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◇ ② 通貨の価値 ◇

日常的に使う貨幣の価値。


◆棄銭貨 重さ10価値10 青銅


 傷んだり欠けたり溶けたりしている銅貨。貨幣としての市場価値はなく、金属片扱いされている。

駄賃貨とも呼ばれていて地方の農村などではやり取りされている。


◆半銅貨 重さ10価値50 青銅合金


 銅主体の貨幣。加工しやすい反面傷みやすい。

街の屋台や農村などでよく扱われる。

偽造されやすい貨幣だが価値に対して労力は見合わない。


◆銅貨  重さ15価値100 青銅合金


 市場で流通する貨幣の一つ。

屋台の食べ物屋などが商品の価格設定の基準にしていて、市場での利用率が高い貨幣。


◆大銅貨 重さ30価値500 青銅合金


 市場や農村などで幅広く使われている貨幣。銅の含有量に対して価値は高め。

偽造されやすいものの、大量の代替金属を用意する方が大変。


◆小銀貨 重さ10価値1000  銀


 市場に流通する貨幣。流通量は銅貨と同じく最も多い通貨で国によって刻印が異なるが銀の含有量は統一されている。


◆銀貨  重さ25価値5000  銀 


 市場に流通する貨幣の一つで都市の一般的な宿屋の料金の目安になっている。同じ銀の量と同等の価値がある。


◆大銀貨 重さ45価値10000 銀 


 市場で流通する貨幣の中でも価値の高い部類の貨幣。銀貨の倍の価値だが銀の量的には若干少ない。勲章や記念用に使われることもある。


◆小金貨 重さ10価値50000 金 


 市場に流通している貨幣の中でも価値の高い貨幣。上等な宿の一泊分の料金とされる。商人の取引や兵士の給金によく使われる。


◆金貨  重さ20価値100000 金 


 市場で流通する貨幣の中で最も価値の高い貨幣。金の量と価値が同等で貯蓄の際に目安にされることも。金級冒険者は一日に金貨一枚以上稼ぐから金級と呼ばれるとの都市伝説もある。


◆大金貨 重さ50価値500000 金 


 市場では流通していない貨幣。商人の取引や不動産関連などで用いられる。金の量に対して価値が高め。記念貨としても使われる。製造元に登録の型番や魔力によるコーティングが行われていて、偽造すると死罪とされる。


◆星金貨 重さ50価値1000000 金 


 高純度の金に祝福の施された金貨。聖金貨とも呼ばれていて、身につけるだけで魔除けの効果がある。貴族の婚姻時や祭典時に使われる。


◆竜皇貨 重さ100価値10000000 金


 純金とオリハルコンの高魔力圧縮された合金。外側はアダマンタイトとドラゴタイトの合金でコーティングされている。聖龍族の印が施されていて、竜皇貨を溶かすと価値と同等の金に変わるといわれている。 


◆古代金貨 重さ45価値250000 金


 古代遺跡で手に入る古びた貨幣。金貨と大きさは同じなのに倍以上の重さがある。


◆木賃札  重さ5価値 ? 木 


 コボルト族の交易で使われる借用手形。歯形と匂いで判別するためコボルト族の間でしか利用価値がないと言われている。


◆白銀貨 重さ25価値3000 白目岩 銀


 加工した白目岩に銀貨をはめ込んだもの。大きな賭博場などで大銀貨と交換して扱われるのが一般的。製造に技術が必要だが貨幣の価値自体は低い。


◆黒金貨 重さ25価値30000黒目岩 金


 加工した黒目岩に金貨をはめ込んだもの。高級な賭博場などで金貨と交換して利用される。金貨の価値としては低い。


◆鈍銀貨 重さ500価値5000 岩 銀 


 ヘカトン族の鍛冶職人達によって造られた銀貨。巨人の手に合う大きさで銀の含有量から価値は銀貨と同じくらいとされる。


◆鈍金貨 重さ500価値50000 岩 金


 ヘカトン族の鍛冶職人が造った金貨。金貨の価値としては小金貨程度のもの。

 金1㌘の相場が設定当時より上がり続けたので、単純な数値にする事で大体の価値観が分かってもらえればいいかなと思います。


 貨幣の呼び方は国ごとに細かく設定したい所ですが、単に読みづらいので金貨銀貨になりました。




 魔法のある世界で金を無尽蔵に造れそうな魔女の人や、人工鉱石を量産しそうな錬金術師がいますが、彼ら彼女らは、世界の価値観を崩壊させたくない側にいます、一応。

 

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