用語解説《越久夜町編》
〘用語解説〙
【傍観者とは?】
だいたいは深入りしない。時空の生命や物事に干渉してはいけない。
様々な者のそばで歴史的瞬間の行く末を見守り、その時空を去るという行動を繰り返している者もいれば、トリックスター的な働きをしながらも時空には影響しない程度に行動する者もいる。
たまに傍観者を辞め、時空に定住する者もいる。
意識は共有していたり、しなかったりする。
種族という括りではあるが役職か、属性に近いのかもしれない。
瞳の色は虹色。
【干渉者とは?】
傍観者のように時空を行き来するが、ある物事に執着を持ち時空の生命や出来事に干渉してしまう者を指す。
彼らは多くの場合、パラレルワールドの時空内の生命や出来事を軽んじていたり、見下している。自分勝手な言動も目立ち、自らの目的のために行動し最悪時空を破壊するために、傍観者や境界線に住む者に忌み嫌われている。
瞳の色は紫と黄色。
【境界線に住む者とは?】
太虚(パラレルワールドが管理された場所)に住む者。
傍観者より排他的で、太虚から出ない者が多い。時空にはたまにやってくるがさまよっているので長居はしない。
瞳の色は深い青か紺色。
【使わしめ〈神使〉】
【未確認生命物排斥派】
未確認生物は野蛮であり危険であるとして、認知されかかっている種族やそれ以前の種族を絶滅させようとする思想と行動。
【妖獣人】
妖力を持った獣人。妖狐や人虎、人狼など世間から認識されている種族もいる。魔法使いや人ならざる者が見える人からは存在を見破られてしまうことも。
太古は未確認生物としてハンターや魔法使いの餌食になっていたが、現在は人権を認められ人間として暮らしている。
【魔法使い=呪術師】
古来より存在するマジナイを行使する人々。
現代社会では絶滅したと思われている。
幸事を取り扱う者と恨み嫉みや負の側面を扱う者がおり、また西洋の魔術やらさまざまな価値観を持つ者などが界隈で活躍しているという。
悪い呪術師からは独特の臭いがすると言われ、毒虫の臭いだと毛嫌われているらしい。
いわば日本版魔法使い。




