表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

異常な街並み

今回は帳尻合わせみたいな物なので前回の半分ほどしか御座いません、次回からは多分4000か3000は行くと思います、多分だよ。

光が収まると周囲の様子が分かるようになった


「なにこれ」


スタート地点はどうやら町の少し外のようだが、一目見ただけでも異常だと分かる、その異常さを醸し出してるのは、周囲にあるおびただしい数の石作りの十字架、そしてそのほとんどの十字架の下には何かが這い出てきたような穴がある、うん、ゾンビの町かな?まあ、あとでわかりますか、取り敢えず動いてみるか、って体スッゴい腐ってるなあ、だいじょばないよなこりゃ。


ドシャッ


こけた、、、違和感がすごい、何かこう、自分の筋肉を動かすんじゃなくて、外側から動かそうとしてる感じ、、、かな?取り敢えず歩けるようになったら色々確認してみますか、幸いスタート地点の周囲には敵は居ないようだし。


ドシャッ ズザッ ドスン、、、、



ゲーム内で15分後、、、


よ、ようやく歩けるようになった、それでは色々確認しますか、先ずはメニュー画面を開いて、確かメニューは開けって思うだけで開けたよね。


ブン


お、いけた、と言うか何か喋れないな、あー声帯が無いのか、呼吸もしてるようでしてないと言うか動かせない感じか、多分リアルに戻ったときに呼吸法を忘れないためだろうな、と、システムに関しては今じゃなくていいか、先ずはマップっと、え~とメニューメニュー、あったあった、で、マップがこれと、ポチっとな。


『NO DETA』


あーやっぱりデータがないよな、このゲーム地図買うかマッピングしないと付近しか表示されないって書いてたし、あーでも名前は分かるか流石に、え~と名前は、『幽虚の廃教会』教会?どこにあるんだ?と言うか町じゃないのか?うーん分からん!取り敢えず中央目指して歩きますか、どこが中央か分からないけどね。


ズリズリズリ、、、


おっそいなあ、、、



歩いているとちょっとずつだが、ここがどんな場所だかわかるようになってきていた


先ず最初に僕が見ていたのは、外縁部、外側の町並みだった、木製の家があり、ポツポツと店らしきものがあった、しかし、人が1人もいない、それどころか、生物一匹居やしない、動物も虫も何もかもがいない、居た痕跡は所々有ったのだが、それもまたおかしい、明らかに、作りたてで、湯気が立っているシチューや、使っている最中のようにぼんやりと辺りを照らす、油を燃やすタイプのランプなど、明らかにさっきまで人が居た、という痕跡があった、なのに、音どころか、気配の1つもしない、更に、あの大量にたっている十字架だが、おいてある場所に規則性が全くなかった、強いていうなら外よりも建物の中の方が圧倒的に多かった、それも、2~3個ほどが固まり、1つだけ、入り口付近に立っている、事が多かった、、、、いくらゲームとはいえ、あまり考えたくはないね。


更に歩いていると、石造りの大きな壁があった、目算で20mぐらいか?そして、開いている門もあった、その付近には他とは比にならないほどの量の十字架があった、やっぱり、そう言うことなのか?


門を潜ると、その先は、少し大きな家々が立ち並んでいた、屋敷というほどではないが、先ほど見てきた家と比べると2、3倍は大きかった、そして、十字架の量は先程よりも多く見かけるようになった、だが、建物の中にはあまり入れなかった、いや、正確には、入ったらいけない気がした、嫌な予感がするんだったら、今は避けるに限る、時間は全然有るからね。


そしてここでも、何もいなかった、生きている者は居ないようだし、しかしここでは、何かが這いずり回った跡だったり、足を引きずりながら、進んでいたような痕跡が所々見受けられた。



そして少し歩いたらなんか見えてきた、人の形して動いてるなあ、近寄ってみるか


ズリ、ズリ、ズリ、、、


おっそい、探索してる最中は気にならなかったけど、比較対象がいるともう悲しくなるほど遅く感じる、速くどうにかしたいなぁ、っとシルエットがハッキリしてきたな。


「ヴァー」


うっわスッゴいゾンビしてらっしゃる、と言うか今の僕って身長以外あれとほとんど同じなんだよな、そう考えると同族意識が、湧いてこないね、これっぽっちも湧いてこないね、鑑定とかは、あーそういやランダムにしてて別のだった、取り敢えず索敵範囲調べないとなあ。


「ヴァー」


少し近づいた、反応なし


「ヴァー」


まあまあ近づいた、反応無し


「ヴァー」


かなり近づいた、反応無し


「ヴァー」


真横に来た反応無し、ドユコト?ゾンビの索敵範囲が滅茶苦茶狭い訳じゃないよね?


うーん、正面に出てみるか


正面に出ると、そのゾンビが少し立ち止まる


「ヴァー?」


お?反応有りか?


「ヴァー」


と思ったら、知らん顔してまたどっかにフラフラと歩き出した。


よし!正面に出ても意味無いならやることは1つ!


レベルを上げて(上げてないけど)!物理(拳)で殴る!そうと決まれば、有言実行!死にやがれ(もう死んでるけど)!


ベグシャァ


『ルナンの攻撃!ゾンビLv.■■にHit!』

『EXスキルの効果発動!ゾンビLv.18への攻撃を無効化させました』

『EXスキルの効果発動!ゾンビLv.18の魂を霧散させました』

『EXスキルの効果発動!霧散したゾンビLv.18の魂を吸収しました』


なあにこれえ?


え?マジでなにこれ?





評価、ブックマーク、コメント是非よろしければ、モチベになるので、お願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ