9.動き出す歯車
~異世界のどこか~
「スピアフィッシュ二匹が瞬殺されるのを見たんだよ!本当だって!信じてくれよー」
若い龍は長老らに向かって説明していた。
「嘘つけ!スピアフィッシュなど人間どもの船では追いつけもせんのに、どうやって瞬殺などできようか」
「然り。お前は幻影でも見たんじゃないのか?」
龍の長老らは若い龍の話を笑半分で聞いていた。
「嘘なんかつくかよ。見たこともないような四角いやつから高速で何かが発射されてたんだ!」
若い龍は必死になって長老らに説明を続ける。
「じゃから嘘なんかつくなって言っておろうに。人間どもの技術力が一晩や二晩で急に跳ね上がるなどありえん」
長老らは全くその話を信じようとはしなかった。
「では、私が調査しましょうか?」
別の若い龍が話に割り込んでくる。
「スヴェート兄ちゃん!」
どうやらこの若い龍の兄貴分であるらしかった。
「こいつがここまで言ってるんだから話を聞く価値はあるでしょう?」
スヴェートというらしい龍は長老らに問う。
「スヴェート。お前がそこまで言うのなら調査をしてこい」
長老らは折れたようでスヴェートに調査を命じた。
「わかりました。行ってまいります」
スヴェートは若い龍に見送られながら大空へと羽ばたく。その行先は軍事基地がある島だった。
今話のあとがきは休載します。
休載理由→みじかすぎて書けなぁぁぁい!(某眼鏡型ルーペのCM風に)
なんて理由だ!
この話も含めあとがきは次話で書く予定です。
お楽しみに!
近衛瑞




