2 【開拓VRβ版実況1】キャラメイクする
※お使いのパソコン・情報端末は正常です。
セリフに数字が入力されていますが、本作品の仕様です。
明るいログハウスの部屋。
部屋の真ん中にはシンプルな四人掛けのテーブル。その上には4つのミニチュアの箱庭が置かれている。
ここはWalkers on the Frontierのキャラメイク部屋だ。
部屋の端にある全身鏡を見ると、パンツ一丁で焦げ茶色のヒゲをした国籍不明な感じの男性が映っていた。
「鏡を/3 見たら/2 /05 パンツの見知らぬおじさんが/1 映ってると/2 /05 びっくりしますね……/6 」
これはランダム生成される、キャラメイク前の仮初の体。
通称デフォルトさんと呼ばれ、多くのゲームに使われている。ちなみに当然エンジ本人の外見とは関係ない。
おそらく正式なビジュアルを決めていくのはこの後、ジョブや能力値を決めた後だろうか……。
視聴者がざわめく。
― まさかのパン一かwww/1
― デフォルトさんは/1 ランダム生成な/3 はずなんだけど/2 /7 エンジの神引きを/3 感じざるを得ない/2
― 俺視点で/5 下半身/1 机に/4 隠れてて/2 /04 一瞬/6 全裸かと/3 思って/2 びびった/2
― 以下、/5 パンツ一丁のおっさんの他ゲーの話/3 禁止/2
― どのゲームか/3 分かってしまう/2
― 俺の知る限り/5 話題に該当するゲームが/1 複数ある/3
視聴者が自分たちにしか分からない話をし始めたのでこっちの話を進める。
「ここは/1 Walkers on the Frontierの/5 キャラメイク部屋ですね/3 」
― 真面目に/6 説明してるだけなのに、/2 そこはかとなく/6 面白いの/3 /01 ずるいわ/3
― はやく/6 そのファンキーなパンツから/5 真面目なビジュアルに/3 なってくれないと/2 /05 俺の腹筋が/1 死ぬ/2
エンジが腕を広げて部屋の説明をしたところそんなコメントが付く。パンツ一丁だから仕方がない。ちなみに胸毛もボーボーだ。
エンジは部屋の真ん中の机に歩み寄る。
上からスルッと何かが目の前に落ちてきて、エンジは一瞬身を引いた。
紐に吊るされた、手のひらサイズのピエロの操り人形だった。
それが顔を上げて身振り手振りをしだすと音声と字幕が流れる。
『こんにちは。/6 私は/1 新大陸の冒険者を/3 サポートする/2 自動人形/03 /7 ハロウと/3 申します。/2
以後お見知りおきを/6 』
人形はぺこりとお辞儀をする。
どうやらゲームシステムの一部らしい。
「……こんにちは。/6
はい、/6 こちらは/1 サポートキャラの/9 ハロウさんですね/3 」
― びびった/2
― ヒッて/9 声/1 出た/2
― ピエロ恐怖症の為に/5 他のサポートキャラも/3 用意してくれんかね/2 ?/6
― そんなん/3 言ったら/2 キリがないだろ/6 、/7 犬嫌い/1 とか/7 猫嫌い/1 とか/7
― 言うだけタダ/6
― 開発者は/1 不満があったら/5 家と/2 /03 言っていた/2
― どんだけびびりだらけなの/6
― 登場の仕方も/1 怖いんよね/3
― ハロワさんに/3 見えて/2 俺に効く/6 働きたくないでござる/6
― まだ/6 ハロワ/3 使ってる奴/2 /01 居るの?/2 /7 別の公的機関/1 できたんだから/2 /04 そっち/3 使って/2 /7 もう/6 閉めさせてやれよ/2
― VRは/5 予期しない時に/5 近くに/5 出るだけで/2 /05 ギャッてなるのが/2 ダメ/6
視聴者は好き勝手に喋るので基本的にコメントはカオスだ。
エンジは改めて机の上の4つのミニチュアに注目する。
小さなジオラマのような箱庭と人形、最初に選べる4種類のジョブを表しているらしい。
『ここでは/5 ご自身の分身となるキャラクターを/3 製作していただきます。/2
キャラクターを/3 作り終わったら/2 /05 あちらの扉へ/3 どうぞ/6 』
ハロウさんが解説を始めた。
『ゲーム中では/5 攻撃力や/9 防御力/9 といった能力値は/01 表示されません。/2
しかし/7 存在します/2 』
― え?/6 数値/3 見えないの/2 ?/6
― レベルアップとかは/3 どうやって/6 分かるんだ?/2 上げる方法は?/4 敵と/3 戦うの/2 ?/6
『能力値は/1 戦闘による経験値、/4 習熟度によって/4 上昇し、/2 /7 最初に/5 設定する/2 ジョブや/4 個人の素質/4 環境によって/4 上昇度が/1 異なります/2 』
― 才能や/4 ジョブによって/4 能力値の上昇幅が/1 違うと/2
― ジョブチェン/3 できる/2 ?/6
ハロウさんは視聴者のコメントを認識できないので、何事もなかったかのように話をすすめる。
『攻撃/2 防御/2 回避の/2 成功は/01 プレイヤーの技量に/4 大きく/6 左右されます/2 』
― もしかして/6 化け物の突進を/3 身体能力で/4 避けろと申すか/2
― VRで/5 前まわり受け身が/3 出来ない/2 やつは/01 何をやっても/5 だめ/6 /06
『例えば/7 あなたの攻撃が/1 当たった時/2 /05 あなたの攻撃力により/4 ダメージが/1 増加します/2 』
― 当たった時て……/5 /7 攻撃/3 当てるにも/2 /05 リアルスキルが/1 必要/2 って事かい/8 ?/6
― もしかして/7 弓矢とか/5 弓道部/3 呼んで来い/2 って感じなの/8 ?/6
― ハイクソー/6
― 逆に/7 武芸百般リアルチートって人は/1 くそ/9 強いのか/3 ?/6
『相手の攻撃が/1 当たった時/2 /05 あなたの防御力により/4 ダメージを/3 減少させます/2 』
― ふむ/6 防御力は/1 自動発動と/2
『相手に/4 攻撃された時/2 /05 あなたの素早さにより/4 当たり判定範囲が/1 縮小しています。/2
また、/7 あなたの運により、/4 敵の攻撃が/1 あなたに/3 当たった時/2 /05 回避成功と/3 判定される/2 確率が/01 上昇します/2 』
― 防御・/5 回避は/5 パラメーター依存が/1 強いね/3
― 防御・回避系の能力値は/1 自動発動と/3 考えていい/2
― 素早さや/4 運で/4 回避すると/2 /05 どう見ても/5 当たってるのに/2 /7 すり抜ける奴/2 ?/6
― 少年マンガの/5 残像みたいな/1
― どう見ても/6 大剣で/4 両断されてるのに/2 /7 ダメージ/1 無いやつ/3
― まとめると/2 /7 プレイヤーの各アクションが/1 ゲーム中の数字で/4 補正される感じで/2 おk?/6
エンジは視聴者の解釈を見ながら、黙ってハロウさんの解説を聞いている。
『例に挙げた以外にも/5 様々な数値が/1 関連して/2 /04 戦闘のダメージなどの数値を/3 算出します/2 』
― 『例に挙げた以外』って/3 何だ!?/6
― なんで/6 隠たし!/2
― そこ/1 大事なとこ!/3
― 解説するなら/5 全例/3 挙げてくれ/2
ハロウさんは何事もなかったかのように続ける。
『キャラクターの方向性を/3 決めるために/2 /04 いくつかの/3 質問をさせていただきます。/2 /7 それによって/4 あなたの基本能力値が/1 決定されます/2 』
― 能力値が/1 シークレットすぎるわ/3
― どうしてこうなった/6
― これから/5 追加したい/2 要素が/01 あるんじゃない/2 ?/6
― 一時期/5 流行った/2 ダウンロードコンテンツ商法でも/03 すんのか?/2 /6 評判/1 悪いぞ/3 それ/5
― ガチャの評判より/6 マシ/3
― ベータ版なんだから/4 これから/5 修正ぐらい/1 あるだろ……/2
『それでは/1 ジョブの解説を/3 させていただきます/2 』
ハロウさんは机の上に移動した。
2019.12.22 一部表現の追加・変更