プロローグ
*ただの趣味です。
*文章力が皆無です。
いつどこで何が起こるかなんて誰にも分らない。
俺は今、とても迷っていた。
小学校卒業まであと一ヶ月ちょっとだったある日、いつもの帰り道に普段はない路地裏への道ができていた。
「こんな道、あったっけかな」
別に行きたいとは思わなかった、通り過ぎようとした時だった。
――誰か、助けて
俺にはそう聞こえた。
空耳だったのかもしれない、でももし本当に誰かが助けを呼んでいるなら。
そう思った瞬間、俺は路地裏へ駈け込んでいた。
路地裏へ入ってしばらく走った。
ずっとまっすぐだった。
だが全く人がいる気配もしないし、この道が終わる気もしなかった。
やっぱり空耳だったのこも知れない。そう思った。俺は引き返そうとして立ち止まり後ろを振り返った。
だがそこに道はなかった。
「おい、嘘だろ……」
俺は怖くなって必死に走り続けた。
しばらく走ると丁字路が見えた。
右か、左か、俺の感は右といった。
俺は勢いがついたまま右に曲がった。
そこには怪我をした少女が倒れていた。
「マジか……!だいじょ、ぶあ!」
曲がった先は壁だった、そのまま少女と一緒に倒れた。
そして俺は夢に堕ちた。
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