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反乱者たち

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 ユフィたちを逃がすために残ったスレイとクレイアルラは傭兵たちをそうそうに倒し終えると、傭兵たちの中に紛れていた冒険者を相手に戦いを繰り広げていた。

 対する相手は大剣使いと双剣使い、それに魔法使いの計三名だった。

 前衛二人に後衛一人のパーティーに対してこっちは二人、それも前衛と後衛しかいないがスレイもクレイアルラもそんな事は関係ない。


「あっちの大剣使いの相手はボクが行きます」

「分かりました。では私は双剣使いを相手にしましょう」


 スレイが大剣使いを見るとどうやら相手のそのつもりらしく、まっすぐスレイに向けて大剣を構えた。

 それに釣られるように双剣使いも剣を構えたのを見て、クレイアルラも杖を構え魔法を展開する。

 剣士二人は人間だが魔法使いの方はエルフ、それも肌が浅黒いことからダークエルフだと思われる彼らとの戦いが始まった。


 大剣使いを相手取るスレイは己の足と高速の連撃を駆使してた速度で翻弄しながら、魔法使いの援護を魔道銃で妨害をする。

 格上であるはずの二人を相手取り、全く隙を見せない戦いに弟子の成長を痛感させれた。


「あの様子なら、任せても問題ありませんね」


 一先ずは安心だと思った瞬間、怒号の声とともに鋭い連撃が襲いくる。


「他所見してんじゃねぇぞッ!」


 双剣の連撃が襲い来る中、冷静に杖の柄で受け止めたクレイアルラは一度杖を大きく振り牽制し、双剣使いが下がると同時に杖を回転させ宝珠を向けて魔法を放った。


「──アクアバレット」


 水の弾丸が双剣士に向けて放たれると、双剣士は大きく横に飛んでかわし助走をつけて一気に距離を詰めた。

 速度を付けて放たれた一撃を杖で受けながらクレイアルラは、ここまで近い距離での戦いは久しぶりだと、そんな事を考えていた。

 いかんせん普段は後衛担当のため、こうして接近戦はかなり久しぶりなのだ。

 だが、クレイアルラはそんなブランクを感じながらも焦りを見せることはしなかった。


「オラオラオラオラ!それでもSランク冒険者かっ!そんなんなら冒険者なんて辞めちまえ!!」

「うるさい人間ですね。戦ってる最中に喋って相手を軽く見る相手に、簡単には負けられませんね」

「舐めんじゃねぇぞクソエルフがッ!!」


 もう一度牽制目的でクレイアルラが大降りで杖を振るうと、好機と思った双剣使いが今度は後ろへは下がらず、かわすと同時にクレイアルラの懐へと潜り込んだ。


「もらったッ!」


 双剣使いが勝利を確信し剣を振るおうとしたが、そのとき見たクレイアルラが口元に笑みを浮かべていることに気がつく。


「ッ!?」


 このことに不信感を覚えた双剣使いが上空から気配を感じ顔をあげると、日の光の中で何かが光ったのを見た。


「クソッ!」


 咄嗟に攻撃をやめて回避を取った双剣使い。今さっきまで自分が立っていた場所に、空から降り注いだ数本の短剣が突き刺さった。


「てめぇ!そんな卑怯なもん使ってんじゃねぇよ!これだから魔法使いはダメなんだよ正々堂々戦えや!」


 なんとも頭の悪そうな罵倒をしてくる双剣の冒険者に、クレイアルラは小さな笑い声をあげている。


「なにがおかしいんだクソエルフがッ!」


 笑われたことに腹を立てたのか叫ぶような声をあげていた。


「ふふふっ、これは私の物ではありませんよ?それと、ちゃんと周りを見ていないと足元を掬われます」

「あぁ!?───グハッ」


 クレイアルラの注意をよそに双剣の冒険者が斬りかかったが、背後より現れたスレイが魔道銃のグリップの底で背後から後頭部を殴り付け気絶させた。


「弱いな。先生、この人本当にSランク冒険者なんですか?」

「いえ、私に知っているSランクはあそこにいる二人なのですが……確認しますが彼のランクは?」


 クレイアルラが旧知の冒険者の二人に向けて杖を構えている。

 二人組の片方、同じ魔法使いの女がクレイアルラに向けて杖を突き返したので、スレイが間に入ろうとしたがクレイアルラが手を上げてスレイを停めたのでその場に留まった。


「ご想像通りさね、そいつはSランクなんてもんじゃないよ。ただの冒険者になりたてのEランクさ」

「どうしてそのような者をここに連れてきたのか聞きたいところですね」

「あいつはただの自信家でね。ランクアップして二ヶ月は経ってるんだが、ゴミもゴミ、苦情は多いわ依頼主とは問題を起こすわ、いい加減上もお冠だったのさね」


 話を聞いていたスレイは、スゴい言われようだなっと、地面にぶっ倒れている双剣使いを横目で見ながらそう思っていた。

 ちなみに相手にしたクレイアルラはというと、双剣使いの事はもう眼中になく目の前のダークエルフを睨んでいた。


「しかし、クレイアルラ。あんたずいぶんとまぁ若い男を引っかけたみたいだね~。どこまで行ってるのか教えな」

「スレイは私の弟子ですよシャノン?私はまだ独り身ですし純潔です」


 恥ずかしげもなく言い張るクレイアルラの隣で、思わず衝撃的なカミングアウトを聞いてしまったスレイが狼狽えている。

 未だに初な少年にはその手の話は禁句なのだがそれを気にする様子もなく二人の舌戦は続けられた。


「やれやれ、エルフってのはお堅くて困るね~、挨拶代わりの冗談にマジで返すなんてさ」

「あのような下品な挨拶、私は知りません」

「おぉ~嫌だねぇ~、全く。お堅いのはその貞操だけにしないと、死ぬまで独り身かもしれんねぇこりゃ」

「貞節が弛いダークエルフよりは増しかと思いますが、あなたは貞節と一緒に頭まで弛いみたいですから、一度医者に頭を診察していただいたらどうでしょうか?」


 二人のエルフは人が聞いたら行けないような会話を満面の笑みでしていた。ちなみにスレイは今までにない驚きの表情でクレイアルラのことを見ていた。

 なぜかって?未だかつてこんなに真っ向から人を罵倒するクレイアルラを見たことがないからだ。


「「…………………………」」


 衝撃的な師の姿に御遠ロキを隠せないスレイを置き去りにし、笑顔のまま沈黙が流れたかと思うと二人の表情が同時に変わった。


「殺りますか?」

「殺ってやろうかい?」


 いきなり怒気の表情をまとったかと思えば、至近距離でメンチを切り出した二人を前にしてもう何ながどうなっているのかわからないスレイは大いに混乱していた。

 なにこの二人、そんなに仲が悪いの!?っと口には出さずに驚いていると、いつの間にか近寄っていた大剣使いの冒険者がスレイに答えた。


「すまんな、あの二人同じ長命種で俺も知らぬ時に何かあったらしくてな、俺がガキの頃からあんな感じだったな」

「そうなんですか……ところで、お名前をうかがってもよろしいですか?」

「おぉすまんな小僧、俺はSランク冒険者のウルスラだ。姓はないウルスとでも呼んでくれ」

「Cランク冒険者のスレイ・アルファスタです」


 今まで敵として斬り合っていた二人だったが、今はこうして挨拶をするがスレイはすぐに頭を切り替える。


「ところでウルスさん、あなたとシャノンさんでしたっけ、いったい何が目的なんですか?」

「何が、とはいったいなにがかな?」

「いえ、さっきボクがお二人と戦ったとき、どうも考えても師匠と同じ実力のあるあなた方を相手にボクがまだ立ってるのがおかしいですからね」


 実際に昔死霊山での卒業試験のようなものをやったときの師匠は、本気の三分の一の力で一騎討ちでやっていた。

 だけど一度だけ師匠が本気を出してくれたことがあったのだが、その際に死ぬとすら思ったほどの実力差があったが、先程の戦いでそれを感じることはなかった。

 ついでに修行時代を思い出したスレイに表情はいつものように死んでいた。

 その根拠を聞いたウルスラは、大きく息を吐きながら答えてくれた。


「いやいや、俺もわりとマジで本気だしてお前とやり合ってたんだが………」

「そんなご冗談を、あんなに力を押さえておいてなに言ってるんですか、アハハッ」

「いやまぁ、確かに余力を残してたのは認めるが、お前のその剣と銃を見て本気を出していたぞ後半はだがな」


 ウルスラの言葉を聞いたスレイは、おかしいなと思いながら首をかしげた。そして同じようにウルスラも首をかしげた。


「えっ、マジで?」

「あぁ、マジで」


 真顔で訊ねるスレイに同じく真顔で答えるウルスラ、一拍置いた次の瞬間、スレイは膝から崩れ落ちた。


「おっ、おい!大丈夫か!?」


 四つん這いになって崩れ落ちたスレイに駆け寄るウルスラ、さらにそこに追い討ちをかけるわけではないが、喧嘩していたはずのクレイアルラがウルスラを押し退けてスレイに駆け寄った。


「ウルスラ!あなた私の弟子に何をしたのですか!」

「なにもしてないッ!」

「嘘つくんじゃないよ、これだからあんたはまだ童貞のガキんちょなんさね」

「今その話は関係ないだろシャノン!」


 四つん這いになったスレイを心配そうに寄り添っているクレイアルラだったが、ブツブツとなにかを呟いているスレイ、その声を聞くために耳を傾けると


「ボクって……いつの間にか、師匠と同じレベルに……化け物……イヤだ、なんかスッゴくイヤだ」

「スレイ……ついに自覚したんですね」


 あわれむような目がスレイに向けられた。

 わかってた確実にそっちに、化け物のような道に近づいていることはわかっていた。だけどそれでも、あえて見てみぬ振りをしていたのだがついに自覚してしまった。


「スレイ、強く……強く生きるのです」


 現実を知り打ちひしがれるスレイを慰めながら、クレイアルらは二人に向き直る。


「それで、あなた方は何が目的なのですか?」

「おや。あんたもそれを聞くのかい」

「当たり前です。Sランクが出張っているにも関わらずこうして話をしている時点で、あからさまに不自然過ぎます」


 クレイアルラがウルスラとシャノンを質問攻めする。実はちゃっかり復活していたスレイが聞き耳をたてているなか、ウルスラが真実を話し出した。


「俺たちはここの領主に雇われちゃいねぇ。国から派遣された冒険者なんだ」


 今さらだが、中央大陸にある国はただ一つ ミシュライハ連合国と呼ばれている。

 なぜ連合国かと言うと、かつてはいくつかの国があったのだが、戦争などで国は合併、吸収などにより最終的には今の国の元となった ミルフェルア王国が周辺の国を吸収し今の国が生まれた。

 それがこの二人を雇ったということにいささか疑問を覚えたスレイは、立ち上がってウルスラに質問をした。


「つまりは、あなた方はこの連邦国のお抱えだと言うのですか?」

「正確には国からの指名依頼を受けたってだけで、お抱えって訳じゃないな。お前も知ってるだろ?冒険者ギルドは独立した自由な組織だ。国になんざ縛られねぇよ」


 なんとなくではあったがこのウルスラが嘘をついているようには思えなかったスレイは、その言葉を信じることにした。

 それではシャノンはというと、どうもこっちは別の目的があったらしい。


「まぁ、私はあんたがいるって情報を受けてこの坊やに着いてきただけさね」

「あなたには聞いていないのですが、まぁ良いでしょう。それでは、私たちが逃げてもいいんですね」

「構わないが、多少はここを破壊しないといけないがな」


 ウルスラが言う通りSランク冒険者が戦ったにしてはあまりにも被害が少ない……っというよりも全くの無傷というのはあからさまに不自然だった。


「それでしたらスレイ。あなたの魔法で適当な魔法で壊しなさい」

「わかりましたけど、いいのかな?」


 一応冒険者が街を破壊するなど、やっていいとは思えなかったが三人から存分にやれと言われたので、それなりに破壊した。


「これでいいですか?」

「えぇ、それでは、私たちはこの辺で逃げます。用があるときはこちらからコールで連絡を」

「それなんだがねぇ、どうも結界のせいでコールが使えないみたいなんさね」


 それを聞いたスレイとクレイアルラが耳に指を当ててコールと呟いたが、なにもかえっては来なかった。


「スレイは誰にコールを?」

「ユフィです。先生は?」

「私はジュリアにですので、どうやら本当のようですね」


 コールは同じ人に繋げようとするとあとから繋げようとしが者は弾かれるのだが、二人が別々の人物に繋げようとして弾かれたと言うことは、本当に結界によってコールを封じられているということだ。


「これは弱りましたね」

「うぅ~ん……あっ、あれならどうだろ?」

 だがこれが本当にコールだけなのか、そう思ったスレイは懐から通信用の魔道具であるプレート──いい加減、名前をつけないとな──を取り出した。


「それは、ジュリアが言っていた通信機ですか?」

「はい。これは通信ように作った宝珠同士を魔力で繋いで声を届けますから、コールとは別です」


 声を直接相手に伝えるコールと宝珠と宝珠を繋げて声を届けるこのプレートでは仕組みが違う。

 もしかしたら使えるのではないかと考え試してみると、見事プレート同士での会話は可能だった。


「うまく行ったようですね」

「はい。どうやらこっちは問題無いみたいです」


 スレイとクレイアルラが話している途中で、我慢出来ないと言わんばかりにシャノンがわって入ってきた。


「おい坊や、あんた今、通信機っていったかい?」

「えぇ言いましたよ」

「あの魔道具技師が何年もかかって開発を進めてるあの?」

「それが本当かどうかは知りませんが、多分そうなんだと思います」


 シャノンが目を大きく見開きながらスレイに積めよって来たかと思ったら、最終的には大きなため息を一つついてから、こいつマジで言ってんのかねぇ?とでも言いたげな顔でスレイを見ていた。

 まぁ今はそんなのどうでもいいので、スレイは持っていたプレートの片方をシャノンに渡した。


「製作途中のですけど持っていってください」

「良いのかい、そんな貴重なもんを」

「えぇ。作りかけでこっちからしか通信をかけれませんから」


 スレイがこれがどれほど貴重なものなのかわかっていないらしく、シャノンが一人騒いだところで面倒になったので何も言わずにそれを受け取るのだった。


「シャノンさんどうしたんだろ」

「スレイ、シャノンがこんな反応をしている理由は、後でゆっくり話してあげます。今はこの場を離れますよ」

「は、はい……」


 先に走り出したクレイアルラを見てスレイは後を追った。


 走り去った二人を見ながらウルスラとシャノンはなんとも複雑そうな顔をしていた。


「なんというかあの坊や、さすがはあの女の弟子ってところだね」

「そうだな……さて、こいつらを起こして戻るか」

「そうだね」


 シャノンとウルスラは周りを取り囲んでいた壁を壊すと、気を失っている傭兵たちを叩き起こそうとしたとき、背後からなにかが近づいてくる気配を感じ振り返ったが、そこには誰もいない。


「何だい今の?」

「気の所為、だったのか?」


 気のせいだったかとおもい安心すると、倒れた傭兵たちの山の上に鎧姿の男が座っていた。


「「────ッ!?」」


 見つけるまで気配が全くなかったことに二人は驚いたが、すぐに剣や杖を構えようとしたが鎧の男の顔を見て武器を下ろす。


「なんだい、あんた確かマリウスだったね。いつ来たんだい?」


 武器は下ろしていたがどうもこの男は信用ならない、そう思っていたため二人は内心では警戒心を強めていた。


「ここに来たのはつい先程ですよ。驚きました」

「驚いたに決まってるさ。………でもまぁいるんならなこいつら運ぶの手伝ってくれないかね?ゲートも使えない状態じゃあ、二人で運ぶにゃ厳しくてね」

「いいですよ。こちらが雇っている側、それくらいはわかっておりますので」


 どうでも良いことだが、確実に胡散臭い、そう思っているとポタポタと頭から血が垂れているのを見つけ、それについてウルスラが問いかけた。


「頭、怪我してるのか?それなら先に手当をしろよ」

「あぁ、これですか……平気ですよ。すぐ止まりますし、どうせそのうち」


 マリウスが頭に被っていた兜をとると、シャノンとウルスラが息を飲み武器を手に取った。

 なぜなら


「血なんてすぐに流れ出るんですから」

「────ッ!?」


 そう、マリウスの頭部、そのほとんどは吹き飛ばされ脳みそが見えている。確実に即死なのにも関わらず、今もこうして動いている。


「ウォーキングデッド!」

「貴様ッ!!」

「消えな!───インフェルノランス!」


 シャノンがマリウスを葬るべくの業火の槍が飛んでいった。

 業火の槍がマリウスのいた場所に着弾すると、炎の柱が上がった。

 あの一撃で終わった、等とは思っていないがあの速度の魔法を避けられるとは思えないのだが、何事もなかったかのようにマリウスがシャノンの目の前に現れる。


「全く、危ないですね」

「───────っ!?」

「シャノン!」


 振り上げられるマリウスの剣がシャノンを切り裂く、それよりも先にウルスラがシャノンを押し退けるとマリウスの剣がウルスラの左腕を切り飛ばし宙を舞った。


「ぐおおぉおっ」

「ウルスラ!」


 ウルスラが切られた左腕を押さえながら呻き声をあげている。そんなウルスラにすがるようにシャノンがヒールをかけようとするが、マリウスがそんな二人に向かって剣を突き立てようとしている。


「さぁ、あなたたちも私のようになりましょうか」

「嫌なこった!」


 マリウスの剣が二人を突き刺そうとした瞬間、二人に姿が消え剣が空を切った。


「おやおや、転移魔法で逃げられてしまいましたか……ふむ、この結界どうやら近場には転移できるみたいですね……主にご報告しなければ」


 大袈裟に肩をすくめるマリウスだったが、その顔は笑っていた。


 どこかの地下道では、ダークエルフに女性が片腕を失った男を治療していた。


「すまないねぇ、斬られた腕を持ってこれれば良かったんだが」

「気にするな。しかし、転移魔法か、よく使えたな」

「元々、ゲートとさっきの転移魔法の原理は違っててね、賭けだったんだがうまくいったよ」


 だがそれも、マリウスによって結界を張った者に知らされるだろう、つまり次はない。

 それをわかっているシャノンは、通信機を手にこれからかかってくるであろう相手にすべてを託すことにした。

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