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愛する人に愛されない私は不幸なのでしょうか?

作者: 七瀬







私の好きな男性ひとには既に“運命の女性がいた。”

私の方が先に彼と出会って、先に彼を好きになったのに......。

私は彼に愛されていない!

彼女はずっと後に彼と出逢って彼は彼女を“運命の女性”という。

私ってなんなのだろう?

出逢いは、“順番などではないと知った。”

先に出会っていようが、後に出会おうが関係ない!

運命を感じるか? 感じないかだけの話なのだ。





・・・それでも私は彼の傍から離れる事ができなかった。

ほんの少しでいい、彼に私を見てほしい!

ただそれだけの為に私は彼の傍に居る。

勿論! 私は彼に自分の気持ちを言っていない。

彼には彼女が居るから。

私の気持ちなんか彼に言っても何にもならない事を私は知ってる。

だから何も言わないで彼の傍に居ると私は決めた!





決めた傍から彼は彼女だけを見ている。

周りにあるモノが何も見えていないかのように彼女だけを......。

彼の傍に私が居る事を彼は知ってるのかな?

こんなに彼の近くに居ても彼の眼に私は映っていない。

私に存在感がない訳じゃない!

ただ彼の眼にはいつも彼女しか映っていないだけ。

知っていたけど、これほど辛いモノだとは思ってもいなかった。





『空ちゃん、このお花綺麗だと思わない?』

『綺麗だね!』

『そうね。』

『・・・・・・』

『君の方が綺麗だよ。』

『嬉しい!』




彼と彼女は近くで見つめ合いながらニコッと笑い合う。

それを近くで見ている私。

恋愛とは一体なんなのだろう?

こんなにも報われない恋をしていていいのだろうか?

私の胸が【チクッ】と痛んだ。

辛すぎて私は二人の傍から離れてしまう。



『ごめんなさい、忘れ物したみたいだから取って来るね。』

『うん。』

『ゆっくり戻っておいで。』

『分かったわ。』




彼の言葉は私の胸を締め付ける。

【ゆっくり戻っておいで。】の意味とは、、、?



二人の時間を楽しみたいから時間をかけて帰っておいでと私には聞こえた。

勿論、そんな事は分かっている!

彼からしたら? “私は邪魔者に違いないからだ” 

何故いつも私が一緒に居るのだろうと想っているはず!

私も彼の気持ちを知っていて離れられないだけ。

そう、私は二人の邪魔をしたいのだ。

限りなく薄い可能性でも彼にほんの少しでいいから私を見てほしい。

彼女は私が彼の事を好きな事は知っている。

女の勘だけど、間違いなく私の彼への気持ちを知っている。

だから私に同情して私を切り捨てないだけだ。

彼女は彼が本気で好きになった女性ひとだけある。

誰に対しても本当に優しい!

そんな彼女の優しさに彼は惚れたのだろう。

私も男なら? 彼女の事を愛していたのかもしれない!






・・・でも? 私が愛した人は彼だ!

“愛する人に愛されない私は不幸なのでしょうか?”


どんなに彼を想っていても届かない想いもある事を私は知った。

この先、“私は一生片想いのままかもしれない!”

それでも私は彼を愛している。

愛する事をやめられない!

彼を嫌いになる方法はありますか?

彼を嫌いになれたら? 私は新しい恋ができるのにな。



そうできない私は不幸なのでしょうか?

愛するより愛されたいのか?

愛されるより愛したいのか?


私はどちらでも一緒だと想っている。

彼が私を見ていない今は、“愛はここにはないと知ってるから”

私はただ彼に私を見てほしいだけなのに、、、。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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