慟哭 後ろ語り2
今回、大分短くなっております、最近は新シナゲフンゲフン、、色々と忙しかったので申し訳ない、投稿頻度は大分まちまちになると思いますので、首を長くしてお待ちください
「分からなかったわ」
私が調べられたのは、実行犯は妖精共ということと、その裏に命令していた何かがいるって事よ、因みに神様ってのは、存在はしたけど、もうとっくの昔に干渉を辞めてたわ。
拍子抜けだったかしら?ごめんなさいね、でも私はあの世界には何の思い入れも無かったからこれと言ったことは覚えていないのよ、今語ったのは私にこびりついた錆びのようなものなの、ふふ、訳がわからないって顔してるわね、それじゃあ、今からは直接話しましょうか。
次の瞬間、体が引っ張られるような感覚がする。
「は!」
すぐさま辺りを見渡す、先程僕が入った、棺桶が置いてあった部屋だ、詳しくは見れていなかったが、机やベッド、クローゼットなど、生活用品は揃っており、所々使用した形跡が遠目からでも確認できるため、誰か暮らしていたのだろう。
キィイイイイイ、、、バタン!
辺りを見ていると、突然、棺桶の蓋が開き中から煙と共に誰かが出てくる。
「な、何!?」
「、、、、、」
出てきた人?は煙の中から蒼い瞳を覗かせながら、僕を見つめてくる。
「えっと、誰ですか?」
「、、、」
煙の人(仮称)は少しずつ僕に近づいてくる。
「あのー、何か答えてくれないと困るんですけど?」
「、、、」
煙の人は少しずつ近づいてくる。
「聞いてます?」
「、、、」
煙の人は頷きながら近づいてくる。
「じゃあ、答えてくださいよ、、、」
「、、、」
煙の人は更に近づいてくる。
「せめて、なにがしたいかは言ってくれませんかね?」
「教えたいだけよ」
煙の人は女性の声でそう言うと、急に腕だけ出して抱いてくる。
「あ~可愛い」
「へ?」
今の僕はとんでもないアホ顔を晒しているだろう、そう思うぐらいには、唐突で理解しがたい状況だった。
「可愛い、本当に、可愛い、私の奴隷にしたいぐらい可愛いわね」
「ヒェ、、、」
こ、怖いんですけど!?何か、目もハイライトがないですし、力も強いんですけど?
「ふ、ふふ、こんな気持ち初めてだわ、ここまで私を熱くさせるだなんて、、、」
怖い怖い怖い!?何か煙が熱いんですけど!?さっきまで何も感じなかったのに、質量と温度感じるんですけど!?
「でも、羽虫が引っ付いてるわね、鬱陶しい」
「ピキュッ、、、」
急に雰囲気変わったよこの人!?変な声も出ちゃったし、煙は急に冷たくなるし、急展開にも程がるでしょ!?そこわかってんの!?
今回は展開とかそう言ったものは全部排除して書いたものになります、書きたかった物や行きたかったところまで進められなかったので、もしかしたら次回はハッチャケてるとおもいます、投稿するのは遅くなりそうですが。
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