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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ハマルティ

作者: 逞美強

 罪とは何か?愛とは何か?考えていた。

 僕は、人を殺した。別に悪いと思っていない。でも、この頭の悪さを、神様が赦してくれるなら、被害者には、謝罪したい。

 でももう遅すぎる。被害者は、死んだのだ。

 憎しみという、思いは、僕を殺人者にした。

 後悔はしてない。

 何故なら僕も被害者だからだ。

 僕は、神に救いを求めた。

 そして神からも見捨てられた。

 被害者の死後も憎しみは消えない。

 僕は、神様に必死に祈った。そして神は、僕を、憎しみの炎から救ってくれた。

 しかし、彼女は死んだ。僕の人生は、なんの意味もなかった。

 そして、母の友達が死んだ。自殺だった。彼女は、必死で生きようとしていた。

 神様なんかいない。僕はそう思った。

 母は、まだ神様を信じると言っていた。

 気が分からない。

 だが神は、そんな僕らを祝福してくれた。

 僕は、喜べなかった。

 僕は、神を呪った。彼女の血が、呻くのだ。僕は、彼女のために生け贄を捧げた。

 そして、それも僕を呪った。

 僕は、悪魔に、魂を売る決心をした。

 僕は、永遠に、呪われた。でもこれで良かったのだ。何故なら、それが、神の御心であるからだ。

 僕は、地獄にいくのが幸せだ。何故なら、そんなに、自分には、期待していない。

 ただ、もう少し、彼女のことを、幸せに、できたら、良かった。

 みんなが悪い。いや、神様が悪い。

 人のせいにするな、俺。

 神様、みんなが幸せになりますように。そして、みんなが、イエス・キリストへの信仰に目覚めて、本当の幸せになりますように。

 ごめんなさい。

 アーメン。


 自信作です。嘘。

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