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なにかを追いかけて  作者: 六道傑
12/14

夢の葛藤

次の日。私はいつもどおりの仕事を終えて

昨日の広場へ向かった。そこには奏の姿

「おっはよ。奏。元気?」

「うーん。普通かな」

そして昨日のようにお話をしていると

「なんだサボりか?やってくれんじゃん」

翼が来た。私は少し顔をしかめながら

「なによ。休憩くらいいいでしょ?」

「んでその子は?」

「はぁ?あんた院長でしょ?知っときなさいよ。この子は奏よ」

「よろしく。院長さん」

私が紹介してるにも関わらずなにかを考える翼

すると

「おい!今何時だ!?」

「三時くらいじゃない?」

「大変だ!あと一時間でこいつは死ぬ!」

・・・・・・・・

な、なにをいきなりいってるのよ

死ぬ?こんなまだ元気な子が?

「あぁ。悪い。正直に謝る。あの運命ノートに今日死ぬって書いちまった!」

・・・えぇぇぇぇぇぇ!



翼のことによると

午後4時に病気で死ぬと書いてしまった

おそらくその前になんらかのことで病気が悪化する

その前に対処しなきゃ!

「やっほー来ると思ったよん。久しぶりの雅喜でーす」

「全く書くにはもっと頭回してくださいよ~こっちも忙しいんですから~」

そう言ってるのは雅喜と日代さんだ

「こいつの肺がんを今日治す。全力でするぞ」

「「アイアイサー!」」

私はパニクりながら

「なにか私に出来ることある?」

「夢ちゃんが血大丈夫なの?大丈夫なら手をつないで安心させる係でもしてあげて」

血が怖い

怖いのは分かってる

あの過去を思い出しちゃうから

でも目の前の子が死ぬってのに

そんなこと言ってられない!

「・・・・・・・・わかったわ。」

次回は『奏の気持ち』

奏は生きるのか!

そして夢の血が嫌いになった理由とは!?

(それはあとになりそうだけど)

次回お楽しみに!

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