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39.休息日

誤字報告ありがとうございます!

すごく助かります。

 

 結局サンドル商会とのぬいぐるみのマージンとかは全部お父様に任せちゃったし、私は開発の方に口を出すだけにしてもらった。


 商品の名前は大きい方が“抱きぐるみ”小さい方が“ぬいぐるみ”にして、両方の型紙を渡したら取り敢えず私の役目は終わり。

 ぽろっとタオルで抱きぐるみを作ってもいいかもなんて言ったら、ぜひ今後とも商品についてお話を伺いたいって言われ冒頭の通り時々開発に関わる事となった。



 なんだかちょっぴりめんどくさい事になったなぁ。お祖母様の所に行くまでは暇を持て余していようとお得意の引きこもり生活を堪能中。


 勉強も魔法の訓練も暫くお休みで社交もしないとなると本っ当ーにやる事が無かったけれど、お散歩と読書以外はお部屋でゴロゴロ生活、なかなか快適だわ。


 こうなると勉強チートに大感謝よね。この歳でここまでのんびりまったりしている人なんてなかなかいないだろうし。

 お父様も自分が子供の頃勉強漬けだったからこそきっと私にあれこれ厳しく言わないんだわ。

 お父様のお兄様も次期侯爵のプレッシャーはとても大きいものだったと思うし、そう考えると自分が何もしていない様で罪悪感と後ろめたさを感じてしまう。


 うぅー、さっきまではのほほんと引きこもっていられたけど、この自分1人だけ何もしなくても良いのだろうかと言う気持ちに押しつぶされそう。こういう所が小心者なのよね……

 本当この性格どうにかならないかしら。

 はっ!こういう時こそ刺繍だわ!私には今心を落ち着ける座禅の時間が必要なんだわ。

 サンドル商会から届いた宝石をぬいぐるみに縫い付けて鼻と口を刺繍で描こう。


「ララー、裁縫道具を出してもらえるー?」


「すぐご用意しますね。ぬいぐるみと宝石もお待ちしますか?」


「ええ、お願ーい」


 そんなこんなであっという間に2週間なんて過ぎ、お父様と一緒に領地に行く日になった。


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