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一つ目
俺の名前は東条 優希。ただの男子高校生である。
その高校の理事長は謎である。何せ誰も見たことがない上にいるのかすら危ういからな。おっと話がずれたかな?
まぁ今日も何ら変わらない高校生活を満喫するはずだった…。
一体何が起きたかというと……
放課後、帰宅部の俺はいつも寄る店があった。
本屋である。
俺は料理が好きで料理本を20冊以上持っている。
そしてその料理を食う係とかいってついてくる玉城 和也も一緒に来ている。
本屋に入って真っ先に向かうのはもちろん料理本コーナーである。
いつものように料理本を買い、店を出る。
ここまでは何も変わらない日常だった。
そう、ここまでは…