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第39話 避暑地の貸別荘へ<2220.07.22>_神殺し
※画像はイメージです。
全員の入浴が終わった後も談笑は続いていたものの、小さい子供もいるので早めに就寝することになった。部屋割は1階和室を男性が、2階2間続きの和室で女性が就寝することになった。
それぞの部屋に入って就寝の準備を始めてからいくらか時間が経った頃、2階から「キャー」と、なんとも久しぶりに聞いた声が。2階から長谷川さんが駆け下りてきて、何故か僕が呼ばれた。2階で「ゴキブリ君」が出没したという。ゴキブリは僕自身もみんなと等しく嫌いだけど、この時の「ゴキブリ君」は僕には神様に思えた。神様なので君と敬称を付けている。男性陣を代表して、ご指名なので僕が2階にあがらせていただくことになった。
(なんだろうこの背徳感と妙な高揚感・・・少し修学旅行ぽくなってきたな・・・)
意味不明なことを考えながら2階にあがっていった。女性陣はゴキブリ君の出没した部屋の隣の部屋で一塊になっている。
(ちょっとまってくれ・・・僕の居る部屋のとなりで怯えて一塊になっている女性陣ってまるでそれはでは僕が変質者みたいじゃないか!)




