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70 【開拓VRβ版実況17】 魔法の使い方

※お使いのパソコン・情報端末は正常です。

 セリフに数字が入力されていますが、本作品の仕様です。


「霧の森の魔……霧の森の主さんの魔法は/1 どうやったんでしょう/46 」

「さてなぁ/6 」

 エプヴィルも首をひねる。


 木々が爆発でなぎ倒されたように一直線に根こそぎ倒れている。

 そんな状態をどうやったら作れるのか。


― 目印として/4 森/3 吹っ飛ばすって/2 /01 おかしいやろ/3

― 脅迫である/2

― こんだけ/6 力/3 見せつけとけば/2 /05 第二定都も/1 手出しできないでしょ/2 /7 ぶっとばされるよ/2

 視聴者の言う通り、色々な意図があったとは思われる。



 開拓VRゲーム。Walkers(ウォーカーズ) on(オン) the() Frontier(フロンティア)。略称WotF。

 舞台は十九世紀前後の科学技術を持ち、魔法が発達している世界の新大陸。

 開拓者、狩猟者、学者、貴族、四つの開拓民が協力して未開の地を開拓し、拠点となる街を開き、魔物を退ける。


 現在バランス確認という名目で大規模βテスト実施中だ。

 不具合や説明不足をチェックするためにベータテスターには実況を推奨している。


 始まりの街、第一定都から南の岬を回ってたどり着く西の大河のほとり、第二定都の砲撃で不信感を募らせていた霧の森の住人と開拓地の交渉に成功した。

 その際、霧の森の主が開拓地との境界の目印として、森の木々を魔法でなぎ倒してみせたのだ。




 船に帰ると、話を聞いたニスミハが分析してくれた。

「おそらく/6 理屈は/1 /7 畑を/3 耕す/2 時の/05 魔法と/03 同じですわ。/2

 ですが/7 規模が/1 段違いです/2 」

 現在、西の大河の岸辺でキャンプをしている。


「畑を/3 耕す/2 魔法って/03 使ったことないんですけど……/2 」

「魔素と/3 物質の/3 化合が/2 /01 重要になる/6 魔法ですわ。/01 変形魔法の一種ですわね。/3

 開拓者は/1 ジョブ特性で/4 取得しています/2 が/7 狩猟者や/1 貴族は/1 生産系の特性を/3 とっていない/2 と/05 難しいですわね/3 」


 生産系魔法であり、材料に魔力を浸透させて材料と化合させ、思い通りに変形させる。

 要するに開拓者たちが壁を作った魔法だ。


― エンジは/1 生産系/3 とってたっけ/2 ?/6

― ランダムしてるんで/4 分からん/2

― 魔法使い特化だとは思うけど/3

― やった事ないね/2



 ヘルプキャラクター、黒猫人形のハロウさんを呼びだして聞いてみる。

『変形魔法は/1 /7 魔力を/3 物体に/5 化合/2 もしくは/7 分子間に/5 魔力を/3 介在させ/2 操作することによって/2 /04 物体の形状を/3 変化させる/2 魔法です/03

 変形魔法は/1 魔力の質に/4 強く依存します/2 』


― エンジ/1 得意じゃない/2 ?/6 水や/3 風/3 操るし/2

― これ/1 上手く使ったら/2 /05 化学反応/3 起こせるのでは……/2



 エンジは早速地面に魔力を流して、染み渡ったと思われるところで動かす。

 近くの地面でやってみたが……風が吹きあがって土埃が舞い上がるだけで土が動く気配がない。

― 化合してない?/2

― 風は/3 動かせてるみたいなんだけど/2

― 風や/3 水は/3 動かせて/2 土は/3 動かせないって/2 /01 どういうことなの/6

― 重さかなぁ……?/3

― もーちょい/6 時間を/3 置くとか/2 ?/6

― 開拓者の人に/3 教えてもらったら/2 ?/6



「畑を/3 掘り返す/2 魔法ですか/01 ?/6

 こう、/6 魔石を/3 持って/2 /7 魔素を/3 地面に/5 しみこませるように/2 /7 すー……っと/6 動かして/2 /7 ……しみ込んだなー/2 って/03 なったら/2 /05 とぉあっです/2 」

 マルシールアに聞いてみたところそんな答えが返ってきた。


― とぉあって……/6

― 説明苦手か/3

― 土に/5 魔素を/3 溜めればいいの/2 ?/6



 休憩しているセージドに手伝ってもらうことにした。

 大体この辺、と手に持っていたステッキで軽く線を引いて範囲を決め、土の中に魔力を流すエンジ。

「ん~、/6 変形魔法って/1 意外と魔力/3 食いますよ/2 /7 魔力密度が/1 足りないんじゃないですか?/2 」

 と適当に魔法で土をひっくり返してみるセージド。


 ぼふっ


 と、音がして地面の表層が大きくひっくり返った。

「え、/6 なにこれ/6 超楽しい/6 」

 面白がってセージドとあちこち掘り返していたところ、まだ畑じゃねぇと怒られた。

「畑にしちゃうと/5 足下が/1 柔らかすぎて/3 /04 危ないですからね~、/3 でも/7 木も/3 引っこ抜けるんじゃないですか/2 ?/6 」


 マルシールアの提案で、近くにあった大きめの枯れ木の根元に魔力を流し、セージドが押し上げる。

 ボロボロの立枯れ木だったが、あっさりと根っこごと抜けて倒れた。


 ちなみに、調子に乗ってあちこちの木を倒そうとしたところ、ニスミハさんに遺跡の調査が終わってからにしてくださいませと怒られた。


「……結局/6 変形魔法のコツとかは……?/1 」

「……勘?/4 」

「やれば/5 できますから/2 何とも……/6 」

 どうも能力値によってできることできないことが、かなりはっきり分かれているようだ……。



 入れ替わりの物資を乗せた船が到着したので、最初の船に乗っていた人たちは帰ることになった。

 ガナフドラ第一警備は人を交代して引き続きこの地域の警備を行うらしい。


 セージドがエプヴィルに食い下がっている。

「エンジさん/3 貸してくださいよ!/2

 木の大きさに合わせて/5 魔石/3 用意しないで済むの/2 /01 楽なんですよ!/3 」

「だめだ/6 量産できないものを/3 平時から/5 運用に/5 組み込むと/2 /05 後々/5 困る/2 」


― 言ってることは/1 ド正論なんだけど/3 /7 量産型エンジは/1 ちょっと面白かった/3

「量産型……/1 」


「それじゃあ/6 わしらも/1 帰るわな/2 」

「ガナフドラが/1 来てんなら/2 /05 大丈夫だろ/3 」

「追加料金で/4 護衛を/3 請け負う/2 けど/7 いらないっすか/2 ?/6 」

 一方、後から来た三人は一緒に来た開拓者と交渉していた。

「平気だっつーの/2 」

「オージハッドの兄ちゃんが/1 開拓者の戦い方を/3 教えてくれたからな/2 」

「おめーらこそ/1 帰り道/5 気を付けろよ/2 」


― そっか/6 オージハッドさんは/1 イオナさんのところに/3 行く/2 ときに/05 同行してたんだったね/2

― 開拓者の即席土嚢/3 見てたんだったか/2


「エンジさん/1 私は/1 ここで/5 しばらく/6 開拓の手伝いをしたいです/2 」

「そうなんですね/6 オージハッドさんも/1 気を付けて/2 」


 そんなエンジは後ろから声をかけられた。

「大丈夫ですよ/6 これから/5 追加の船も/1 派遣されますし。/2 /7 いざとなったら/5 全員/3 船に/5 乗せて/2 退散しますから/2 」

「イドレードさんも/1 残るんですか/2 ?/6 」

「僕は/1 もともと/6 前線担当なんです/3 」


 残る人、帰る人様々で賑やかな開拓の最前線だった。

 だけどこのままだと退屈な実況になるし……船の上でどう時間をつぶそうか……などと考えていたエンジだったが。




「エンジ様!/1 先ほども/5 見せていただきました/2 が、/7 どのように/46 魔法を/3 使っているのか、/2 /03 興味があります/2 」

 船上でニスミハに捕まった。


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