165 【開拓VRβ版実況38】 傾向と対策
※お使いのパソコン・情報端末は正常です。
セリフに数字が入力されていますが、本作品の仕様です。
開拓VRゲーム。Walkers on the Frontier。略称WotF。
舞台は十九世紀前後の科学技術を持ち、魔法が発達している世界の新大陸。
開拓者、狩猟者、学者、貴族、四つの開拓民が協力して未開の地を開拓し、拠点となる街を開き、魔物を退ける。
現在βテスト中。実況を通じて視聴者にも不具合や説明不足をチェックしてもらう方針のために、運営会社がベータテスターには実況を推奨している。
第一定都の港湾に再び巨大な魔物が現れた。
現在、交戦したエプヴィル達が戦闘データなどをもとに開拓者ギルド内で説明してくれている。
映像は航行中の船が突然水中から噛みつかれたところから始まった。港内を警戒していた武装船が、近づき、魔物を狙って砲撃を開始する。
― 汽船にも/3 弾/1 当たらない/2 ?/6
― 命中補正/4
― 何で/6 この位置関係で/5 撃って/2 /04 街に/5 砲弾が/1 降ってくるんだ/2
そして砲弾が街中に落下した理由。
突然、水の柱が海面から噴水のように立ち上る、魔物が海水を操っているのだ。
その水柱に弾かれた大砲の弾が四方八方に飛び散り、海面で炸裂する。そのうちの一つが大きく弾き飛ばされて街に落下したらしい。
― 水の魔法か/4
― 角度を/3 つけて/2 /04 砲弾を/3 そらしてるね/2 /7 計算してるわけじゃなくて/2 魔物の防衛本能みたいなものだと思うけど/4
― 砲弾が弾かれて/4 反跳爆弾みたいに/3 なったのか/2
「この水の魔法の防御を/3 突破できんと/2 /05 ダメージを/3 与えられん。/2
というわけで/7 新兵器の/3 使用を試みた/2 」
映像の視点が武装船から切り替わる。ひときわ小さい船に焦点が当たった。
― 魚雷?/6
― 魚雷/1 十九世紀?/5
― 十九世紀だよ/5
― ホワイトヘッド/1
そして、海中をものすごいスピードで魔物に飛んでいき、大爆発を起こす。
魔物は噛みついていた船を離して海中に潜っていく。
「爆発に/3 警戒したのか/2 上がってこないが、/2 /7 魔導レーダーによると/4 湾内に/5 こもっているようだ。/2
魔導レーダーが/1 一台しかないので/3 /04 温存しておきたい/2 」
― ソナー/1 要るな/2
― 魚雷/1 速ない/3 ?/6
― 魚雷って/1 精々/6 時速五十キロぐらいでは/5 ?/6
― もっと速く感じた/3
― 俺も/1
― 砲弾が/1 弾かれるなら/2 /05 魚雷も/1 弾かれるよな/2 普通/6
「この後、/5 襲撃された汽船は/1 第一定都南の砂浜に/5 漂着した。/2
現在/5 警備下で/5 積み荷の/3 運び出しと/2 解体準備が/3 進められている/2 」
砂浜に漂着した汽船の画像も出てくる。
船の下部に大きな歯形がくっきりと見える。
画像が切り替わり、ニスミハ作と思われる魚雷設計図の青写真が出てきた。
「この通り、/5 新型魚雷は/1 有効であると/3 /03 分かったが/2 /7 この魚雷は/1 このように/6 化学薬品の他に/3 風と/9 火と/9 爆発の/9 魔導回路を/03 組み込んだ/2 /7 なかなか/6 複雑な/3 魔導機構だ。/03
量産が/1 難しい/3 」
― これ/1 スーパーキャビテーションじゃね?/3
― 速いはずだわ/3
― この人/1 ミサイル/3 作れるお/2
― 誘導/3 どうしてんだ/4
― 魔法では?/4
― 魔法で/4 科学の限界を/3 突破するの/2 /03 おもしろいから/6 止めろ/2
― 風の魔法で/4 水の魔法の妨害を/3 打ち消した感じ?/2
― クマの魔物と同じ感じかな?/6
― スーパーキャビテーション/1 何?/6
― 魚雷を/3 空気の膜で/4 覆う/2
― 水と/3 空気を/3 比べると/2 /06 水の動きは/1 鈍いので/2 /04 水中を/5 高速で/6 移動しようとすると/2 /05 すごい/6 邪魔、/3 /7 じゃあ/6 進路を/3 空気で/4 覆って/2 高速移動しようぜ/2 という技術/03
― 理屈は/1 船の/5 空気潤滑システムと/3 似たようなもん/2
― レーダーっつーか/6 マジックジャマーが/1 あるだろ/2 /7 あれで/4 水の盾/3 無効化できないの?/2
「この魔物に/5 マジックジャマーは/1 効かないのですか/2 ?/6 」
視聴者が色々言っているのを見ていたら、ドーエクが同じ質問をニスミハにしていた。
「それが……/7 妨害が/1 非常に/6 効きにくいのですわ/2 」
ニスミハは以前北の街を襲った巨大白毛玉のデータを表示した。
「この魔物は/1 超広範囲の/9 氷結ブレスを/3 使う/2 関係上/05 ブレス通過範囲全体に/5 時間をかけて/4 魔力を/3 圧縮しておりますの/2 」
過去の映像で巨大毛玉の前方に大きく円錐形の空間が白くきらめく。
「予備動作も/1 大きく/3 /7 魔力を/3 大量に使う、/2 言い換えれば/6 非常に/6 効率の悪い使い方を/3 しておりましたわ。/2
本来は/6 天候を/3 操作するための/2 魔法だったと/03 考えられますの/2 」
そして今回の港湾の魔物。
「他方/7 こちらは/1 必要最低限の/9 範囲と/5 極短時間の/5 発動/2 /7 妨害しづらいのですわ/2 」
― 生活に/5 使ってる/2 魔法を/03 応用した/2 タイプと/01 /7 戦闘/5 特化した/6 能力の/01 違いか/3
― あの超水鉄砲も/1 お魚とか/3 捕まえるための可能性もあると思うけど/2
「狩猟者さん/1 何回/6 砲撃を/3 当てれば/2 /05 倒せそうですか/2 ?/6 」
ドーエクの質問にイドレードが頭を掻きながら答える。
「ええっと/6 魚雷一発で/4 あれだったから/3 /04 五十発ぐらい/3 必要じゃないですかね/2 」
― 五十発かぁ……/3
― 命中率とかも/1 あるし/2
「水が/1 邪魔ですね……/3 」
顎に手を当てて画面を睨むドーエクだが、敵は水中から出てくる気配はない。
「……ちょっと/6 大学の先生とも/3 相談してみます/2 」
とだけ続けて、ドーエクは黙った。
― NPC?/3
― この状況で/5 NPCが/5 何かできること/3 あんのか/2 ?/6