42 【開拓VRβ版実況10】 第一次討伐作戦終了
※お使いのパソコン・情報端末は正常です。
セリフに数字が入力されていますが、本作品の仕様です。
大型の水路の魔物が吠えながら河口に進みはじめる。
網を抑える狩猟者たちに動揺が走った。
「やばい!/6 やっぱ/6 体力が/1 一定割合を/3 切って/2 /05 激化状態だ!/3 」
「巻き込まれるなよ!/2 」
「待って待って!/2 網が/1 絡んでる/2 」
現在、街を流れる川に住み付いた巨大な魔物の討伐作戦中だ。
初見の敵という事もあって魔物の行動パターンが読み切れず、狩猟者たちはその困惑とも戦っている。
その混乱の一端は変な所で魔法を使ったエンジにあるのかもしれないが今となっては分からないことだ。
― エンジ/1 今の/3 もっかい/5
― ここで/5 逃がしたら/5 エンジのせいだぞ/3
― 魔石じゃ/4 削れないって/2 /03 言ってたし、/2 エンジが/1 魔法/3 撃つしかない/2 んじゃない?/6
視聴者のプレッシャーに負けないようにもう一回魔力を練り直す。
魔物の動きが更に激化した。
狩猟者たちの言うように残り体力の減少によって行動が変化するようだ。
ボス級の魔物と見ていい。
ワニの様な尻尾が水面を叩き、空を、水中を薙ぎ払う。
「だめです/2 /7 水中に/5 作った/2 火球が/01 高温になるより/3 先に/05 尻尾に/4 潰されます/2 」
― 厄介な動きしやるね/2
― そのまま/5 撃て/2
― 尻尾を/3 狙おう/2
魔物が再び下流に突進を始め、網の一部が千切れはじめる。
網を押さえていた狩猟者二人が引きずられて川に転落した。
大波がうごめく川面に飛び込んで救助に向かった人物がいた。サリーリルカだった。
すごい速さで荒れ狂う魔物のしっぽをすり抜け、最短経路で近づき、転落した狩猟者達を攻撃の届かない水面に引き上げることには成功した。
しかし人魚といえど、魔物の暴走で荒れ狂う川から人二人を脱出させるのは難しいようだ。二人が沈まないように保つので精いっぱいだ。
二人を支えながら、上流に移動しようとしているが、流れに引きずり込まれかけて徐々に魔物の側に流されている。
エンジは魔物に当てようと集めていた魔力を水流の制御に回す。
「イドレードさん!/1 サリーリルカさんを!/3 」
川を脱出するような水流で放り上げられれば狩猟者の二人はともかく、貴族のサリーリルカは確実に地面に叩き付けられる。
イドレードが反応したのを見て、エンジは水面の三人を水流に乗せて放り上げた。
狩猟者の一人はうまいこと受け身を取り、もう一人は余裕の三点着地。サリーリルカはイドレードが見事にお姫様キャッチした。
お姫様抱っこされてスカートから魚のしっぽが見えているサリーリルカはまさに人魚姫だ。
― 水流?/4
― 仲間に魔法自体は/1 当たらない/2 けど/7 発生した事象の影響は/3 受けるんだっけ/2 ?/6
― 救急救命では/5 身体接触は/2 セーフなんだな/3 /7 水から/5 引き揚げたり/2 抱きとめたり/2
― 例外処理が/1 ねーと/2 /05 馬とか/3 乗れないだろ/2
― PC→NPCの制限は/1 緩そう/3
― セーフとアウトの境目が/3 気になる/2
― 移動/3 予測した/2 とき/05 コンマ数秒以内に/5 ダメージが/1 確定してる/2 とき/05 とか?/6
― 自動運転技術で/5 流行ったやつね/2
― それよか/6 どっから/5 魔物なのかが/1 気になってきた……/2 /7 サリーリルカちゃん/1 変身してるよな/2 ?/6
― どうなんだろね?/6
― でっけぇ/6 ミーレ君とかも/1 いるしなぁ/2
― この世界/5 普通の生き物も/1 体の構成に/5 魔力/3 使ってるみたいだし/2
― 人魚が/1 魔物で/3 /7 サリーリルカちゃんは/1 混血では?/3
― この世界の魔物観が/1 分からん/2
視線を川に戻すと、大波で魔物の姿が見えない。
「エプヴィルさん!/1 魔物は!?/1 」
「だめだ/6 逃がした/2 」
エプヴィルが力なくつぶやく。
魔物の影は無く。
垂れ下がった網に開いた大穴と川面を揺らす波の大きさが、そこにいた存在の巨大さを物語っていた。
ガナフドラ第一警備会社では参加したプレイヤーたちが集まっていた。
「複数会社から/5 共同出資で/4 成果も/3 出せた/2 から/04 赤字は/1 出ていない/3 が……/7 皆/1 申し訳なかったな/3 」
― 責任者って/1 大変だな/3
「残り三割/3 切ってたんですよね~/2
でも/7 倒しきれなかったと思う/2 」
討伐戦に参加していた狩猟者プレイヤーが悔しそうに言う。
全員お風呂上がりで着替えも終わってホコホコしている。
お風呂といっても服を外せないし、適温のお湯に石鹸や香料を溶いて流したような感じだが。きれいになっている……らしい。
その辺の表現は着替えと同じく年齢制限の都合もあって簡略だ。
― 川/1 汚れてたもんね/2
― 水質/1 回復するといいな/2
― 元をただせば/5 水質汚染が/1 今回の元凶だからな……/3
― 浴場/1 ほしいなー、/2 /7 水着/3 着用でいいから/2
広い会議室だが、今は立食パーティー兼反省会の会場だ。中央に大きな会議机があるが、お皿で埋まっている。
そして、めいめいが好き勝手に喋っている。
― エンジ/1 それ/5 どんな/63 味するの/2 ?/6
「カスタード味の/9 生春巻きって/3 感じです/2 」
― 何それうまそう/6
― VRって/1 便利だな/3
― リアル飯も/3 ちゃんと食べてね/2
会場では色んな会話が飛び交っていた。
「上流に/3 追い込むべきだっただろう/2 か?/6 」
「魔物が/1 気絶して/2 流れてっちゃった/2 場合を/05 考えての/2 作戦でしたからね。/04
未知の魔物は/5 殴ってみるまで/5 硬さは/1 分かんないんで/2 /04 仕方なかったと思いますよ/2 」
「戦闘に参加した人、/1 強くなってると思う/2 ?/6
逃がしちゃったから/4 経験値みたいなのが/1 低くなったりするんかな/2 ?/6 」
「こういう時/5 パラメータが/1 表示されないと/2 /7 不便だな/2 」
「開拓者ギルドで/5 チェックできるようになったりしないかなー/2 」
「爆弾は/1 二つでは/5 足りませんでしたわね。/2
やはり/6 数は/1 力ですわ/3 」
「うむ、/6 次は/5 確実に撃破できる量/3 増産して/2 から/05 仕掛けよう/2 」
サリーリルカは周りからしきりに感謝されていた。
特にイグドナとエフジドルダ、川に転落して助けられた狩猟者プレイヤーだった。
「すまなかったな/6 エンジ殿。/1
完全に退治できなくて/2 」
「いえ、/6 追い払えたと/2 /03 考えるべきです/2 」
「それであれば/5 いいのだが/6 」
― 再登場フラグだよな/1
― ボスモーション/3 用意されてたもん/2
― なんなら/6 討伐でなく/2 撃退/4 イベント/03 だった/2 可能性まである/03
メタ読みすると。
おそらくあの魔物はまた来る。
しかし、そのタイミングがいつかは誰にもわからなかった。
エンジが自分の会社に戻ると、秘書のエオフォンファードさんが声をかけてきた。
「エンジ様、/1 調査していた/2 南の海岸に/05 河口が/1 見つかりました。/2 見たことも無い巨大な大河です/3 」




