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 グレストリアムによって空中から地上へと落とされたスレイは、瓦礫とかした民家に手をついて立ち上がろうとした。

 だが腕を動かそうとしたにも関わらず右腕が動かず、さらには右肩から脳天へと凄まじい痛みが駆け抜けるのを感じて顔をしかめていた。


「いってぇ~、この感覚………肩の骨が外れたか」


 左手で握っていた白楼を地面に突き刺し右肩に手を当ていると、迷わずに骨をはめたスレイは動くようになった右腕の感触を確かめてみる。


「どうにか………戦えるな」


 竜の治癒能力のおかげでもう痛みはないが少しだけ腕の感覚が痺れている。

 これくらいならどうにか戦えるだろうと白楼を手に取りあたりを見回した。


「クソッ、ないか」


 近くに落ちているはずの黒幻を探したが見つからなかった。

 グレストリアムに殴られた時にどこかに落としたか、あるいはグレストリアムに突き刺したまま置いてきたか………殴られた瞬間に腕の関節を外してしまったので後者の可能性が高いだろう。

 この状況で黒幻をルクレイツアとグレストリアムに取られてしまったのは痛い喪失だが、その代わりにグレストリアムのコアに傷を付けることができた。

 コアを傷つければ簡単に回復することは出来ないのは以前の戦いでも明らかだ。

 これによって少しでもこちらの戦いが有利に進むことができるかもしれない。


 白楼を左手に握ったまま胸のホルスターに収まっているアルナイルを引き抜くと、通常弾の収まったマガジンを外して雷撃式特殊高速弾ケラウノスのマガジンを装填する。


「良し」


 廃墟になりかかっている村の中央に膝を付いたグレストリアム、その傍らには黒幻を掲げるように持っているルクレイツアがいた。

 黒幻の刀身に写ったスレイを見てこちらに振り返る。


「いい剣使ってるじゃないかボウズ。返すぜ」


 ルクレイツアがスレイの姿を見ると黒幻を投げると、空中を回転しながらスレイの目の前に刺さる。

 目の前に突き刺さっている黒幻をじっくりと観察してからアルナイルをホルスターに戻すと、ルクレイツアの方を伺いながらゆっくりと手を伸ばし柄を握り、黒幻を地面から引き抜きそして構える。


「嫌に警戒してやがったじゃねえかボウズ。俺がお前の剣になにか仕掛けたとでも思ってるのか?」

「思うもなにも、あなたなら絶対なにか仕掛けるでしょ。なにも仕掛けずに剣を返したことに驚きましたよ」


 確かになと笑ったルクレイツアにスレイは言葉を続ける。


「それに、使徒なんかに産み出されたような人を信じると本当に思ってるんですか?」

「はっ。確かにお前の言う通りかもしれないが、なにもしてないのは事実だろ」

「そうみたいですけど、師匠は一体いつになったらその剣を構えてくれるんですか?」


 ルクレイツアはいつまで経っても剣を構えようとしないが、スレイはおいそれとそこに踏み込むことなど出来ない。もしもここに戦いを知らないバカな奴がいたとしたら簡単に踏み込み、そして切り刻まれ地面に転がっていただろう。

 そんな馬鹿な姿を自分の姿で想像したスレイはブルリと振るえている。


「おいグレストリアム、お前のコア傷ついてるだろ?ちょっと休んでろ、その間あいつは俺が相手しておいてやる」

「ならばお前に任せるぞ。ルクレイツア」


 どうやらグレストリアムは戦わないようだ。

 先程の攻撃が効いているのか肉体の再生にも影響が出ており一度再生したと思われた腕がボロボロに砕けていたので、体内のコアの損傷が思いの外大きいのだろう。

 向かい合うスレイとルクレイツアは自然体で、しかしその間では激しい気の撃ち合いが行われていた。少しでも気を抜けば斬られると、一人汗を流すスレイ。


「さてボウズ、これでお望み通り俺とお前の一騎討ちとなったわけだが、まだやれそうか?」

「人の心配なんかせずに自分の心配をしたらどうですか?あっ、もしかして新しい肉体だけど師匠も結構お歳ですからね、連戦がきつかったりしたんですか?」

「いっぱしの口を叩くようだがまだまだガキだな、俺がそんな安い挑発に乗ると本気で思っていたのか?」

「思っていませんよ。そんな師匠でしたら今ごろボクが斬っていますから」

「だろうな」


 ルクレイツアが赤い剣を正面にもう一本の剣をダラリと真下へと構えているのに対して、スレイは身体を半身に構えて大きく引き絞った黒幻と水平に白楼を正面で横になるように構えると、スレイとルクレイツアは構えを変えながら間合いを詰めずに一定の間隔を留めたまま、お互いが相手の隙を伺っている。

 あからさまに誘っているだろうと思われる場所があるが、あそこに打ち込んだら最後確実に剣を払われ体勢を崩される未来しか見えない。


「どうしたボウズ、来ないならこっちから行くぞ!」


 膠着状態を打ち破ったルクレイツアが地面を蹴り向かってくる。

 それを迎え撃つためにスレイも一拍遅れて地面を蹴り、ルクレイツアが上から振り下ろされた剣を白楼で打ち払い、垂直に構えた黒幻を突きだすと赤い剣を掲げて剣筋をずらしながら懐へと入り込み、首筋を狙って斬りかかってきた。


「取ったぞ」

「─────ッ!」


 眼前に迫る剣閃、スレイは大きく身体をのけ反らせその一閃をかわすと、追撃の一撃を後ろに飛んで回避する。

 追撃を交わしたスレイは横に飛びながら剣を降ったことでがら空きになった脇腹に向けて膝蹴りを放った。


「───シッ!」


 完全にはいると思ったスレイだったがなんとルクレイツアは右手に握っていた剣を捨てる。


「攻撃自体はいいが、まだまだ甘いな」


 右腕で膝蹴りを受け止めると、握り締めた勢いで膝を割り軸足を蹴り跳ばしバランスを崩しにかかる。

 空中に浮かび上がったスレイの身体にルクレイツアの後ろ回し蹴りが入り吹き飛んだ。


「───ガハッ!?」


 空中に身を投げ出されたスレイは空中で体勢を立て直して着地すると、瞬時に距離を詰めルクレイツアの重激がスレイを襲った。

 黒幻と白楼でルクレイツアの双剣と打ち合っているが、剣を受け止めるごとに伝わってくる衝撃にスレイは思わず顔をしかめる。


「どうしたどうした!攻撃の手が休んでるぞボウズ!」

「そんなの言われなくてもわかってますよ!」


 ただの打ち合いでは確実にルクレイツアの方に部がある。

 ならばとスレイは黒幻に業火の炎を纏わせると、次の一撃に合わせるようにスレイが黒幻を振るい刀身がぶつかり合った瞬間、小さな爆発が起きてルクレイツアの剣を大きく弾き跳ばした。


「魔法を宿した刃か」


 これにはさすがのルクレイツアも驚いたようで目を見開いたかと思ったが、そんなことを考えている余裕は今のスレイには無かった。

 ただ目の前でできたこのチャンスに、一撃でも多くの攻撃をルクレイツアに与えるのだと心の中で叫ぶと、黒幻と白楼に聖闇の業火を纏わせ斬りかかるとさすがにこの攻撃は受けきれないと思ったルクレイツアが初めて後退する。

 それを追いながらスレイはルクレイツアに自分が今まで心のうちに貯めていた質問を叫ぶように投げ掛ける。


「師匠!答えてください!どうしてあなたは使徒の側についているのか!」

「なんだよいきなり。そんなもの今さら聞くことじゃねぇだろッ!」


 逃げていたルクレイツアが踵を返しスレイの方へと向き直った瞬間、ルクレイツアは地面を踏む抜くと砕けた地面の一部が持ち上がる。


「ウソォッ!?」


 せり上がってきた岩の壁を前にスレイは後ろに飛ぼうとした。しかし、なにか嫌な予感がしたスレイは魔力を白楼の切っ先に集めながら石壁に向ける。


「────シールド・ヘキサッ!」


 白楼の切っ先から六重シールドが展開された瞬間、目の前に現れた石壁の中心に無数の亀裂が走ったと同時に闘気の輝きが後を追うように溢れだすと、砕けた岩が闘気を纏った弾丸となりスレイの元へと飛来する。


「クッ!?」


 岩の弾丸がシールドにぶつかるとパリンッとガラスが割れるような音を鳴らしながらシールドが割られていく。

 瞬く間に最後の一枚にまで到達したところで弾丸が打ち止めとなったが、そこに合わせるように距離を詰めたルクレイツアが最後のシールドを切り裂いた。

 切り返しによって振るわれるルクレイルアの横薙ぎを黒幻で打ち返し後ろに下がった。


「そんな薄っぺらシールドを張ったくらいで、俺が止められると思ったのか?」

「思うわけないでしょ!───インフェルノ・ブラストッ!」


 黒幻を振り上げながら宿していた業火の魔力をそのまま魔法に変換させて撃ち出す。放たれた漆黒の弾丸に対してルクレイツアの闘気を纏った剣で真っ向から斬り伏せるのをみて、さすがのスレイも驚いていた。

 いくらとっさに魔力を変換して放った魔法だからといっても、スレイが一番得意としている炎の魔法の中で最も得意な業火の魔法を闘気を宿した剣で切り裂き、飛び散った炎を剣圧によって散らした。


「さすがッ!」


 今から剣に炎を宿すのは間に合わず振り抜かれた剣に対してスレイは闘気を宿した剣で迎え撃つと、二つの剣が火花を散らして斬り結ばれる。

 最速の剣戟に加え自在な足運びによって放たれる残激に、攻撃を受け止めながら次の動きが読めずに再び防戦を強いられているスレイに、ルクレイツアが言葉を投げ掛ける。


「はっ!防戦一方じゃねぇかボウズ!俺の弟子がそんな情けない姿でがっかりだぞ!」

「そりゃあ悪かったですね、情けない弟子でッ!」


 全身に竜力を流し両目を竜眼に変化させたスレイは、剣を受け流しながらルクレイツアの動きを全てこの眼で捉える。

 ルクレイツアの剣を交わして避けながらスレイも無理矢理にでも攻撃に転たが、それも著しく攻撃を弾かれて逆に攻撃を受けてしまった。

 頬を斬られて傷口から滴った血が皮膚を伝って落ちていく。

 瞬く間に振るわれた剣閃が煌めくと右肩、脇腹、額、腕と、身体の至るところを斬りつけられて血を流すスレイは竜の治癒能力を発動させていない。

 致命傷以外の傷にはいちいち構っていては、いつまで続くともわからない戦いを切り抜けられない。小さな傷一つの治療に回すだけの竜力の余裕がないのだ。


 だがこれでようやくすべての条件が整ったスレイは、両目の竜眼と強化を解くとルクレイツアが睨み付けるような視線をスレイに向けながらつばぜり合いに持ち込むとように、滑らせて受け流そうとしたスレイの剣に自分の剣を半ば無理やり押し込めて持ち込んだ。

 スレイとルクレイツアがこのとき初めて至近距離で顔を付き合わせた。


「情けねぇじゃねぇかボウズ!こんなところで諦めるつもりなのか?」

「諦める?いった何を言ってるんですか師匠、ボクがいつ諦めたって言うんですか?」

「そうじゃないってんなら、なんでてめぇがもとの目に戻したんだ?身体強化を解いた?それはもう俺と戦う意思を失ったようなものだ、違うかボウズ!」

「違いますよ師匠。ボクが竜眼を解いたのはなにもあなたに勝てないから諦めた訳じゃなく、あなたに勝てる算段がついてもう必要がなくなったからもう必要なくなっただけですからね」


 うっすらと微笑んだスレイの笑顔を見たルクレイツアは、スレイの笑顔の中からなんとも言えないまるで暗い闇の奥底を覗いているかのような底知れぬ恐怖を感じ、柄にもなくゾワリと恐怖から身を振るわせた。

 ルクレイツアはキッとスレイのことを睨み付けると、つばぜり合いをしていら剣を押し後ろに倒れかけ返してバランスを崩したスレイの前に一歩足を前に踏みしめた。


「だったら、そんな大口を叩けないくらいに打ちのめしてやるよ!!」


 一歩踏み出したルクレイツアがスレイに向かって剣を振り下ろしスレイの身体を切り裂いた………はずだった。

 目の前で立っていたはずのスレイの身体がまるで霞のように消えてしまった。


「お前の技を借りたぞユキヤ───体移動の型・朧霞」


 ルクレイツアは自分が教えたことのない、全く知らない技に驚いていると自分のすぐ横に現れたスレイが闘気を纏った黒幻と白楼を揃えて下に構えながら振り抜く。


「面白い技だッ!」

「今度はこれで行くよ──双刃の型 蒼波華月・偽!」

「こっ、その技はフリードのかっ!」


 下から上へと振り上げられたスレイの双剣を受け止めた剣から伝わる衝撃にルクレイツアは更に驚いていると、そこから畳み掛けるように振るわれるスレイの双剣を受け流し続けていた。

 数激の撃ち合うの中でルクレイツアはあることに気がつくと、スレイに向かって叫んだ。


「まさかとは思ったが、俺の動きをこの短時間で完全に見きってやがるなボウズ!そうか、その眼を竜の眼にしたのも眼を強化したのも俺の剣を避けるためじゃなかったって訳か」

「えぇ。その通りですよ。師匠のその二つの剣に記憶している動きの癖を全て見きるために敢えて攻撃を受け続けて攻撃の返しも全て見切った」


 本当にそうなのかルクレイツアには分からないが、スレイに剣技を教えた張本人であるルクレイツアはもしものときのためにと、瞬時に自分の握る二つの剣の動きの記憶に新しい動きを作りそして新しく剣に記憶させる。


「そうか、だったらこいつはどうだ!」


 ルクレイツアが自分の握る二つの剣の動きの記憶に新しい動きを作り、そして新しく剣に記憶させる。


 地面を蹴り走り出したルクレイツアのを見てそれを迎え撃ちためにスレイも走り出すと、流れるような自在な足運びから放たれる剣技を全て見切っているスレイは、黒幻と白楼でルクレイツアの剣を受け流し続ける。

 スレイが言った通りなのかルクレイツアの剣技を見切っているだけでなく、攻撃を受け流し少しずつ確実に攻撃を返している。


「これで師匠と、やり会えるッ!」

「そうかよッ!」


 闘気を纏った斬激をルクレイツアがスレイへと放つと、左右の剣を重ねながら受け止めるとギリギリと後ろに押されながらも闘気で切り払うと、真上へと飛び上がったルクレイツアが左右の剣を右上に揃えて構えた。

 空中で身体を回転させながら右上から揃えられた剣から斜め下へと放たれる。

 それを黒幻で受け止め刀身を傾けながら力を受け流そうとしたが、力の入れ方が今までと違うのか受け流すことが出来ず力負けをして後ろに倒れかける。


「ぐっ、なるほど力の入れ方を変えてきたって訳ですか」

「それだけじゃねぇよ!」


 追撃に入ったルクレイツアが先ほどと同じ動きでるはずにも関わらず、剣を振るう力の入れ方を変えている。だがもうすでに動きを全て見きっているスレイにとっては、こんな改編など無いに等しいといえるだろうが、そこに更に多彩な技を付け加えていくが、攻撃事態は今までルクレイツアのと同じだ。

 ルクレイツアの剣から放たれる最速のの連激に対して、スレイも同じく真っ向からの斬り合いによって答える。


「ハァアアアアアアア―――――――――――――――――――ッ!!」


「ウォオオオオオオオ―――――――――――――――――――ッ!!」


 スレイとルクレイツアが同時に叫びながら斬り結んでいく。

 右から左への斬り払いをまっすぐ構えた黒幻で受け止め、返しとして白楼による突きを半身をずらすことでかわしたルクレイツアは、飛び込んできたスレイに向かってルクレイツアが剣を上からの切り下ろしを放った。

 剣が当たる瞬間に地面を強く蹴り身体を浮かしたスレイは、空中で飛んでルクレイツアの剣をかわすとそのまま空中で身を回転させながら足を振り抜きルクレイツアの横顔を蹴りつける。

 スレイの蹴りが当たった瞬間、とても蹴ったときに聞こえるような音とは思えない音と衝撃が駆け抜けたのだが、それよりも先にルクレイツアのガードがスレイの蹴りを受け止めていた。

 不味いと思ったスレイが足の裏に風の魔力を発動して飛ぼうとするよりも先に、剣を手放したルクレイツアがスレイの足を掴むと身を捻りながら投げ飛ばした。


「うわッ!?────グッ!?」


 情けない声を出しながら吹っ飛んでいったスレイは竜翼を発現させて翼を広げる。

 空中で体勢を立て直し着地し顔を上げると、剣を真上と左脇に構えながら走ってくるルクレイツアを見てスレイは剣を構えると一撃目の左から右への横凪を後ろに飛んでかわした。


「師匠を蹴るとは弟子として最低なんじゃねぇかよボウズッ!」

「人間だったときに初対面でボクのことを蹴り飛ばした人が良く言えますねッ!」


 二激目の下からの切り上げを打ち払い上からの切り上げを横に構えた黒幻で受け止めたそのとき、ルクレイツアの口許が微かにつり上がるのを見たスレイはに闘気の斬激がスレイを襲った。


「────────ッ!?」


 闘気の斬激がスレイを吹き飛ばそうとしたそのとき、空間転移で後ろに飛んで闘気の斬激を同じく闘気を宿した剣でう真上に凪払った。


「なるほど、攻撃の多彩さが増えてるのか」

「これだけだと思うなよ!」


 接近するルクレイツアに対して今度は受け構える姿勢をとったスレイに、まだ距離があるというのに自分の方へと剣を振り抜くルクレイツアを見て、いったい何を?と思ったそのとき肩に裂傷と強い衝撃が伝わる。

 ゴキゴキッと骨の砕ける音とブシュッと血の吹き出す音が同時に聞こえる。


「ぐっ、ガァッ!?」


 肩を助骨が折れ左腕に力が入らず地面に白楼が転がると、一瞬意識をそちらに持っていかれてしまったスレイは次の横からの衝撃を受ける。


「────アガッ!?」


 ゴキッと肋骨から鳴った骨の折れる音に身体を斬られる激痛を身体に感じながら、スレイは自分の身体が浮かび上がる感覚を感じ顔を上げるとルクレイツアが剣を真横へと振り抜くと、スレイが吹き飛び民家を潰してその下敷きになった。


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