41 【開拓VRβ版実況10】 討伐作戦
※お使いのパソコン・情報端末は正常です。
セリフに数字が入力されていますが、本作品の仕様です。
「エプヴィル様!/1
このままでは/5 橋か/1 網か/1 人が/1 もちませんわ!/2 」
ニスミハが叫ぶ。
開拓VRゲーム。Walkers on the Frontier。略称WotF。
街の川に住み付いた魔物が船を襲い始めたため、対してガナフドラ第一警備会社が仕掛けた討伐作戦。
網に追い込んで引き上げて倒そうという作戦が立てられた。
しかし魔物は思った以上に手強く、引き上げられる前に網の中でもがき続けているようだ。
― あかーん/6
― このままでも/5 やばいし/6 /7 海に/3 逃げられても/2 /05 やばそう/6
エンジはおたおたするしかなかったが、視聴者コメントも慌てている。
魔物の上顎が水面に突き上げられた。
「網が/1 破れ始めてる!/2 」
橋の上の狩猟者の声にエンジの視聴者が反応する。
― 網って/1 壊れんの/2 !?/6
― もしかして/7 橋とか町も/1 壊れる/2 ?/6
― そら/7 壊れるだろうよ、/2 拠点が/1 襲撃されると/2 /05 ダメージが/1 蓄積するって/2 /03 言ってたじゃん/2
― 服の着替えの演算は/1 ケチる/2 癖に/06 /7 細かい演算は/3 付けやがって/2
― VRゲーム中の服が/1 ワンタッチ/4 着せ替え/2 /01 多いのは/3 /7 全身鎧とか/3 一人で/4 着るの/2 /01 めんどいからだお/3 /04
― あと/7 プレイヤーの年齢・性別が/1 自己申告なのに/2 /05 全裸を/3 表示するわけにいかないから。/2
エンジ達も、全員橋のたもとに到着していたが、ほとんどが非戦闘員なので手を出しあぐねている。
「撃って!/2
攻撃を/3 躊躇して/2 /04 網が/3 破られては/2 /01 本末転倒だ!/3 」
狩猟者のイドレードが川の中に魔石を放り込んだ。
川面に中規模の爆発が起こる。
― 魔石は/1 投げつけるもの/2 ?/6
― 魔導手袋の爆発系の術式は/1 三秒後に/5 爆発するように/2 /03 セットされてるよ/2
― 大抵/6 最初は/5 使い方/3 聞かずに/2 自爆する/2 /7 死に戻りした拠点で/5 言われても/2 おせーんだよ/2 ハロウさん/1
― wwwwwww/6
― 死に/4 覚え/2 ゲー要素/03
― 自爆くんさん/1 エンジ/3 手伝ってやればいいやないの/2
― 今/5 外で/5 移動中/5 VR機/1 ない/2
「硬った……!/3 」
「ニスミハさん!/1 さっきの爆弾/1 もうないんですか/2 !?/6 ほとんど/6 ダメージ/1 入ってない!/2 」
狩猟者のプレイヤーたちが魔物の体力を見て騒ぎ始めた。
― 狩猟者だと/1 残り体力/3 見えるんだっけ/2
― やべえな/3 この魔物/1
― 今/5 使った/2 サイズの/09 魔石の/1 爆発なら/2 /05 数十匹の魔物が/3 吹っ飛ばせる/2 レベル/06
多くの狩猟者は網を押さえるので精いっぱい。 一方で橋の軋みは続く。
― エンジ/1 魔法で/4 援護できない/2 ?/6
― 何か/6 エンジのポンコツっぷりだと/4 何か/3 やらかしそうで/2
― 自爆するとか/2 /7 風で/4 爆弾を/3 吹き飛ばすとか/2 /7 氷で/4 網を破るとか/2 /7 網を押さえてる人を/3 感電させるとか/2
否定しきれないエンジだ。
― どーすんだよ/6
「やむをえん!/2 河港のドックを/3 開けろ!/2 」
網の様子を見て、エプヴィルが号令をかけ、イドレードが反対する。
「エプヴィルさん!/1 ドックが/1 閉じていれば/2 /05 倒せるかもしれない!/2 」
「だめだ/6 網を/3 突破して/2 ドックを/3 破壊されたら/2 /05 河の定期便が/1 動かせなくなる/2 」
「……分かりました/6 」
エンジは魔力を練りながら観察した所、心持ち爆発が多いようだ。
― 爆発/1 多いな/3
― さすが/6 武器商人/1
― 爆発……/3 できる/2 ?/6 エンジ/1
「やった事ないです/2 」
― 炎系の強いやつって事で/3 いいんでないの?/6
― この世界の魔法は/1 魔力を/3 操って/2 /04 現象を/3 再現する/2 って事でいいんだよね?/6
― 爆発って/1 物理的に/5 どんな現象だ?/6
― 何かが/1 すっごい勢いで/6 飛び散る/2
― 飛び散る勢いが/1 音速を越えると/5 衝撃波が/1 発生するお/2
― 単に/6 魔素を/3 高速で/5 広範囲に/5 散らすだけじゃ/2 /7 ただの『拡散』に/3 なるんじゃね/2 ?/6
― 魔素の拡散って/1 氷魔法だよね/3 ?/6
― 属性/1 真逆じゃねーか/3
― そういえば/6 冷凍魔法で/5 ミスって/2 食料が/1 爆発した/2 歴史/01 あったんだっけ/2
― もう/6 炎で/1 いいよ/3
― 水を/3 高温に/5 接触させれば/2 /05 勝手に/6 爆発するよ/2
― 水蒸気爆発/1
「じゃあ/6 それを狙ってみます/2 」
エンジは魔力を集中し始める。
ここから高温の火の玉を撃っても水面が破裂するだけだ。人的被害の方が大きい。
なら水中、できれば魔物より下。そこに水と接触しないように高温の魔力を形成する。
火球が水に触れないように周囲の水流をコントロールするのがかなり困難だ。
「あ/6 」
魔物が暴れたせいか、コントロールが未熟だったのか、高温の火球に何かが接触した感触がした。
ドン。と音がして水面から数センチ撥ね上がる魔物と大量の水しぶき。
「うわっ!/6 」
「何だ!?/6 激怒モード!?/1 」
「今/5 体力ゲージ/1 減らなかったか/2 ?!/6 」
狩猟者たちから困惑した声が上がる。
― え?/6 今の「あ」/1 何?/6 何か/1 あったの/2 ?/6 エンジ/1
「いえ/6 僕は/1 魔法に/3 失敗しただけです/2 」
現在、魔物はぷかーっと水面に浮かんでいる。
腹の側面の一部だけしか見えないがワニっぽい。
― もしかして/7 今の爆発、/5 エンジ/1 ?/6
「……どうなんでしょう?/6 」
魔物の異常行動に警戒していた狩猟者の人がざわつく。
「こいつ/1 ピヨってね/2 ?/6 」
― 早く教えてやれよ!/2 狩猟者の人たち/1 戸惑ってんじゃん!/2
「え?/6 」
その時、魔物が再び動き始めた。