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レオンとメイ、回復魔法をお勉強!出来るかな?

魔法を勉強してから半年が過ぎレオンは100を超える魔法を使えるようになった。それと同じようにメイも頑張って80種類の魔法を頑張って覚えたのである。

レオンは覚えた魔法を使いたくてメア兄様にイタズラをしようとするがその飛ばされた魔法をメイが毎回、魔法で妨害していなのだ。

「メイちゃんがさ!なんでまた僕の魔法を止めるの?今回のは水でも火でもないのに?」

「だってレオン様が魔法をイタズラで使ったら魔法で止めてってママに言われてるんだもん。」

「こうなったらメイちゃんに止められないような魔法を覚えてやる!」と言って僕は書庫へと走っていった。すると後ろから

「待ってよレオン様!」と言ってレオン追いかけて走って来るのであった。書庫に2人が着くと入口にネメアがいた。

「どうしたの?お母様?」

「今日から、回復魔法を教えるので私の部屋に来なさいと言いに来たら、イタズラしている声が聞こえましたが?」

「お兄様に遊んで貰おうと思って。・・・ごめんなさい。」

「私もごめんなさいです。レオン様を止められなかったです。」

「いいのよメイ。あなたもレオンも魔法を使えて嬉しいのは分かるからね。それにメアに当たらないのはあなたが頑張っているからよ!」と言いメイの頭を優しく撫でたのだ。それを見てレオンも僕もと言う顔で見つめるが、「回復魔法を覚えたらたくさん撫でてあげるわよ。」と言って撫でてくれなかった。

「それじゃあお昼ご飯を食べたら私の部屋で回復魔法のお勉強をするから二人とも私の部屋に来てね。」と笑顔で2人に伝えて部屋にお母様が戻っていったのである。

2人はお昼ご飯を食べ終えてからネメアの部屋へ向かっていった。扉をノックして

「お母様。入ってもいいですか?」と言うと中から

「どうぞ。」と聞こえたので扉を開けて部屋に入っていった。そして2人はネメアの座っている椅子の正面にある椅子に座ってから、ネメアが回復魔法の説明を始めたのだった。

「まずは2人に説明するから、聞いてね。」と言うと2人は

「はーい」と元気よく答えた。

「それじゃあ説明するね。回復魔法は他と違って魔道書が無いの。だから、回復魔法が使える人に直接教えて貰うしかないのよ。私もお母さんに教えてもらったしね。私もあなた達にしっかりと教えるわよ。それとね回復魔法はイメージをしないといけないの。大きな怪我を治したければその治したい部分をしっかりとイメージしなさい。メアは回復魔法しか使えないけどあなた達は回復魔法以外にも使えるから、色々な使い方が出来るわよ。伝えたいことはこの二つね。本が無いから私が2人に教えるという事とイメージが大事よという事です。分かりましたか?」とネメアが言うと2人は「はい!」と真剣に答えたのだ。それからしばらくの間に2人の回復魔法のお勉強させているネメアである。

しばらくしてから、メイが

「すいません。ネメア様。私、もしかしたら回復魔法を使えるかも知れません。」と言うのだ。

「分かったわ。それなら、あなたがまず、私の今ここに作る傷を治して見なさい。」というのであった。

「はい。」と言うとメイは目を閉じて傷口に手を当てて集中し始めた。するとメイが優しい光に包まれた。それを見てネメアはいいじゃないの。と思った。

メイが手を離すと傷口はそこには無くなっていた。それを見てネメアが、「メイちゃん。凄いじゃないの。まだ練習は必要だけどできるようになったのね。凄いわ!」とメイの事を褒めたのだ。それを見てレオンも必死になって頑張った。次の日になってレオンがネメアの部屋に走って行き

「お母様!回復魔法を使えるようになったもしれない」というのである。

「ホント!なら、やってみなさい。」と言ってまた傷を作ってレオンの前に持ってきた。するとメイと同じように傷口に手を当てて目を閉じて集中し始めた。するとレオンの周りにも優しい光が溢れ出てきて、手を離すと傷口が無くなっていた。それを確認してネメアは

「さすが私とアンディの自慢の息子だわ!」と言いながら頭を優しく撫でたのだ。

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