
が占める階級であり、国家案件並みに危険な仕事などが優先して舞い込んでくるそうだ。
と以上でアミステアが知っている限りの冒険者についての説明はこれで終わりだ。
とりあえず俺はこの話しを聞いて最初に抱いた疑問はと言うと『これって冒険者と
言うよりただの派遣社員では?』と俺はそう思ったがこれで強さの基準的なものが
ある事が判明したのでよしとしておこうと思う。そして次に俺は冒険者の階級に
ついて聞いた時にふと思う。
「なるほど、ところでもう一つ追加で聞きたいんだが、俺って冒険者の階級で言う
とどの辺りの実力に位置するんだ?」
と俺は冒険者の階級についての説明を聞いていると自身はどれくらいなのか気に
なったので、アミステアに聞いてみる。そして聞かれたアミステアは俺に近づくと
表情が無表情になり俺の身体を隅々まで観察するように見た後。
「・・・そうですね、私の経験眼から予想するとで恐らくは真銅等級と鋼鉄等級の
間辺りではないかと思います」
とアミステアは無表情ままそう答えた。今ので分かったのだろうか?ふむ、しかし。
(真銅等級と鋼鉄等級の間辺りの実力かぁ、つまりはあと少しで一端の冒険者に
なれるくらいと言う事か、何とも微妙だなぁ)
と俺は自身の実力が一端の冒険者よりも少し低いぐらいだと知り、何とも微妙な
心情になるが、すぐにそんな心情を切り替えて。
「何とも微妙な実力だが、真銅等級の平均値よりは上なようだしマシと考えておくか」
「あぁそうですかぁ、えーとそれでは他に聞きたいことはありますでしょうか?」
と俺は気だるげに声に出してそう呟いた、そんな俺を見たアミステアは苦笑いしつつ
も他に聞きたいことがないかと聞いて来る。ふむ、他に聞きたい事か。
(ふーむ、他に聞きたい事かぁ、うん?あれ?何か俺肝心な事を忘れているような気が
するがぁ・・・・・・あ!そう言えば魔法について質問するのを完全に忘れてた!!)
と俺は他に聞きたいことなどがないかと少し考え始めたところで何か肝心なところを
筆問し忘れているような感覚を覚えたので思いだそうとしたところでこの世界の魔法に
関する質問をする事を完全に忘れていたことを思い出す。
「こ、この世界の魔法について分かりやすく教えてくれないか?」
「はい、魔法についてですね、それでは分かりやすく簡単に説明しますが」
と俺は少し慌てながらもアミステアにこの世界の魔法について教えてくれないかと
聞いてみると頭を傾げながらもすぐに了承し、魔法について説明をし始める。
まずはこの世界の魔法について教えてもらったことをまとめて言うとまず、この世界の
魔法は生まれた時から魔力と言われる力を宿した才能ある者にしか習得できない技術で
あり、そしてこの世界の魔法には威力よって十段階の階級が存在し、数字が高い程より
強力な魔法になるそうであり、そしてこの世界の魔法には複数の系統が存在し、主に
『水晶系魔法』『神秘系魔法』『錬成系魔法』『血液系魔法』『死印系魔法』と言った
五つの系統であり、その五つの系統がどう言った魔法なのかを詳しく順に説明すると。
まず水晶系魔法は魔力を用いて水晶石を様々な形状で創造し、自由自在に操ることが
出来る魔法であり。
次に神秘系魔法は魔力を用いて神々の奇跡を再現具現化し、自由自在に操ることが出来る
魔法であり。
次に錬成魔法は魔力を用いて様々な効果を付与し様々な武具や道具を創造或いは強化する
ことが出来る魔法であり。
次に血液系魔法は魔力にて深紅の血を生成し、自在に操り様々な現象を引き起こすこと
が出来る魔法で。
最後に死印系魔法は魔力を負の力に変換し様々な死の呪いや不死種を自在に操り創造する
ことが出来る魔法である。
と言った感じで以上でアミステアが教えてくれた、この世界の魔法についての説明だ。
(何か危険な香りがする名前の魔法があったが、それにしてもこの世界の魔法は五系統も
存在するのか、もしいずれは習う事があるかも知れんし、どこかで学べるところがないか
気が向いた時に調べてみるか)
と俺はアミステアの説明を聞き終えた後、気が向いたら時に魔法を学ぶ事が出来るところ
を探そうかと考えるのであった。
と言ったところでここまでです、読者向けに主人公のステータスを次回のあとがきに記載したいと思います、それではまたの次回。