プロローグ
シリーズ化♪
待ち遠しかったシリーズ化♪
私はなにかを探していた
面白いものがほしかった
だから全てから逃げ出したなんもない日常からきっとなにかあると信じて
でも二十歳をこえてもなにもない
そんな時
光がさした
「手術は成功しました。よかったですね。」
「ありがとうございます!」
ここは市立病院。普通の風邪から、時にはガンの治療もする、大きな病院
この病院の院長である俺、東城翼は今日も手術を成功した
「お疲れ様です。院長。お茶です」
「おう。ありがとう」
俺の助手であり、妻の東城花梨が暑いお茶をだす
やれやれ・・・手術はつかれる・・・
すると
「はろー!えぶりないと!」
いつも適当の相良雅喜が下手くそな英語を発してでてくる
「相良君。えぶりないとじゃなくてeveryoneだと思うよ?」
「大丈夫!通じればいいのさ!」
通じないからな?外国人には
こいつは最近入ったにも関わらず実力は俺と張り合うレベル
こんな適当チャラ男と一緒とは人生なめられたもんだ。
すると雅喜が思い出したかのように
「そうそう。今日新人が来るから相手よろしく!」
仕事を押し付けんな
雅喜もこいよ?
「ちぇっ。じゃあいくぞ~翼~」
言っとくけど年上だからな?しかも院長だからな?
まぁそんなことはどうでもいい!とか言われて流されそうだけど
そんなこんなで面接室に行くと
「遅い!!!!」
いきなり机をバン!と叩かれた
「かれこれ三十分よ!あんたたち病院やっててそんなに遅れることある?気がぬけてるんじゃないの?」
なんで説教されてんだ俺
「まぁまぁ夢ちゃん落ち着いて」
「落ち着くかぁ!こっちはゲームをしなきゃいけないのに~!」
仕事よりゲームを優先か・・・
雅喜、こんなのなんでいれようと思ったんだ?
「ん?この子、湯浅夢ちゃんは俺が見た感じ才能を秘めてると思って、性格がちょっとあれだけど大丈夫だって!」
そんな適当なことを言い出した
だがこいつが認めるとは珍しい。
俺ですらあまり認められてないというのに
そんな会話してると吹っ切れたのか
「まぁいいわ。これからよろしくね、院長さん」
プイと顔をそむけながら手をさしのべてきた
俺は仕方なくその手を握ったのだった
次回はプロフィールです!




