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星を追う者たち  作者: 矢口
第一章 ザ・リパー
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3:マリマニア

さて、最初にも書きましたが、SFだかファンタジーだか分からぬ代物で、若い方々の柔軟な思考にかぶれて書き始めたお話です。 今回から主人公の家庭について書いていくことになりますが、前回までと違って少々、おちゃらけて行く場面もあります。

お見捨て無きよう、宜しくお願い致します。

「柊軍曹殿。お客様です」

 窓口を受け持つ当番隊員が待機室(ブリーフング・ルーム)へと入ってきた。

 軍人と言うよりは、図書館の司書のようにシルバーフレームの眼鏡をトレードマークにしている女性兵士だ。


  事件を一ヶ月程過ぎて巧は軍曹に昇進した。 

 無試験による完全な戦功昇進であり、実戦に参加しないまま戦功を上げた伍長というのはこの国では初のことであろう。


 戦功の内容は言わずと知れた先の上申案である。

 分隊を任され、分隊長としての教育を受けながら部下を率いる毎日が続いていた。


「誰?」

 奥の席で本を開いていた巧は今日会う予定の人物を知っていたが、念のために訊ねた。

「ご家族の方です。大変可愛らしい、い」

 しかし、気がせっていたのか受付嬢に最後まで言わせず、

「おお、すぐ行く」

 と、答えて待機室(ブリーフング・ルーム)の出口に向かう。


 不意にその足が止まった。

「あっ、今、最後に何って言おうとしたのかな?」

 何かに期待するような目で受付嬢に問いかける。


 目がキラキラとしていて、問われた方としては少し引き気味なのだが、彼女は何とか言葉を発した。

「大変かわいらしい、妹さんですね。と言おうとしましたが何か?」

(シスコンか)

 と、なぜだか納得気味なのが分かる表情だ。面会者は相当な美人なのだろう。


 その言葉に反応してブリーフィングルーム内は凄まじい騒ぎになった。

 むさい男だらけの処に女性隊員や職員以外の部外者で可愛い女の子が来た。と聞けば大騒ぎにもなる。


「な、年、いくつだ」

「二十歳は回ってるだろ、隊長が二五だからな」

「十八以上ならOKだよな」

「女が可愛いって言う時は当てにならんぞ」


 しつこく繰り返すが、大騒ぎである。 いきなりルーム内の掃除を始め出す者や怪しげな画像が写った電子タブレットを操作して必死で消そうとしている者までいる。

 その騒ぎの中に巧の心底嬉しげ()つ自慢げな声が響いた。


「弟は十歳だよ。ホントに可愛いいんだからね!」

 すさまじいドヤ顔である。こんなウザイ顔の巧を見た隊員は今まで居なかったであろう。

 

 一気に全員の熱が冷める。

「男、十歳……」

「いや、そこまで人間辞めてませんので」

「可愛いって、そう言う意味かい」

「神様ってやっぱり居ないよね」

「……」

 最後のあきれ混じりの沈黙は女性隊員のものである。


 逆に大声を出した者が居る。

「ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


 先程までクールを絵に描いたようであった受付嬢である。

 決して悪くはない顔立ちが今は完全に崩れている。


「うっせー、ドップラー効果出てんぞ!」

 誰かが使い方の間違った突っ込みを行ったが彼女はそれには反応せず、すさまじい勢いで後方の扉を開いた。そこには、




               天使が居た。




 その天使はドアが開いたと同時に巧を視界に入れたらしく、まるで風の妖精に変化したかの様に、部屋まで案内してくれた女性の側をするりと抜ける。

 それから次の瞬間には、

「おにいちゃ~~ん」

 と、どう聞いても少女のものでしかない嬌声と共に巧の胸に飛び込んで行った。


 身長は一四〇センチ程であろうか。何より目を引くのはその銀色の髪である。

 シルバーブロンドと呼ばれる珍しい髪色。

 背中のあたりでふわりと広がり流れるそれを、部屋にいる全員が一瞬は本物の羽根と見紛(みまが)う。

 瓜実(うりざね)型より少し細めのフェイスライン。長いまつげの下の瞳は高々度の空の色。

 瑠璃(ラピスラズリ)のごとく、濃い深みがある見事な蒼空色(そらいろ)だ。

 欧米人の平均からは少し低いのだろうが、整った鼻筋とその下の赤い小さな唇は絶妙のバランスを取っており、陶器のような真っ白な肌の頬は、兄に会えた喜びで今は少し赤みが差し、それが可愛らしさを増幅させていた。


 流石にスカートではなくズボンこそはいているものの、ハーフパンツにハイソックスとブーツ。上着はフリルをボタンラインや袖口など各ポイントにあしらって、まあ、男の子の服と言い訳できるギリギリの範囲である。


 上品でかわいらしい服装ではあるのだが、容姿に加えて手折れる程の細い身体と長い手足を備えた彼にとって、服は彼を飾る為のものではなく、その美貌を押さえる為のものと言われても誰も異議を唱えないだろう。


 巧と天使を除いて、ブリーフィングルームの空気と時間が完全に止まっていた。


「おにいちゃん、ここのところ『お休みとれない』って帰ってこないから、きちゃった」

「おお、(あんず)から聴いてるよ。昨日電話があった」

「え~~! ないしょにしようと思ってたのに~~」

「内緒にしてたら基地には入れなかったぞ」

「え、そうなの? 杏ちゃん意地悪だ。送ってくれるとき教えてくれなかった」

「それはそうとして、その服、もしかして」

「うん。杏ちゃんがね……」



 完全な二人の世界にようやく割り込めたのは、パニック状態が収まった受付嬢だった。


「……あ、あの~、柊軍曹殿……」

 おずおずと手を挙げる。


「おお、すまんな。案内感謝するよ」

 片膝を折った姿勢で天使を抱きかかえたまま巧が礼を言う。件の天使は仔犬のように巧から離れない。


「一つお聞きしたいことが!」

 中指でブリッジが引き上げられた眼鏡の奥の瞳がキラリと光った気がした。

「な、に、かな?」

 気圧される感じで巧が尋ね返すと、受付嬢は胸を張り左手の甲を腰に当て、右手人差し指を二人に突き出すと、興奮した口調で、

「この場合! 当然軍曹殿が攻めで、」ガン!!


 電子タブレットがかなりの速度で飛んできて彼女の側頭部に激突した。


 そのまま崩れ落ちる彼女を、隊員二人が両腕を掴み廊下に引きずり出す。

 岡崎兵長と山崎伍長である。


 廊下の奥、遠くに向かって岡崎が

「メ――ディ――ック!」

 と叫び、直ぐさま戻って来る。


 山崎がそっと扉を閉じながら首を横に振って


「腐ってやがった」


 それだけ言った。



 巧の家庭環境は現在少々複雑である。


 誰が見ても巧と弟との血が繋がっているようには見えないであろうし、事実そうである。

 巧の実の母親は彼が小学校に上がってすぐにガンで死んだ。現代の医学でも追いつかないスピードでの各臓器への転移であり、iPS細胞による臓器再生も間に合わなかった。


 その後、商社勤めの父親と一つ年上の姉の(あんず)との三人家族で、それなりに過ごしていたが、巧が高校三年生になると父がドイツに赴任することになり姉もそれに併せてドイツの大学を受け、父について行った。


 国に残り高校を卒業した巧は学力も特別には高くないことから、地元の私立大学に入ったが、二回生に上がる時点で姉から進められてドイツの大学に一年間留学することになる。


 史学科の彼としてはドイツ騎士団や世界初の参謀本部発祥の地を見ておくのも悪くない、という軽い気持ちであった。 


 語学に関しては苦労するだろうと覚悟していたが、翻訳補助装置の助けも借りて意外と何とかなったのには自分でも驚いた。

 が、それ以前に驚いたのはドイツに到着した時、自分に家族が増えていたことだ。


 父が再婚していた。

 相手はチェコ出身だという美しい女性で、名前は「エルフリーデ・シュコダ」


 白人女性は大柄かつ角が目立つと思い込み、小柄で丸みのある自国人女性が一番良い、と思っていた巧の価値観をひっくり返す様な(はかな)げで可愛らしい人だった。 


 プラチナブロンド(明るく銀に近い金髪)に青い瞳。 

 背はあまり高くないが手足の長さに圧倒される。

 十代かと思う程の顔立ちだったが三十にも手が届く年だと聞いて更に驚く。


 父親にすっかり懐いて抱かれている三歳になったばかりの連れ子の弟ともその時に初顔合わせとなった。

 別に反対などしないが、一言相談ぐらいはあっても良かったんじゃないか?

 と、エルフリーデの可愛らしさに見惚れるのに気付かれないように、軽く抗議した巧に帰ってきた父の言葉は、

「杏も賛成したからお前が反対しても二対一だろ。民主主義的に家庭内のことが決まったんだから結構なことだ」

 と、笑う。


 怒りとは別の感情で巧の顔が赤くなっているのにはとっくに気付いていたようで、

「うらやましいだろ」と言ってまた笑った。

 事実なので何も言い返せない巧であった。


 因みにエルフリーデは姉の杏とは()うに打ち解けていたが、まともに自分の顔を見てくれない巧に対しては、自分は家族として受け入られていないのだ、と勘違いをして一人になると暫くの間は隠れて泣いていた。

 杏がそれを見つけ、巧をエルフリーデの前に引きずっていったことで巧は恥ずかしい本音を話さざるを得なくなる。


 そこから彼女は人が変わったように、事あるごとに巧を抱きしめるようになり、それはそれで困った。


 エルフリーデと言う名前には『妖精』という意味がある。

 その名の通り妖精のように軽やかで美しい人だが、非常にドジでもあったので巧は心の中のみでだが『残念妖精』と呼んでいたところ、旧姓の「シュコダ」の意味が事実、「残念」とか「がっかり」であることを知る。


 納得すると同時にチェコ人は何を考えているんだと悩んだものでもあったが、反面、エルフリーデは新しいファミリーネームである「柊」が英語のホーリーウッド(聖木)であることを知って大層喜んでいた。


 どうやら、本人も自分の姓に思うところがあったらしい。


 さて、弟の名前であるが「マリアン」という。

 この国の人間が聴けば女性の名前のようであるが、チェコでは立派な男性名である。

 杏は大学に残り、新しい家族と共に帰国することになった時、巧は父に、

「名前が原因で学校でイジメに遭うかも知れないから、真理夫とでも母国風に名前を変えたらどうだろう」

 と提案したことがあった。


 それに対して父は、

「そんな、どこかの配管工みたいな名前に変えられるか! マリアンの何が悪い!

 お前なら母親から貰った名前を自分の意志でもなく変えられて嬉しいのか!?」

 本当に真理夫という名の人がいたならば訴えられそうな言葉と怒りと巧が自らを恥じる程の正論を纏めて一気に叩き返し、切って捨てるように却下した。


 因みに杏には特大のゲンコツを食らった。


 巧はこのときのことを思い出す程、父への感謝の念が絶えない。


 マリアンの名を自分の勝手な感情で変えようとした「傲慢」を正してくれたのだから。


 マリアンはやっぱり「マリアン」で良いのだ。と父の言葉の正しさをかみしめ、自分の失敗を反省する巧であった。

 巧がマリアンを溺愛する理由の一端もその当たりの失敗を悔やむ気持ちが大であるからかも知れない。


 さて、マリアンはこの国に帰ってきた時は五歳になっており、髪型が所謂ボブカットであることを除けば既に今の容姿を整えていた。


 翌年の小学校の入学式は彼の姿に周りは大騒ぎであり、男子の列にいる彼を担任が女の子の列に並ばせようとするというハプニングもあった。


 その担任に対しては、

「制服のある学校でズボンを履いて居るんだから気付よな」とは誰も突っ込めなかった。


 少なくとも柊一家を除いては。 


 ドイツでの大学生活を終えてマリアンの入学式に間に合った杏だけはこのハプニングを喜んでVTRに収めていたが、これは例外とする。


 また、その後エルフリーデとマリアンの私服を選ぶのは杏のライフワークのようになり、これがマリアンの苦難の始まりであった。




 さて、巧の家庭事情は一旦ここまでにして、基地内の情景に戻る。



 基本的にブリーフィングルームは部外者の立ち入り禁止である。


 そう云う訳で談話室に移ることになったのだが、何故か分隊員全員が付いてくる。

 巧が、全員戻るように促した時、小隊長の池間中尉が通りかかった。


 二八歳という若さだが中隊内どころか大隊内でも、その思考の切れから「剃刀(かみそり)」と渾名され恐れられており、一部の佐官ですらも彼には一目置いているという人物だ。

 部下である巧達にとって実際は噂程厳しくも無く、理不尽な言動もない人物で上官としては堅苦しいことを除けば全員が好ましい人物だと敬意を払っているが、今は時間帯が悪かった。


 休憩時間は先程の騒ぎで消費してしまい。マリアンのことは広報に任せて見学ルートを見て帰ってもらうつもりだったのであるが、マリアンが「少しで良いから大事な話を聞いて欲しい」と言ってきた直後だったのだ。



「そろそろ基礎訓練の時間だが、新任分隊長はお忘れか? 訓練内容は各分隊に任せてあるが、時間を疎かにして良いとまで言った覚えはない。 

 筋力トレーニングで予定表が提出()て居るはずだったが? ジムは反対方向だ、服装も揃っておらんな」


 巧が昇進し、分隊長になって四週間目である。そろそろ、気がゆるむ頃だと思っていたぞ。

 と、池間の目は言っていた。


 六人の分隊員の後ろに控えるマリアンの姿はその小ささもあって目に入らなかったようだが、彼の発する冷たい程の威圧感は「剃刀」の二つ名に恥じず、その冷気が場を支配する。


「申し訳ありません。柊軍曹以下、分隊総員六名は」

 これより訓練に向かいます、とは最後まで言えなかった。

 隣にいた岡崎兵長が文字通り横から口を挟んできたのだ。


僭越せんえつながら、発言許可を願います」


 池間中尉は少し首をかしげたが、

 「許可する」と短く答えた。


「え~~、実は慰問者が訪れておりまして、その対応にあと二十分、いえせめて十分でも頂けませんでしょうか? 訓練は予定表通りに完遂することを分隊長がお約束いたします」


 かなり緊張しているが、しっかりとした口調で具申(ぐしん)する。


 巧より僅かに背が高く、優しげな垂れ目のため、中隊のWAC(=女性兵)から「和み系」扱いされている岡崎兵長は二十歳になったばかりであるが、かなりのしっかり者であり、このような時には何時も面倒な役を進んで引き受けようとする。


「ふむ、慰問ね。申請は受けておらんと思う。少なくとも私は聞いてはいないな」

 池間中尉が厳しくとも嫌われる人で無い理由の一つは、このように部下の話をきちんと聞いてくれるところであるが、規則違反を許すものでもない。

「それに、十分とは?」


「この子です」

 そう言って岡崎兵長は身体を少しずらす、巧の後ろに隠れていたマリアンが顔を出した。


「こんにちは。ごめんなさい。すぐに帰ります」

 六名ともマリアンに目を向けていた為、池間の顔色が少し変わったことに気付いた者は居なかった。


 マリアンはすぐさま頭を下げて言葉を続ける。 

「柊マリアンといいます。おにいちゃんに会いに来ました。急に来たんで皆さんにもめいわくかけました。 

 おにいちゃんたちのこと、おこらないでください」

 池間の威圧感が伝わっているのか、彼は少し涙目である。


 一方、巧以外の五人はマリアンに「おにいちゃんたち」と複数形で呼ばれたことに感激して声を大にする。

「「「「「十分、お願いします」」」」」


 阿呆どもの声が見事に揃って、巧は隊員の配置転換希望を真面目に考えてしまったが、マリアンの可愛さを分かってくれる人間が増えたことを喜んでいる気持ちもあった。


 この場合、客観的に言えば『阿呆六名』であろう。



 池間中尉は少しの間、目を瞑ったが、

「慰問ではなく単なる面会だな。それなら報告がないのも判る。ん、考えてみれば、事件の後始末で柊は二ヶ月も基地待機だったな。家族が会いたがるのも仕方有るまいが……」

 

 再び黙り込む中尉の姿に全員が注目する。

「条件が二つ。それで良ければ一時間の歓談時間をやろう。隊員全員で参加するのだろ?」

 

 「はい!」

 巧を除く全員の声が揃う。

 

 おい、マリアンは俺に会いに来たんだよ。と巧としては言いたかったが、まあ、途中で追い出せばいいか、と礼を述べるにとどめた。

「ありがとう御座います。それで、条件と言いますのは?」


「ひとつ、訓練メニューは提出されたメニューに十キロ走を加えること」

 池間は淡々と喋る。

 まあ、苦しいがこれは分かるので笑顔で全員頷く。何故かマリアンまで頷いている。


 が、次の条件が全員の表情を固めた。


「ふたつ、自分も歓談に交えてくれ。柊の家庭での様子も上官として知っておきたい」


 全員の顔が白けきっている。

「剃刀」の前でこのような表情をした人間など国防軍の中に(かつ)ていたであろうか、いや、無いと断言できる六名であった。


 十二の瞳が「この嘘つき野郎めが」と言っていた。「二四の瞳」と違ってどんよりと濁っており、壺井栄も草葉の陰でドン引きである。


 巧としては参加すること自体は構わないのだが、どう反応すればいいのか分からず固まり掛けていると、日頃は沈着冷静を絵に描いたような池間が「駄目か?」と言うような情けない表情をする。

 気を取り直して、巧が答えようとしたその時、



「ちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉっと! まぁぁぁぁぁぁったあぁぁぁぁぁぁぁぁ~~」

 


 どこかで聴いたようなドップラー音?が廊下に鳴り響いた。





サブタイトルの「マリマニア」はあずまひでお先生の作品集、「あずマニア」から、使わせていただ飽きました。


 ロリコン漫画家、と言う評価が先行しておりますが、(そのパロディとして使わせて貰いましたのですが)氏の日本SFに対する貢献、特にクリーチャー描写とその「クリーチャーが喋る」という当時としては奇想天外なアイディアは現在のライトノベルのギャグシーンに受け継がれている。

そんな気がします。なお、私は「失踪日記」未読です。

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