Story4 開幕。
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創立記念日で学校が休みの俺たちは、東桜花駅に集まった。
「よし、全員そろったな。・・・愛子、そのバッグ何入ってんだ?」
「ん、いや別に?特になんもはいってへんよ?」
「ちょっとみせてみろ」
和馬が半ば強引に愛子のバックの中身を確認する。
「ちょ、やめや!いやー!見んといてやー!」
俺と和馬は、バッグの中を見て絶句した。
「「お菓子ばっかじゃねぇか!!!」」
まるで俺たちは、以心伝心したかのように、声を揃えた。
「いやぁ、お恥ずかしい・・・」
「ピクニックに行くんじゃないんだぞ?」
和馬は少し呆れ気味だ。
「まぁまぁ、そろそろ電車の時間だぞ」
「せやな!よーし、行ったるでー!」
「幻桜山に着く前に、お菓子全部食い尽くすんじゃね?」
「んなわけあるかアホ!」
――到着・南斎苑駅
「ふぅ、やっと着いたぜ・・・」
「意外と遠かったな」
俺も和馬も少し疲れていた。
「とうとう着いたで幻桜山!桜の都市伝説、解明したるでー!」
愛子は異常なほどのハイテンションだ。
「そりゃあ山ほどお菓子食べてれば、元気でるよなぁ・・・」
俺は愛子ほど、テンション上げれないな。
「それにしても、小さい山とはいえ、意外と高いんだなぁ」
「俺たちの町から見える景色とは、全く違うな」
「ホンマやなぁ。なんか、ウチらの町から見るより綺麗やなぁ」
「よし、じゃあ行くか」
俺たちは、幻桜山に向かい始めた。
幻桜山は見える角度によって、また違った、特別な雰囲気を醸し出していた。
俺達3人は、その特別な雰囲気に、魅了されていたのかもしれない。
続く
ENiです。
愛子のキャラが個人的に非常に好きです。
今回から、幻桜山編突入です。
次回も読んでいただけたら、幸いです。
この作品を無事完結させること、そして、
波動拳を習得出来るように、頑張ります。