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業天 零道

えー今回もまたまたおっそくなりました、正直自分でもびっくりしてますw

短めとなっておりますがお楽しみ下さい

―???―


「ぐべら!」


黒い穴に引きずり込まれたと思ったら、何か知らん場所に投げ出された。


「ここ、どこだ?」


ひとまず起き上がり、辺りを見回すと、一面砂と岩だらけの場所に僕はいた。


空は青く、太陽は照りつけ、その灼熱は近づく者を全て焼き付くす程なのだろう。


「て言う感じな暑さだな~でも、暑いって感じても、苦しかったり、不快だったりしないのは凄いな、最新技術の賜物かな?」


そんなことを言いながら、どうするか考える、周りは砂と岩、空は一面の青空、そして燦々と輝く太陽、やっぱり歩くしかないか。


「んじゃ、レッツらゴ~!」


―体感十分後―


「なーんもない」


そう、何もなかったのだ、結構歩いた気がするのにオアシスどころか、特徴的な何かも見つからない、しかも歩きまくったからか、歩行術から派生してスキル生えてきたし。


――――――――――――

スキル名:砂上歩行術

ランク:Nノーマル

スキルタイプ:派生補助型


効果:砂上での消費スタミナの減少、熱砂による継続ダメージを極僅かに減少させる。

――――――――――――


うん、有り難いし、この状況においては必須とも言えるスキルだね、僕にスタミナの概念が有ればね!?

僕、なぜか乙女扱いされてるけど、それ以前にアンデット!死体なの!スタミナとか無いの!せめても、死体から脱却した後に来てよ、、、


「あー駄目だ、気が滅入る、スタミナ関係な、、、スタミナ、、、あ」


そうじゃん!スタミナ消費無いんだから飛べば良いじゃん!やっぱりふだんしていないことって思い付かない物なんだね。


「そうと決まればさっそく、『飛翔ひしょう』!!」


そうやって、意気揚々とスキルを発動させ、とんだ瞬間。


「あっづ!?」


羽が燃えた、もうすっごく燃えた、今にも「ファイアー!」って言いたくなるくらい真っ赤に燃えた。


「あちゃちゃちゃちゃ!」


ドスン、ゴロゴロゴロゴロ


「熱い熱い熱い熱い!ダメージエグいぃぃ!ヤバヤバヤバヤバ!ヤババババ!」


ビックリしたのと、僅かにだが感じる熱さで、一瞬で墜落し、叫びながら転がりまわる。


プスプス。、、


「ひどい目に遭った」


それから、幸いにも10秒位で火は消えてくれ、今は焦げた翼が収納可能になるまで待機時間である。


「翼、もう真っ黒じゃん、何か付いてた肉も焼け落ちてるし、イカロスもああいう感じで慌てたりしたのかな?」


まあ、それは今はいいだろう、取り合えず飛べないとなったら、また歩き続けるしかないのかな?


このまま歩き続けるだけでも暇だし電子説明書で読めてなかった部分は読んでおこう、えーと、あったあった『チュートリアルエリア』っと。


『チュートリアルエリア』


ゲーム開始時点でプレイヤーが送られる、または特殊なクエスト、シナリオの開始時に送られるエリアの総称。

この中ではバトルログはリアルタイムで表示される、ほとんどのエリアでは教官が常駐しており指導を受けることができる。

一部特殊なエリアも存在する


へーあそこってチュートリアルエリアだったんだ、やっぱり難易度設定おかしくない?いやでもデスが前提のエリアもあるかも知れないしー、わからんから次!

何か追加されてたやつで、あった『夢想結晶』っと


『夢想結晶』

特殊な状況下で生成、もしくは特殊な方法で取得できるアイテム、用途は限られている。


、、、これだけ?情報無さすぎない?アイテム説明欄に書かれてるような薄っぺらい内容なんだけど、ちょっとアイテムの夢想結晶も見てみよ。


『夢想結晶:微小』

平均的なサイズと比べ大幅に小さな夢想結晶、他のサイズと比べ用途が圧倒的に限られており、体を癒す薬のような扱い方しかされない。

効果:HP60回復 状態異常をランダムでひとつ解除


効果量少な!?いや、でもこれだけ小さかったらこんなもんなのか?

ー数分後ー


恐らく、歩き続けて数分後、ここまでの間も何も無かったが、ようやく少し遠くに、特徴的な影を見つけた。


「あれ、何だろ?円形の、、、祭壇、かなぁ? まあ行ってみれば分かるか」


何もない砂漠?荒れ地?、まあどっちでもいいが、こんなところにある祭壇なんて、たぶん絶対ろくでもない物なんだけど、行ってみないと何も始まらないからね、まあ、おおかた祈祷の物な気がするけどもね、と言うかそうであってくれ。


ー何かの祭壇?ー


はい、恐らく祭壇であろう場所に到着しました、えー祭壇?の形は円形の土台に、外縁に柱が等間隔で6本並び、その上に円形のわっかがのっかている感じで、質感はたぶん石だと思う、そして最後に、中央に何かを拘束するための鎖のついた岩があるんですが、何かどっかの神話で聞いたことあるやつなんですが。


「めっちゃくちゃ嫌な予感する~、例えばこれで上向いたら何かいたり、、、」


上を向く、うわ~い、何かスッゴいオーラだしてる女性がいるなぁ、やったね、イベントが進むね。


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