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耳の中から、ミクロ君たちが!?

作者: 七瀬
掲載日:2017/10/05

 僕の名前は 「ジロウ」今、10歳になる。

 今の僕より、もっともっと小さい時から、

 夜、寝ていると......? 耳の中で、 『ゴソゴソ』と

 音がする。しかも、騒がしくなる。

 僕は夢でも見ているんだろうとずっと思っていた。

 僕だけじゃなく、みんな、そうなんだと思っていたし。

 だけど...? ある時、同じクラスの仲が良い男の子に聞いてみた?


 「夜になるとね? 耳の中で、何かが動いているみたいな事ってある?」

 「ないよ~ 何言ってるの~ ジロウ君~ 変なの~!」


 ってそうなんだ! これって変なのか? そこではじめて気づいた。


 僕、変なんだ? じゃ~ 確かめてみよう。そう思った。


 「今日は、寝ないで! 耳の中で何が起きてるのか? 確かめるぞ~!」

 

 僕は、ベットの中に入って、その時を待っていた。

 そうすると.......? その瞬間が!?


 耳の中で......。

 「今日も、ガヤガヤ盛り上がるぞ~!」

 「うーーいえーーーーい!!!」

 「にゃはははッ~~~」

 「夜は、オールナイトじゃ~い!」

 「うひゃはははっ~~~~」

 「今日も、雄叫びあげるぞ~」

 「楽しい~楽しい~夜じゃな~!」

 「寝ても覚めても~浮かれてやるぜ~い!」

 「どんどコドン~♪ どんどコドン~♪ どんどコドン~♪」


 太鼓の音がしてる。物凄く騒がしい。僕の耳の中からぞろぞろ何かが?

 出てきている!? 「なんだ? これは?」


 そのなにか? わからないモノが僕の鼻のあたりで、 

 

 「わいわいー!ガヤガヤ」

 賑やかにしている。僕は、目を寄り目にして鼻の頭付近を見ていると?

 なんだか、ぼやけているけど、ミクロの小さな生き物が動いている!?

 

 僕は遂に、大きな声で!!!!!!! 


 「なんだーーーー! なんだ!? 」


 ミクロの生き物たちも、ざわざわし始めている。


 「ヤバい! バレた!? 逃げろ~~~~~~!!!!」

 「どうする? バレたぞ~~~~~~!!!!」

 「見られた? これは、ヤバい!」

 「人間の子供に、見られたぞ~ ヤバい! やばい!?」

 「取り敢えず...みんな! 戻るぞ~~~!」

 「おーーーーーーう!!!!」 

 

 バタバタしながら? 僕の耳の中に消えて行った。

 その日は、それ以上の事は起きなかった。それから、何日も...。


 ~~~



 でも、10日を過ぎると...? また、ミクロの生き物たちが、

 僕の耳の中で、ざわざわし始めた。


 「もう? ほとぼりも冷めただろう~」

 「今日は、久々に騒ぐぞ~!」

 「にゃはははッ~~~」

 「騒げや~ 盛り上がるぞ~!」

 「おうおうおう!!!」

 

 僕が気づいていないと思っている。 僕は何が騒いでるのか?

 自分の眼で確かめたいだけだ! 静かにその時を待っていた。

 

 そうすると? 前と同じだ! 僕の鼻のあたりで騒ぎ始めている。

 僕は、今度こそはちゃんと見ようと思っていた。

 

 よく見ると...? ミクロの人間そっくりな生き物だ! 

 僕の耳の中が、『彼らの住み家』なのか? 僕は、ミクロの彼らと?

 お友達になりたくなった。僕は思いきって話しかけてみた。


 「やーあ! ミクロ君たち! 元気かい?」

 「わーーーーーーーーー!!! また、見つかったぞ~」

 「逃げろ~ ヤバい! ヤバい!」

 「逃げないで~ ごめんね。怖がらせてしまって。」

 「なになになに? 怖くないのか?」

 「攻撃してこないよ~」

 「どうする? どうする? どうする?」

 「今から 作戦会議じゃ~い!」

 「集まれ~!」

 「うおーーーー!!」


 僕の鼻のあたりで、皆で集まって、『作戦会議』をしている。

 そうすると? 1人のミクロ君が、僕に話しかけて来た。


 「人間の子供よ~ ずっと隠していて済まない!」

 「いえいえ? そんな...僕の方こそ! 前はびっくりして夜遅くに、

大きな声を出してしまって、ごめんなさい。」

 「もう、バレてしまったから? いいよ~ 俺たちの仲間になるか?」

 「うん」

 

 僕は、即答で答えた。そして、毎日彼らと夜は、どんちゃん騒ぎ~

 毎日、浮かれて~ 騒いで~ 盛り上がる夜をむかえている。


 『毎日、楽しい。 幸せだな~』

 

 おや? ミクロおじさんが現れたぞ~! 

 

 「おうおうおう!!! 今日も、騒ごうな~ 人間の子供よ~」

 「にゃはははッ~~~」

 

...と言う雄叫びと右手を上に挙げながらリズミカルに踊っている。

毎日、僕は彼らと一緒で楽しい。


 



 





 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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