60 【開拓VRβ版実況16】 拠点
※お使いのパソコン・情報端末は正常です。
セリフに数字が入力されていますが、本作品の仕様です。
開拓VRゲーム。Walkers on the Frontier。略称WotF。
舞台は十九世紀前後の科学技術を持ち、魔法が発達している世界の新大陸。
開拓者、狩猟者、学者、貴族、四つの開拓民が協力して未開の地を開拓し、拠点となる街を開き、魔物を退ける。
現在バランス確認という名目で大規模βテスト実施中だ。
不具合や説明不足をチェックするために運営がベータテスターに実況を推奨している。
西の農園に招かれていたエンジだが、思いがけず知り合いに遭遇した。
ゲーム内時間で数日をかけて前人未到の秘境から戻ってきたエプヴィルたちだった。
「はい!/6 霧の森のNPCが/1 何らかの条件で/4 気を変えて/2 話しかけてくる/2 可能性も/01 ないわけじゃないわ。/2
行く人は/1 今のうちに/5 ゆっくり休んでちょうだい/2 」
この屋敷の主であるイオナが号令をかける。
エプヴィル達、ガナフドラ一行の中の人が休息を十分にとるまで事態は進まないだろう。
「僕/1 お邪魔じゃないですか?/3 ログアウトしたほうがいいですか/2 ?/6 」
開拓の前線にほぼノータッチのエンジでは邪魔になりそうだったので帰ろうとしたが、イドレードに止められた。
「ここで/5 ログアウトすると/2 /05 ここが/1 拠点に/3 なっちゃいますよ/2 」
拠点、それはWotFの宿泊地であり、ログイン、ログアウト場所であり、自分の運命共同体でもある。
拠点が破壊された上で自分も倒されると、キャラロストしてしまうのだ。
「うちは/1 拠点にしてもらっても/2 /05 かまわないけど/2 」
屋敷の主であるイオナは問題ないと言ってくれたが、第一定都の家が拠点でなくなるのはエンジが困る気がする。
― めんどくせ!/6 自分で/4 拠点/3 選択させろよ!/2
― ゲーム性が/1 下がるんでないの?/2
視聴者の言う通り、自分で拠点を選択できるようにしてほしい。
しかし、危険を冒して前線に行くか、安全をとって大きな町を拠点にするか、というゲームバランスにも関わってくるのだと思われる。
「ログイン状態を/3 維持してもらえれば/2 /05 僕らが/1 体を/3 運ぶこともできますよ/2 」
イドレードは説明する。
ただし、ログイン状態でVR機器を外すのは、空っぽの体を置いていくことになるので非常に無防備だという。
性質の悪いプレイヤーに見つかれば魔物の出る未測量エリアに置き去りにされたりといったトラブルは想像に難くない。
WotFはプレイヤーキルは原則不可能だが、手段を問わなければ迷惑行為はいくらでもできるものだ。
「そんなわけで、/7 よっぽどのことがない限り/5 おすすめしませんが/2 」
と、イドレードは付け加えた。
「どたばたしちゃって/6 ごめんなさいね。/6 そもそも/6 エンジ達に/5 農園を/3 見てもらいたくて招待したのよ。/2
案内してもいいかしら?/2 」
なんだか逆にイオナに気を使われたようだ。
広い屋敷には離れもある。
案内されたここは工房らしい。
「学者さんも/1 多いんですね/3 」
「品種改良とか/3 育て方の研究/3 やってくれるよー/2 」
「ドーエクが/1 色々/6 渡して来るのよねぇ/2 」
いくつかの小さな植木鉢があった。別々の種類のものが植わっているようだ。
― 何だろ?/6 かぼちゃ?/3
イオナ、フーガス、パムーリンズが中心になって説明してくれる。
「工業化の基盤も/3 持っておきたいのだけれどね。/2 /7 会社の職種によって/4 必要経験値みたいなのが/1 違ってくるみたいなのよね/3 」
「自動でやると/5 失敗が/1 めっちゃ多いんだ。/3 /7 リアルで旋盤とかできる人/3 連れてこないと/2 」
「畑違いの大量生産になるとねー/5 技術的なスキルとかノウハウを/3 いっこずつ/6 解放してかないと/2 だめっぽくて/6 /7 それに/5 えらい手順が/1 必要っぽくて/2 めんどいんだよねー/6 」
木工とかならある程度できるけど、それ以上はむずいよねー、と、開拓者が揃って同意していた。
「いい感じに/6 協力してくれる/2 鉄工業の会社が/01 居ればいいんだけどなー/2 」
イオナが思案顔をしている。
「誰でも使えて、/3 汎用性があって、/3 /7 小さい魔石を/3 集めて/2 /04 安定した大きい/6 動力にできる、/3 というと/05 今のところ/5 蒸気機関を/3 経由するのよねぇ/2 」
― 魔法なら/5 風力や/4 水力でも/4 いいんじゃないって/6 /03 思ってたけど/2 /7 部品とか出力の関係が/1 あるのか/2
― 工業化って/1 大変ね/3
工房を見て回っている間、エンジは気になるものを見つけた。
「あれ?/6 こっちは/1 日本のかまどですか/3 ?/6 」
― へっついにしては/5 シュッてしてない?/3 近代風/3 ?/6
「ノッチー旦那/1 、/7 それ/1 洗濯釜だよ/3 」
フーガスのコメントにエンジは思わず周囲を見渡す。
― こっち/3 見んな/2
― エンジが/1 カルチャーショック受けたのは/2 /01 よく分かったけど/2
― 鳩が豆鉄砲を食ったような顔しとる/6
― そういえば/6 横に/5 ローラーみたいな脱水機あるな……/3
― プレイヤーは/1 洗濯/3 要らんよね……/2 ?/6
― ログインや着替え直しすれば/5 元通りだね/2
― NPC用か……?/4
― 第一定都にも/5 ゴミ問題/1 あったもんな……/2
― 湯沸かし釜っていって/1 実在するよ/2 /7 硬水は/1 一回/5 沸騰させないと/2 /05 石鹸/1 泡立たないの/2
― 硬水の種類に寄るけど/4
― 炭酸水素カルシウムとかが/1 溶けている/2 場合は/05 煮ると/5 炭酸カルシウムとかに/3 変化して/2 水に溶けなくなり/2 /7 ミネラル成分を/3 取り除くことができる/2
― 洗濯釜は/1 煮沸消毒にも/3 使える/2
― え?/6 何が/1 何に/3 変化するって?/2
― 炭酸”水素”カルシウム/1 →炭酸カルシウム/3
― ポットのライムスケールだね/3
― ノチリスノイラの旦那だから/4 ノッチー旦那なのか/3 一瞬/6 分かんなかった/2
工房にはいろいろある。
「エンジの旦那/1 お酒/3 飲める?/2 」
「飲めますけど……/2 ビール工房ですか……/3 」
「パムーリンズ/1 せめて/6 形になってから/05 みてもらいましょう……/2 」
― 手順/3 踏んだら/2 /05 発酵食品も/3 できたりするの/2 このゲーム/5 ?/6
― 昔、/5 Cultural Wild LifeというVR生産ゲームが/1 あってな……。/2
― 手料理できるぞ/2
「非常食に/4 おいしくて/3 栄養あるもの/3 作りたいねって/2 /04 色々/3 作ってんだけど/2 /7 難しいね~/2 」
― 非常食か~/3
― あー/6 それで……/3
― ビール/1 非常食?/3
― カロリーも/1 あるけど/2 /7 ビタミンやミネラルも/1 意外に多い/3
― 江戸時代の甘酒みたいなもん/3
― それで/7 西洋の昔の人/1 しょっちゅう/6 飲んでんのか/2
― その理屈で/4 飲みまくる人/2 /01 いるけど/2 /7 厳密には/6 ビール酵母の栄養素なので/4 濾過されたりしてると/5 栄養素/1 なくなってたりする/3
― 非常食かー……/3
「非常食というと……/3 シリアルとか……/1 」
「うーん、/6 おいしくするの/1 大変なんだよね/3 」
― そーいや/6 シリアル/1 できたのも/2 十九世紀なのか/05
― シリアルはなぁ……/1 健康志向の時は/5 馬の餌とか/3 言われ/2 /7 おいしさを追求すると/5 体に悪いレベルの砂糖塊と/3 目の敵にされ……/2
― 大変そうね/3
2019.12.26 一部表現追加、変更、誤字修正、サブタイトルの数字間違い修正




