24 【開拓VRβ版実況6】問題続出
※お使いのパソコン・情報端末は正常です。
セリフに数字が入力されていますが、本作品の仕様です。
「夜遅くなっちゃいましたね/5」
エンジは開拓者ギルドの戸口に立って呟く。ギルド内では開拓者たちの残念会が続いている。
― エンジ、/1 もしかして/6 一人で/4 帰る/2 気/03 ?/6
― 絶対/6 途中で/5 追い剥ぎとかに/3 遭うわ/2
― 狩猟者の人に/5 護衛/3 頼もう/2 ?/6
― いいじゃん、/6 どうせ/6 やられても/5 キャラロストは/1 しないんだから/2 /04
― そもそも/6 真っ暗で/4 何も/3 見えないんだが/2
― こけたダメージで/4 帰還魔法/1 発動/2 /7 お家に/3 転移/2 までありそう/8
心配してるんだかしてないんだか分らない視聴者コメントが流れてくる。
開拓VRゲーム。Walkers on the Frontier。略称WotF。
現在、不具合や説明不足をチェックするためにベータテスターに実況を推奨している。
「ちょっと/6 魔力感知が/1 強化されてた/2 ので/04 夜道も/3 歩けるかなと/2 」
力を抜いて魔力感知を発動させると、薄暗い街の風景が広がる。
小さな灯りが夜の霧に拡散して、朧げに照らしているような感覚だ。約周囲五~十メートルぐらいの範囲を薄暗く視認できる。
― おお/6
― おー/6 便利/3
― これで/4 地面とか壁が/3 見れるのは/2 何でなん?/6 魔力の光の/1 照り返し/2 ?/6
― 地表に/5 居る/2 微生物の/09 魔力とか/1 ?/6
― 地面と/3 化合してる/2 魔力を/03 とらえてる/2 んじゃね?/6
― 空中に/5 漂う/2 魔素と/03 相まって/2 /7 霧の街って/1 感じだ/8
ステッキで探りながら、そろっと外に出てみる。
足元も危なげのない、普通の地面だ。
歩きながら視聴者と相談してみる。それには映像に映らなかったであろう情報があったからだ。
「悩みますね。/2 どこに/5 どう/6 投資するのか/2 」
― なるようになるべ/6
― 開拓村/3 増やせば/2 /05 平和に/9 暮らせるんじゃないかな/2
― どの程度まで/6 開拓村を/1 強化したら/2 /05 引っ越せるんだろうな/2 ?/6
― 会社の/1 投資してる/2 測量を/03 減らして/2 /05 警備任務に/3 振る/2
足下/3 おろそかにして/2 /05 測量済み地点を/3 増やしても/2 /01 仕方ない/3
「確かに/6 開拓地への/5 投資は/1 必要なんですが/2 、/7 少し/9 気になる事が/1 ありまして/2。
さっき、/5 魔力感知が/1 強化されましたよね/2 」
― したね。/2 魔法を/3 使った/2 時/05
― 某少年漫画みたいに/3 なってたらしいね/2 /7 範囲感知/3 というか/8 /7 気配感知/3 というか/8
「近くに/5 大きな川が/1 流れてましたよね/2 」
― 街の真ん中にある/5 用水路の汚水が/1 流れ込んでた/2 やつか/03
― 流量があるせいか/4 ヘドロ/1 ってほどでは/8 ないけど/2 /7 沼色/3 してたね/2
「その時/5 一瞬だったんですけど/5 、/7 川の底に/5 かなり巨大な生物が/1 いる/2 っぽいのを/03 見つけちゃいまして/2 」
― うえっ?/6
― うへぇ/6
― 水中のでかいの/5 ぞわぞわってする/2 性質だから/04 橋/3 渡ってる/2 時に/05 そんなのに/1 出られたら/2 /05 ショック死する/2 かもしれん/8
― いやだー!/6 早く退治してー!!/2 /7 俺が/1 ゲーム/3 はじめる/2 前には/05 でかいの全部/3 退治されててほしい/2
― 水中恐怖症と/1 巨大恐怖症が/1 やられたか/2 ……何故か/6 絶妙に/9 マイナーな/9 恐怖症から/1 やられていく/2
― 迷い込んだ/2 クジラ/01 とか/7 ただの流木の/01 可能性もあるし/3 (フラグ/6
― 十中八九/6 魔物だよな/1
― 巨大スライムとか?/1
― 魔物は/1 巨大化して/2 /7 街を/3 襲うんだっけ/2 ?/6
― もしかして/6 街の河に/5 魔物が/1 入り込んで/2 /7 汚水のスライム/3 食って/2 /7 大きくなってんの/2 ?/6
「その可能性が/1 ある/2 ので/04 できるだけ早く/5 手を打てればと/2 」
― サリーリルカちゃんの/9 悲願でもあるしな/1
― 新しい街建てて、この街捨てればいいじゃん/6
― サリーリルカ/1 誰?/6
― 学校に/5 居た/2 /7 汚水を/3 心配してる/2 人魚の/9 娘!!/01
― ヒロイン候補に/3 この仕打ちである/6
― ヒロインは/1 ギルドのミルウェちゃんと/3 ちゃうんか/2
― エンジ/1 どっちがいい?/6
「この街を拠点にしている人も/01 多いと/3 思います/2 から/04 引っ越しして/2 見捨てる/2 というのは/01 ちょっと……/3 」
― だめだ/6 、鈍感系主人公みたいに/3 なってやがる/2
― 五人/3 キック完了/2
― お前らも/1 蹴ったのか……/2
― ほんと/6 ニューロン繋がってないわ/6
― そう/3 思うなら/2 /05 触んなよ/2 /7 今度は/5 非リアうざいとか/3 言って/2 騒ぎ始めるから/2
― (´;ω;`)言わないよ……/2 皆/1 ラブコメ好きは/1/9 そんなモラハラなイメージなの……?/03
― ごめん/6 /7 ごく一部が/1 死ぬほどうざくて/3 /04 厳戒態勢に/3 なってしまう/2
― で、/7 どーすんだ/6 スライム/1
― 環境問題や/1
― 活性汚泥法/1
― ごみ/3 何とかする/2 のが/01 先/5
ふと、エンジは全身に総毛立つ感覚に襲われた。
この感覚はそう、貧民街の強盗団との戦闘で銃口を向けられた時のものに近い。
ステッキを構え、通りを見回すが、明かりの無い道、誰がいるわけでもない。現在の技量では数十メートル先は視認できない。
― エンジ、/1 どうした?/6
「狙われてる/3 感覚がします/2 」
― え?/6 何で?/6 誰に?/6
― 周りには/5 誰も/1 いないよね/2
― さっき/5 捕まった/2 強盗団の一部が/01 逃げたとかさー/2
― でも/7 近付いてくる/2 足音とかも/01 しないし/2
― 建物の中?/5
― この街/5 真っ暗なんだよね?/3 /7 そこで/5 灯りの一つも/3 見えないとなると……/2 /7 何者?/3
― おばけ/1
「怖い事/3 言わないでください/2 」
上を見上げたエンジの背中に不意に衝撃が襲う。
「っふぐ!?/6 」
地面に倒れ伏したエンジは、横に何かが落ちてきた感覚を感じ、視界と感覚はブラックアウトした。
― 何だ?/6 マジで何だ?/6
― リプレイで/4 見れるでしょ/2
「背中を/3 殴られたんですが……/2 /7 ダメージよりも/6 びっくりしました……/2 」
倒された状態でも視聴者との会話はできる。
― 強盗?/6
― 別視点から/5 見てた/2 けど/7 何だか/3 よく分からんかった、/2 /7 肝試しの/5 こんにゃく罠?/3
― そのこんにゃくって/1 俺の/1/9 知ってる/2 こんにゃく/03 ?/6 /7 当たると/5 人が/1 倒れるぐらい/2 頑丈だったっけ/3 ?/6
― 頭/3 殴られて/2 /04 気絶/2 は/01 ミステリーで/5 よくあるけどさ/2
― 貴族/1 やわらかすぎない?/2
― 今回のやられた要因/1 驚いたショックによる/4 気絶だったりして……/2
そうして始まった倒された時のリプレイ映像は、道の向こうから歩いてくるエンジを頭上から見下ろしていた。