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お部屋改装


「屋敷の改装がしたいの。一日で」


「どうして改装したいのですか」


「話す必要ある?」


「改装後が想像と違ったらガッカリでしょう。必要です」


「別になんだっていいのよ。いままでの見た目に飽きただけ」


「しかし屋敷全体となると一日では難しいかと。一週間待てますかね」


「一日じゃないとダメ!」


「おっと」


「失礼しました、一日はきっちり守って欲しい」


「では魔法工事中、お暇でしょう。旅行をプレゼントしますのでどうぞお好きな場所へ」


「ええ、そうさせてもらうわ」



 彼女は屋敷へ戻らなかった。


 代わりに内務省が訪ねて来た。



「どうぞ、お調べください」



 私は手つかずのままの屋敷の中を案内した。



「魔法工事の弊害で無茶な行使をすると時空が断裂するのです。それを狙ったのかと」


「ご協力感謝します。彼女は大量の国費を横領していました。屋敷のどこかにその証拠があるはずです」


「いえいえ」



 彼女につけた位置特定の魔法を、私は発動させて彼らに見せた。



「彼女の悩みを解決するため、ですから」

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