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両親の喧嘩

ブクマ登録が二百件行きました!

本作品を読んでいただいている皆さま、ブクマ登録をしていただいている皆さまに感謝を。

ありがとうございます!



 ヴァーチェア王国での事件を解決し首都リプルスを出てから一ヶ月の間、スレイたちは当初の目的地であった村に滞在していた。

 村に滞在している間も例のごとく、とある事件に遭遇することになったのだがこれをお話しするのはまた今度にしよう。


 あの事件から一ヶ月が経ち、クレイアルラとの約束通りスレイたちは中央大陸ミシュライハ王国の温泉街ノーザンスに戻ってきた。

 街の入り口である関所から少し離れたにゲートを開き転移した。


「しまったな、ちょっと離れたところにゲート出しすぎた」

「いいではないですか、歩いていきましょう」


 リーフに言われてユフィたちも賛成したので、みんなで歩いて門へと向かっていく。

 この街を初めて訪れるライアは、温泉が楽しみなようでどんなものなのかとみんなに聞いていた。


「……大きいお風呂、楽しみ」

「うんうん。いいよね大きなお風呂って、それに天然の温泉だから疲れも取れるしお肌もスベスベになるし」


 ウキウキと楽しそうに話しているユフィたちをよそに、スレイはひとり険しい表情を浮かべていた。


「傷……怪我……うぅ~ん」

「お兄さん、どうかしました?」

「いや、何か忘れてるような気がして……」


 うねり声を上げて考え込んでいるスレイをユフィたちが怪訝な表情を浮かべて見守っていた。


「怪我……怪我……あっ!思い出したっ!?」

「……ん?どうした?」


 突然立ち止まり青い顔をしたスレイを見て、みんながなにかあったのかと立ち止まった。


「ヤバイヤバイヤバイ、どうしょうどうしょうどうしょう!?マジでヤバイ、なんであのことをすっかり忘れてたよ」

「えっ、何を忘れてたの?」

「……いやいや、ホントにさどうしょう!?絶対に怒られるよ……」

「そこまでのことなのですか!?」


 なんのことなのか分からないが、ここまでうろたえているスレイは珍しい。

 これはよほど大事なことを忘れていたの違いないと察したユフィたちは、まずはなにを忘れたのかを聞き出すことにした。


「あっ、あの、スレイ殿?いったい何があったんですか?」


 意を決して四人の中で一番年長であるリーフが代表してスレイに声をかけると、ゆっくりと挙げられたその顔はまさにこの世の終わりとでも言いたげに真っ青であった。


「実は………旅に出る前に先生から、出来るだけ身体の調子をまとめるように言われてたんだけど、いろいろあって最初の方以外すっかり忘れてた」


 引きつった笑みを浮かべながら顔を上げたスレイ、その表情は絶望そのものであった。


「……絶対に先生から大目玉を食らうことになるかもしれません」

「あぁ~、それはなんというか」


 意外かもしれないがクレイアルラは本気で怒ると物凄く恐ろしい。普段怒らない人が怒ると恐ろしいというが、あれは本当なのだと思うほどだ。


「先生のレポート忘れか………スレイくん、あなたのことは忘れないからね」

「嫌だぁ~~ッ!死にたくないッ!?」

「そこまでなんですか!?」


 ユフィに見捨てられてスレイは頭を抱えて叫びだす。

 叫ぶスレイをよそに遠い目をしているユフィは、以前クレイアルラが怒った時のことを思い出していた。


 あのときは確か、フリードとルクレイツアが暇だからとかなんとか言って村の中で手合わせをして、誤ってルクレイツアの剣がクレイアルラの診療所を真っ二つに両断してしまったせいだ。

 死傷者こそ出なかった物の、盛大に被害を被ってしまったクレイアルラが大激怒。

 怒り狂うクレイアルラを前にして、二人は母親に叱られている子供のように背中を丸めていたのをユフィはよく覚えていた。


「あのときの先生の顔、今思い出しても恐ろしいよ」


 多分あそこまでは怒らないにしても、それ相応の叱咤の言葉を受けるであろうスレイにユフィは同情の目を送ることしかできなかった。

 もう誰も助けてくれないこともあり、スレイは帰ったら速攻でクレイアルラに頭を下げることを決めるのであった。


 ⚔⚔⚔


 二ヶ月ぶりに来たノーザンスの街は、グレイによって壊滅的な被害を受けたにも関わらず、少しずつ観光客も戻っていた。

 かつては閑散としていた街の中も至るところから人の声が聞こえ、街への入り口は人だかりもできいるほどであった。

 観光客も戻り街の人達にも笑顔が溢れている。


「みなさん元気そうで良かったですね」

「うん。本当に良かったよ」


 ノクトの呟きにスレイがうなずき返していると、街の人たちがスレイの顔を見て近寄ってきた。

 その手にはいろいろな物を手に持っていた。


「あんた、領主さまんとこの息子さんじゃないかい、これから奥さんに食べさせてやんなさいな」

「出産前だからねお腹の子のためにも栄養つけさせてあげな」

「いつもお世話になってる領主さまに渡してくれな、頼むぜ」

「えっ、あっ!はい!ありがとうございます!」


 人とすれ違う度に何かを渡されてしまった。

 さすがに持ちきれるような量ではなくなってしまったため、受け取る度に片っ端から空間収納に納めていく。

 しかし、手ぶらで歩ーいていると街の人達が新たに差し入れを持って近づいてくる。

 入れても入れてもキリが無くなってきたので、受け取れないことをアピールするために手に持つも、街の人々が止まらずあれよあれよという間に五人の手には抱えきれないほどの荷物を持つことになった。


「来て早々に凄い荷物になったな」

「速く宿にいきましょう」

「そうだね~、流石に重いかも~」


 予定外の荷物を抱えたスレイたちは、その足で以前間借りしていた宿屋へと向かったのだがそこで意外なことを聞かされた。


「えっ、父さんたち別のところに移ったんですか?」

「はい。今は丘の上の屋敷の方に引っ越されましたよ。ヴァルミリアさまのご息女さまもご一緒に」


 そういえば、前に来たときにはなかった屋敷があると思っていたが、そこが新しい我が家だとは流石に思わなかった。


「ってかあの子、まだ帰ってなかったんですか………」

「そうなんですよ。私どもとしてはご息女さまにはいつまでも当宿にお泊まりしていて欲しかったんですが……あっ、でもですね、当宿にヴァルミリアさまがご宿泊されたと言うと噂が広がり、今ではこの街随一の宿屋として有名になって今いましてぇ~!」


 嬉しそうに力説する女将さん。

 その言葉のとおりなのだろうとスレイたちは納得していた。

 両親を訪ねに来ただけだと言うのに人だかりができて、ここに入るまでに三十分近く待たされることになった。

 今も増え続けている客足を自分たちで止めるのは忍びないと思ったスレイは、そろそろお暇しようかと思った。


「お忙しそうなので、ボクたちはこれで失礼しますね」

「はい!またお越しくださいッ!」


 宿を出て女将に教えてもらった場所にやってきたスレイは、丘の上に新しく建てられたという屋敷を見上げながら、何やら感慨にふけていた。


「ボクの新しい実家が貴族の屋敷な件について」

「村にいた頃じゃ考えられないよねぇ~」


 のんびりとした暮らしが懐かしいと、まだ旅立って一年も経っていないというのになのに、何十年も昔のように思えてしまうのはなぜだろうか。

 そんな感想を漏らしていると、屋敷の門の前に経っていた門番がこちらに近づいてきた。


「貴様ら!ここは領主さまの邸宅だ。なに用があってきた!」

「えっと、スレイが来たって言えばわかると思うので、領主さまに取り次いでもらえませんか?」

「ならん!怪しい者を通すわけにはいか!!」


 まさかの通せんぼ、意外なことにもスレイだけでなくユフィたちも驚いて声がでないご様子。

 致し方ないので門から少し離れた場所でプチ会議をすることになった。


「ねぇねぇどうするの?門前払いを受けちゃったよ?」

「ごめん、さすがにこれは想定外、ってか父さんもじいちゃんも門番雇うんならちゃんと教えておけよ」

「……スレイ、あの門番倒すなら私がやってもいい」

「ダメですよライアさん!大事になります!」

「そうですよ。ここはお義母様にコールをしてみてはいかがですか?」


 その手があったと思ったが、身重の母をここに呼ぶわけにもいかないということになりその案も消えた。

 しかし誰かをこの場に呼んで証言をしてもらうという案は採用させてもらうことにした。


「ミーニャちゃんかリーシャちゃんあたりが良いですかね?」

「うぅ~ん、多分こっちのほうが早いかも」


 そんなわけでスレイは頭に角を生やした。


「……?なんで角なんて生やす必要あるの?」

「まぁ見てて、もうすぐ来るから──ッと!」


 話し打ち切ったスレイは身を捻って飛んできた者を捕まえると、それを自分の腕の中で抱き抱えた。


「久しぶりに会うってのにいきなり噛みつこうってのはいけないんじゃないか?」

「そんなことはない。お兄ちゃんとのスキンシップは妹の務め」

「竜の妹を持った覚えはないんだけど……まぁ、久しぶり元気だったか?」

「お兄ちゃんも元気?」


 いつの間にか出来ていた義理の妹の招待は聖竜ヴァルミリアの一人娘である幼竜だった。


 ⚔⚔⚔


 幼竜のことをライアに紹介したあと、スレイはそのまま門番に事情を設定してもらった。

 すると本当にスレイが領主の息子で有ることが分かると、先程のスレイ以上に顔を青白く変化させた門番が早急に頭を下げた。


「申し訳ありませんでした!!まさか本当にご当主のご息子と奥方の皆さまとはつゆ知らず……本当に申し訳ありませんでした!」


 一応はスレイもこの家の子なので貴族のようにある。

 そんな人物を追い払おうとしたのだ、罰を受けても仕方がないと思ったのだろうがそんなことをするつもりはない。


「気にしないでください。あなたはちゃんと仕事をなさっていたんですから」

「でっ、ですが、私はあなた様にあのような態度を………」

「だったら、この屋敷にはボクの妹たちが居ます、何かあったときは助けてあげてくださいね」


 職務を全うしようとしたこの人ならば、何かあっても二人を守ってくれると信じてその言葉を告げる。

 すると門番は感極まったかのように目尻に涙をためながらもう一度深々と頭を下げる。


「あなた様の寛大なるお言葉に感謝いたします!例えこの身が朽ち果てようとも妹ぎみをお守りいたします!」


 いささか忠義心が重い気がして止まないが、いちいちツッコんでいて話が前に進まないので無視した。

 門番によって門が開かれると、ユフィの腕の中にいた幼竜がぴょんと飛び降りた。


「お兄ちゃん、お姉ちゃんたちもわたしがあんないしてあげる」

 先頭を歩いてみんなを先導していく幼竜、その姿はとても微笑ましいものであった。


「可愛いですね」

「……ん、元気いっぱい」


 幼竜が屋敷の扉を開けて中に入ると、玄関ホールで待っていた白髪の老執事が深々と頭を下げた。


「おかえりなさいませ」

「おじいちゃん、ただいま」


 会話だけを聞いていると幼竜も本当にアルファスタ家の一員であるかのように思えて仕方がなかった。

 すると老執事がスレイたちのことに気がついた。


「ヴァルマリアさま、こちらの方々は?」

「おにいちゃんとお姉ちゃんたち。帰ってきたからみんな呼んできて」

「かしこまりました」


 老執事が離れていくのを見送りながら、スレイたちは揃って先程老執事が幼竜のことを呼んでいた名前が気になった。


「あの、ヴァルマリアって?」

「わたしのお名前、せんせいがつけてくれたの」

「先生って、ルラさんですか?」

「そう。おかあさんの娘だから、ヴァルマリア。みんなからはマリアって呼ばれてる」


 マリアと聞いたら地球の聖母の名前を思い浮かべてしまったスレイとユフィだが、確かに聖なる竜ヴァルミリアの娘なので神聖な名前を付けるのは似合っているかもしれない。


「ヴァルマリア、マリアか………いい名前だね」

「ん。そうでしょう」


 ニヤリと笑っている幼竜改ヴァルマリアを見てスレイは苦笑いをした。

 出来ることなら、本当の聖母のようなおしとやかな子に育ってほしいと思ったのは、スレイのエゴかもしれない。

 毎度竜人化する度に噛まれそうになるのさえなくなってくれれば言うことはない。

 名は体を表すというが、それが実現してくれると助かるんだけど、そうスレイが考えていると屋敷の中に叫び声が響いた。


「いい加減にしなさい!!」


 凛としたよく通る声を聞いたスレイは一瞬にして顔を真っ青にすると、声のした方に向かって高速で土下座からの何度も何度も頭を下げているのだった。


「すみませんすみませんすみませんすみませんすみません!!書かなかった訳じゃないんです!書けなかったんです!だから許してください!?」


 スレイ渾身の土下座が炸裂した……のだが、どうも屋敷の奥から聞こえてくるクレイアルラの説教の内容の方は、今スレイが謝っている内容と全く関係ないように思えた。


「お兄さん、どうやら怒られてるのお兄さんじゃないみたいですよ?」

「あぁ………あぶねぇマジでびびった」


 一瞬で全身から溢れだした冷や汗を拭ったスレイは、ふぅ~っと大きく息を吐いたのだが、死刑執行が延びただけでこの後来るかもしれない。

 まだ安心するのは早いかもしれないと考えたスレイは、顔をこわばらせたまま執事が戻ってくるのを待っていると、執事が向かった方からパタパタっと足音が聞こえてくる。

 足音が聞こえてくると、スレイは口元を緩め優しい表情を浮かべながらその方向を見ていると、スレイと同じ真っ白い髪をした小さな女の子が駆けてきて、そして大ジャンプした。


「おにぃ~ちゃ~ん!!」

「りっ、リーシャ!」


 飛んできたのはスレイの一番下の妹のリーシャだった。

 飛んできたリーシャを受け止めたスレイは、数カ月ぶりにあった妹の顔を見てから力一杯抱き締め、リーシャも両手だけでなく両足も使って抱きしめ返した。


「おにーちゃん!おにーちゃん!」

「リーシャ、元気いっぱいなのはいいんだけど、もう少しおしとやかになろうな」

「うん!」


 これは分かっていないときの返事なのだが、久しぶりにあった妹が元気なのはいいことだ。

 スレイはもう一度リーシャを抱きしめてから地面におろしたところで、もう人の妹がこちらを視ていることに気がついた。


「ミーニャ、久しぶり元気だったか?」

「うん。元気だよ兄さん、お帰りなさい」


 挨拶を返してきたミーニャの一言を聞いてスレイの身体がまるで落雷に打たれたかのように硬直した。


「なっ、なん………だと?ミーニャが………ボクのことを、兄さん!?」


 つい先日まではスレイのことをお兄ちゃんっと呼んでいたはずのミーニャが、久しぶりにあったら兄さんっと読んできた。

 いったいなんの冗談なんだ!?スレイは内心でその事に驚愕していると、ミーニャと仲の良いノクトが話しかけた。


「ねぇねぇミーニャちゃん。なんでお兄さんのことをそんな風に呼ぶんですか?」

「だって、私ももうすぐ大人だしいつまでも甘えてるだけじゃダメだから……やっぱり変かなノクトちゃん?」

「ううん、そんなことないです!でも、お兄さんがびっくりしちゃってますから」


 多生なりともショックを受けたスレイだったが、いつかはこういう日が来てもおかしくはないと思ってたので覚悟はしていたが、いきなりだとやはり落ち込むな、そう思いながらミーニャの頭を撫でる。


「ミーニャももう成人だし、ちょっと寂しいけど悲しくはないな」

「……分かったから、それやめてよ……見られてると恥ずかしい」


 そう言いながら頬を染めたミーニャが目を泳がしている。

 よく見るとこの屋敷には老執事さんだけでなく、メイドさんなんかもいるらしく、至るところから好奇の視線を向けられることとなった。

 名残惜しいがミーニャの頭から手を離すと、ミーニャがライアの存在に気付いた。


「兄さん、あの娘は誰なの?」

「うぐっ………あぁ~、何て言いますか、兄さんの四人目の奥さんです」

「おにーちゃんのおよめさんなの?」


 ミーニャと一緒になってスレイの腕に抱えられたリーシャがキョトンとした顔をしてライアを見る。二人から見られていることに気が付いたライアが二人の前に出た。


「……ん。初めまして、私はライア、スレイのお嫁さんになる予定です」


 ライアにしては珍しくミーニャとリーシャに向けて頭を下げていた。


「ライアちゃんですね。私はミーニャです、兄のことをどうかよろしくお願いします」

「ライアおねーちゃん。リーシャです。おにーちゃんをよろしくおねがいします」

「……ん。こちらこそよろしく」


 なんだか嫁と姑のやり取りのようなことをやっている三人を見たスレイは、もしかして自分の預かり知らぬところで二人とこんなやり取りをしていたのではないのかと思い、リーフとノクトにその事を聞いてみる。


「なぁ、リーフとノクトも今みたいなやり取りやったの?」

「えぇ、私はリーシャちゃんと一緒にお風呂に入った時に、スレイ殿をよろしくと」

「わたしはミーニャちゃんのお部屋にお泊まりした時に言われました」


 やっぱりやってたのね、そう思っているとユフィがスレイの袖を引いた。


「ねぇねぇ、私には聞いてくれないの?」

「いや、ユフィの場合はずっと一緒だったからミーニャたちも知ってるだろ?聞くはずないと思って」

「うん。その通りでちょっと悲しいかも」


 しょげているユフィを慰めるようにしているスレイ、それを羨ましそうに見ているリーフとノクト、その横でミーニャとリーシャと話していたライアが尋ねた。


「……ねぇミーニャ、さっきから聞こえるこのお説教はなんなの?」


 そう言えばそうだなっと、今までは気にしないようにしていたのだが理由を聞いてみたくなったスレイたちが、一斉にミーニャの方を見る。


「実は……お父さんとお母さんが喧嘩してて、それをルラ先生が説教してるの」


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