第36話 避暑地の貸別荘へ<2220.07.22>
※画像はイメージです。
シンキロウのメンバー8人で避暑地の貸別荘に行くことになった。
参加メンバーは、僕と植木代表家族、土井君、高島さんと高島さんの友人女性の長谷川さん、それに半井氏の8人だ。長谷川さんは最近シンキロウの活動に参加してきていた。別荘には高島さんと長谷川さん以外は1台の車に同乗してきていて、高島さんと長谷川さんはそれぞれ自分の車で現地の別荘で合流した。
別荘に到着してからすぐに夕食の準備にとりかかり、広い対面キッチンを中心に、みんなで作業を始めた。そもそもこの料理に使う材料を誰がどうやって調達したのかまったく思い出せない。それはおそらくそうしたことに何もかかわっていなかったからだと思う。この別荘に宿泊する企画から料理の準備などの話し合いにかかわった記憶がない。話し合いにもかかわることなく、料理も手伝ってはいないので何を作ったのか、作ってもらったのかひとつも覚えていない。もっともバーベキューだから料理は特にしてはいなかったろうとは思う。せいぜいおにぎりくらいだろうか。
みんなが対面キッチンで料理をはじめた頃をみはからって、僕はそっとバーベキューをするベランダに出た。この日は高島さんとお話をしたい気分ではなかったので、ひとりでできる何かを考えており、火をおこす作業があることに気付いたので、箱に入った炭をベランダに持ち出したのだった。火をおこすのはあまり得意ではないのだけど、でも手際の悪いやり方で作業していてもお一人様なので気にしない気にしない。それなりに順調に火をおこし終えた頃、部屋の中から高島さんが出てきた。




