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絶望〜シリアスではない〜

ここからは神刀or研二and葛葉の二つのサイドに分かれます。今回は神刀のみです。


神刀side

「なんだここは」

そこは見渡す限り暗闇のみの空間。

とてもあの光り輝く魔法陣から繋がるとは思えない場所だった。

「研二!葛葉!いるなら返事をしてくれー!」

「、、、、、いない か、」

(何故、違う場所にいるんだ?別々の場所に行くように設定されていたのか、または自分だけ半分魔法陣から出てしまったからか?理由を考えている場合ではないか。ここから抜け出すのが先か)




(結構歩いた気がするが、まだ続くのかこの道は)

歩いても歩いても暗闇が続くこの空間、

(どうしようか、このままだと埒が明かない、、あれはなんだ?)

神刀の視線には光、光でも紫色のようなそれでも少し濁っているような光が写っていた。

少しずつその光が近ずいてくる。

(あれはなんだ?先が尖っているのがよくわかる、、な!?)

その光っているものが何かがもうわかるようになった。それは不気味なほど紫色の光を放った太い剣であった。

神刀が驚いているのはそれだけが原因ではない。その剣が徐々にスピードを上げて、神刀に迫ってきているからである。

(あんな剣に刺されれば命はない!明らかに自分に迫ってきている。まずは逃げなきゃまずい!)

神刀は走り出したがもうまじかに迫ってきていたのだ

(普通は希望があるもんだ がはっ!?)

剣は当然のように神刀の体に突き刺さる

ただ、何故か血は出ない

(死んでないのか くっ 痛い 父にずっと木刀で叩かれた時並みに痛い! が、耐えれれなくもない、が流石に意識が、、、、)

神刀の剣道の修行は明らかに人間の域を超えており普通の人間であれば痛みで絶望するものなのだが、神刀は絶望はしなかった。たださすがに意識を保つことはできなかった。






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