21話 3年後
相変わらずハチャメチャな文章力ですがよろしくお願いします!
夢を見ていた。
きっとそうだ。
頭がぼーっとする。
今日は……4月2日か。
時間は……まだ5時半じゃん。
何か忘れてるような……
それにしてもよく寝た気がする。
こう感じる時はもう寝付けないんだよなぁ。
部屋が暗いな……とりあえず電気でも点けるか。
あぁ、まだ朝は寒いな。
かなたはベッドから起き上がる。
「うわっ!」
そしてすぐに転んだ。
ドクン……!
転んだ衝撃か全身が一瞬温まった。
「痛っ……何だよもう、何もないところで転ぶとか恥ずかしっ……」
かなたは一人でぶつぶつ言いながら電気のスイッチを押した。
が、電気は点かない。
「え、何でつかないんだ。ブレーカーでも落ちたのか」
「はぁ、しょうがない、カーテン開けるか……」
かなたはカーテンへ向かって歩いた。
「……!ぐへっ!」
またしても転び変な声が出た。
ポチャン……!
今度はどこからか水が滴り落ちる音がした。
「は……この家、雨漏りもしてるのかよ……」
かなたは起き上がるとカーテンに手をかけた。
ポチャン……ポチャン……
「ふぁぁあ、眠い……」
かなたはカーテンを思い切り開けた。
ジャー――!
カーテンが開くと太陽の光だろうか、眩しい光が一気に視界に入り、かなたは目を逸らした。
少しずつ目が慣れていき、窓の外を見てみると、そこには日の出とともにこちらへ向かってくる何かの姿が見えた。
かなたはそちらに目を凝らすと、なにか少し懐かしい気分になってきた。
「……、まさか」
ポチャン……!
「あ!雨漏りはどこだ!?」
後ろを振り返り部屋を見渡すが、どこにも雨漏りしている様子はない。
かなたは少しずつ思い出してきていた。
ポチャン!ポチャン!
「何で忘れてたんだ、あの日の約束……もう3年、本当に来たのか!!」
かなたの感情は一気に高鳴る。
それと同時に3年もの間眠っていた魂が目を覚ますのであった。
『びしゃぁぁんん!』
「水竜……!」
(ようかなた!3年ぶりだな!)
「ははっ!なんだか楽しくなってきた!」
いつの間にか、こちらに向かってきていた何かがだんだん近くなり、なんと!空からきていることが分かった。
「って、えええ!何で空から!?ちょ!こっち突っ込んでくるんだけど!」
パリーン!ガラスの割れる音と共に3年ぶりに感動の再開!とはならなかった!
かなたは思いきり尻もちをついた。
しかもガラスどころか壁全体が崩壊した。
「ぎゃああああ!家の壁がぁぁ!」
そして、目の前には3年前のあの日、また会いに来ると言ったかなめがいた。
「お久しぶりですかなた様!約束通り迎えに来ましたよ!」
少し背が伸び、前よりももっと可愛くなっていたかなめを見て、かなたは何故か動揺を隠せない。
家の一部が壊れてことなんてもうどうでもよくなっていた。
その一言でかなたは顔を赤くした。
「う、え、あ、お久しぶりです……」
かなたは緊張していた。
「もしかしてかなた様緊張してます?」
「い、いや……久しぶりすぎて、なんというか」
「あ!もしかしてかなた様!約束忘れてました!?」
「……忘れてない!」
完全に忘れていたくせに、胸を張って忘れていない宣言をするのであった。
「ならよかったです!」
かなめは昔と変わらずニコッと笑うのであった。
すっかり日が昇り、雲一つない晴天だ。
「早速ですがかなた様、3年たったので中学校を卒業しましたよね?」
「え、あーそれなんだけど、実は……」
かなたはかなめに、この3年間にあった事をとても短く簡潔に教えた。
というか何も覚えてなかった。
「え――!3年間の記憶がない!?」
「記憶がない、というか、覚えてない、というか……」
「な、ななんでそんなことに……」
「俺も全然分かんないんだけど、今日朝起きて、良く寝たなぁと思ってカーテン開けたら何故か3年前の記憶だけ急に思い出したんだよね」
「ほほう、それは不思議な話じゃのぅ」
突然背後から声がしたと思ったら、校長だった。
「うわっ!びっくりした!いつから居たの校長……」
「ほっほっ、最初からいたぞ、ワシのことは覚えてくれていたのか、うれしいのぅ」
「さっき思い出したばっかりだけど……」
「校長先生にはワープする時不安だったのでついてきてもらいました」
「あれ、そういえば師匠とか龍輝、桜とかはどうしてるんだ?」
「それが……私たちもこの3年で色々ありまして」
かなめは少し寂し気な表情になってしまった。
もしかしたら余計なことを聞いてしまったのかもしれない、かなたは少し申し訳なさそうに言った。
「もしよかったら何か手伝おうか……?」
かなたがそう言うとかなめは待ってました!と言わんばかりに明るい表情になり言った。
「ホントですか!じゃ、じゃあ!大星に来て一緒に暮らしてください!」
そう来たか、と言わんばかりにかなたが聞き返す。
「えっと、それは、師匠とかの手伝いをするために……?と?」
かなめは一瞬ハッとし、少し顔を赤らめた。
「や、やっぱり今の聞かなかったことにしてください……」
かなめが少し小さくなったように思えた。
シュンとしているかなめを見てかなたが言った。
「いいよ、大星行っても」
『え、』
まさかの返事に人の家なのに勝手にうろうろして家具をいじりまくっていた校長も驚いていた。
「かなた様、今なんて?」
「ん?大星ついて行ってもいいよ」
「ほほ、ホントですか!?」
「うん」
「でも、いろいろ迷惑とか……」
「かなめが誘ってきたのに……、よーし!行くとなったからにはぱっぱといこーう!」
かなたはニコッと笑った。
(久しぶりに楽しくなってきたな!)
水竜が喜んでいるのがかなたにも伝わってきていた。
かなめは驚きながらも嬉しそうにしていた。
「嬉しいですかなた様!で、でも一度大星に行ったらしばらく帰ってこれないですが大丈夫ですか……?」
「おっと、そうなのか……じゃあ一時間くらい待っててくれないか?」
「はい!分かりました!その間にワープの準備しときますね!」
そう言うとかなたは走って何処かへ行ってしまった。
かなめは不思議そうに校長に聞いた。
「かなた様、どこに行ったのでしょう?それに3年間の記憶がないのも少し心配です……」
「ふむ、記憶に関してはワシも心配じゃが、ヤツなら大丈夫じゃろう、なぜだか理由は分からぬがのぅ」
「そうですね!かなた様なら大丈夫ですよね!私もついてますし!」
「ほっほっほっ、かなめは戦えないじゃろ」
そう言われるとかなめはムスっとしてしまった。
大体一時間くらいたった頃、かなたが戻ってきた。
「おまたせ!」
「お帰りなさい、いったいどこへ行ってたんですか?」
かなめが問いかけた。
「ん?友達にしばらく出かけてくるって言ってきた!」
なんともまあ、普通のことだった。
「そうだったんですね!こっちは準備できたのでいつでも行けますよ」
かなめはルンルンだ。
「よーし!それじゃあ大星に出発だー!」
そう言うと、どこから現れたのか、目の前にとてもデカいワープゲートが現れた。
こうして流れに身を任せ大星へ行くことになったかなた、家の壁は破壊したままだが大丈夫なのだろうか。
分からないことばかりの新たな生活が始まるのだった。
これから始まるんだ、俺の理想の生活が……!
お久しぶりです!
約二か月ぶりにもかかわらず読んでくれた皆さん、本当にありがとうございます!
そして今回から読み始めてくれて皆さんよろしくお願いします!
初めにも言った通りメチャクチャな文章かも知れませんが出来るだけ頑張りますのでゆるーくお願いします!
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喜びます!




