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蒼黒き光が導く亡者転生記  作者: アクドニアデフジム
第一章 転生亡者
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第1話 蒼黒き空間での始まり・前編

久びりの小説投稿です。色々読みにくい箇所などは後程教えてくださると有難いです(;´∀`)。

それではゆっくり読んで行ってね( 一一)ノ


第1話




さて、俺は一体どこから説明したら良いのやら、とりあえずは自身について

再度認識確認をした方が良いか。えーとまずは俺の名前なのだがどうにも

思いだせないでいる、まるで名前の記憶部分だけ霧に覆われているような

感じだろうか?とりあえず何故か思いだせないのだ。しかしそれ以外について

はある程度は思いだせるようであり、俺はとある会社の作業員として働いて

居たことや趣味でファンタジー系の小説類などを読むのが好きだった事などは

ぼんやりとは覚えているのだが、その記憶の中でも最も新しい記憶には道端で

古びた黒服を着た人物によって俺は身体中を刃物類で複数個所を刺されており

、そして刺された傷口から大量に血を出しながら、程なくして赤黒く染まった

血のアスファルトへと倒れ伏せたところで意識が途切れてしまったのかは

分からないが、それ以降の記憶は何一つ思いだせないでいた。そして今俺は

自身生きた24年の人生の中でも最も摩訶不思議な事態に陥っていた、そう何せ

今俺が居る場所は360度どこを見ても蒼黒一色の巨大な空間にてただ一人、

呆然とそこに居たからである。


(えぇー、とりあえず今までの記憶を思いだせるだけ思いだしたか?、しかし

いくら思いだそうとしてもまるで暗い霧の中に居るかのようなにハッキリと

思いだせないことがいくつかあることは分かった、しかし何とも不自然な

事だな明らかに意図的に一部の記憶が欠落している、一体これは?。そして

なにより気になるのは今俺が居るこの謎に満ちた蒼黒一色の巨大な空間に

ついて何だよなぁ、マジでどこだよここ・・・)


と俺は内心困惑しつつも、この謎に満ちた蒼黒一色の巨大な空間を見渡して

見ると、空間の中央辺りと思われる場所に洋風の長机と長椅子が二つほど

綺麗に配置されていることに気が付く、そこへと歩いて近づいて行く。


(これは洋風の長机と洋風の長椅子が二つ?何でこんな空間の中央辺りに

こんな洋風の家具が在るんだ?全然意味が分からん一体どういった意図で

配置したんだ?)


と俺は配置されている洋風の長机や長椅子に対してどういった意図でこんな

場所に置いてあるのかと理解できずに混乱していると、突如として直接脳内に

響くように老男性の声が聞こえて来る。


『『おーい、そこの小さき定命の者よ!目覚めの気分はどうだ?』』


と老男性の声が愉快で軽い感じで語り響いて来た。


「はぁ!?だ、誰だぁ!?」


と俺は突如として響くように聞こえて来た老男性の声に対して驚き辺りを

素早く見渡してみるが。


(あれ?だ、誰も居ない?確かに声が聞こえたはず、もしかして俺の空耳

だったのか??)


と俺は辺りを見渡してみても周りには誰も居ない、空耳だったのかと考える。


「いっやぁ、空耳ではなぞ小さき定命よ、すぐ隣に吾輩は居るのだからなぁ!」


と突如として俺の隣より老男性の声が聞こえて来た俺は、突然の事に驚き慌てて

少し距離を置いてから声が聞こえた方へと視線を向けるとそこには左側が赤色で

右側が紫色で染められた高級感があるスーツ一式を着込んだ灰色の単髪で灰色の

瞳をした60代程の老男性がニヤリと怪しげな微笑みを浮かべながら、そこで

佇んで居た。


(・・・何だこの奇妙な爺さんは?、一体いつから俺の隣に佇んでいたんだ?)


と俺は先程まで誰も居なかった所に突如として、どこをどう見ても怪しげで

奇妙な老男性が怪しげな微笑みを浮かべながら佇んで居ることに困惑し恐怖を

感じてしまう。


「いやぁー、なかなかの辛口反応だなぁ!小さき定命よ。確かに吾輩の姿は奇妙

の一言に尽きるではあるだろうが、だがぁ!!しかしそれではつまらんだよ」


と奇妙な老男性はまるで見透かしたような表情でそう言ってくる。てか今脳内で

思い浮かべた言葉に反応しなかったか?。


「あーそのその通りだぞ小さき定命よ、そうまるで透明な容器入れられた炭酸の

ようにハッキリとなぁ!アハハハ」


と奇妙な老人は先ほど俺が思い浮かべた言葉に対して当然のように反応する。

あと分かりにくい例えを添えて。


「えーと、そこの奇妙な爺さん「うん、何だ?小さき定命よ!」あーいや、少し

聞きたいんだがあるんだが、ここは一体どこでどう言う場所なんだ?」


と俺は少し戸惑いながらも、ここがどこでどう言う場所なのかを聞いて見る。

恐らくはここの管理者的な事をしている存在ではないかと予想している。


「おー小さき定命にしては勘の良さだなぁ、その勘の良さに称えて教えて進ぜよう

ではないかアハハハ」


と奇妙な老男性は先度の言った言葉に対してなのか、それとも頭の中で考えた予想

に対して言ったのか、その勘の良さに称えて教えて進ぜようと答えた後、不気味な

笑顔で笑っていた。正直言ってかなり不気味で怖いが、どうやら教えてくれるよう

だから、黙って聞いておくことにする。


「では耳を大きく開けて聞け!ここは吾輩が支配する数ある領域空間が一つ、

名を『蒼黒き輪廻の狭間』と言う場所だ!、どうだ驚いたであろう」


と奇妙な老男性は大きく両腕を広げて高々とした声でどう言う場所なのかを教えて

くれる。少しだけ個性的な教え方ではあったが。


「あーうん、この場所がどう言ったところなのかは何となく名前で分かったよ」


と俺はこの場所の名前を教えてくれた事に軽くお辞儀をして感謝した後、次に

聞きたいことを奇妙な老男性に聞いて見る。


「ところでもう一つ聞きたいんだが爺さん一体全体何者だ?先程からの言動や

突如として俺の隣で佇んで居たことからして、多分爺さん・・・」


と俺は奇妙な老男性に対して一体何者なのかと聞いて見る。まぁ内心この奇妙な

老男性は少なくとも人間類ではないだろうとは半分確信しているが。そして何者

なのかと問われた奇妙な老男性は一瞬真顔になった後、次第に不気味な笑みを

浮かべ始めて語りだす。


「・・・ふむ、この状況でその問いを聞いて来るとは中々の冷静と言った感じか?

、なかなかに良いぞ小さき定命よ!冷静に己の好奇心則って行動していくその姿は

大好物だぞ~♪」


と奇妙な老男性は不気味な笑みのまま嬉しそうに言い終えた後、左腕を斜め下に

右腕を斜め上に伸ばして両足を大きく開いてから360度頭を回転させたると。


「では自己紹介と行こうかね小さき定命よ、吾輩は数多の世界に干渉し支配し滅亡

させし『黄泉の邪神ネクロシス・オーディルス』である!!どうだねご感想は?」


と奇妙な老男性は謎のポーズを決めながらそう名乗った後に感想を聞いて来る。

色々とツッコミたい箇所が多々ある自己紹介だったが。





と言ったところでここまでです。いや書いていて予想以上に長くなったので一話からいきなり前後編

です。続きは2月頃には出そうかと思っております。それではまたいつか( 一一)ノ。

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