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なにかを追いかけて  作者: 六道傑
9/14

助けられなかった姫

なんかこれ下手くそになった気がする

俺は戦いになる前に、花梨に事情を聞きたかった

「なぁ・・・俺たちが死ぬってどういうことだ

?」

花梨は未だに震えながら

「よくわからないけど。楓の能力が解放したら、世界半分は無くなるらしい。あと知られたくない秘密を彼女はもっているとか」

後者はおそらく俺たちとは関係ないことだと思う

能力か・・・世界半分消えるってどんな能力だ?

さすがにわからないか・・・

「へー私ってそんな強いんだ~」

なに呑気にジュース飲んでんだおい。

だがなぜそんな子供を信じて行動にうつした?

すると

「私はその人に助けられたのよ」

そう前置きしてからこんな話をした


花梨の島では年に一回、災害を防ぐため生け贄を捧げた

ある四人姉妹の末っ子だった花梨は子供の時にその日がきた

ヤマタノオロチと言われたやつに生け贄に捧げられた

ヤマタノオロチの生け贄と言えばクシナダ姫を想像する人が多いだろう

クシナダ姫といえば生け贄に捧げられ、スサノオ、もしくはヤマトタケルが助けたとされているが

花梨は誰にも助けられず食べられた。

その時に子供が来て

「あなたにはやってもらうことがいっぱいある。私と来ない?」

と言われて今に至るらしい


そんな過去が・・・ってん?

それってつまり・・・死んでるんだよな?

「えぇ。騙しててごめんなさい」

「人生オワタ~♪\(^o^)/」

佐里は黙っとけ笑

そうか・・・だけどなぁ・・・

『話は大体分かった。でもやめてほしい』

傑が考えながらパソコンをうつ

『俺が責任をもってこいつの面倒を見る。それでいいか?』

「ですがそれでは・・・」

楓はどうなんだ?

「私は・・・ここでいいよ。面倒かけるの嫌だし」

『俺にはかけていいのかよ。』

そのつっこみを無視する楓。

こいつがいうなら大丈夫かな

花梨はどうなるのか・・・

「おそらく大丈夫ですよ。明日驚くべきことが起きるので」

盟華が面白そうにくすくす笑う。

俺はこいつらに任せ、花梨達と帰った



次の日、知られたのは想像の逆だった

昨日あった人達全員

死んだという知らせをうけたのだった

次は面白く!

出来そうにない・・・(´・ω・`)

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