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Break and Cross the Walls I

レビュー執筆日:2022/4/30

●「キャッチー」で「ベタ」な「ロックバンド」のアルバム。


【収録曲】


1.yoake

2.Thunderstruck

3.Merry-Go-Round

4.Change the World

5.Break and Cross the Walls

6.Telescope

7.Between fiction and friction I

8.クラクション・マーク

9.INTO THE DEEP

10.Subliminal

11.86 Missed Calls Feat. Patrick Stump

12.Remember Me

13.evergreen

14.Anonymous


 個人的には、MAN WITH A MISSIONというバンドに対しては、キャッチーで分かりやすく盛り上がれる曲はあるものの、その一方で「ベタ」過ぎて面白味に欠ける曲もあったり、反対に変にサウンドを凝り過ぎて印象に残り辛い曲があったりして、いまいちピンと来ない点がありました。ただ、現時点での彼らの最新アルバムである今作を聴いたところ、先程挙げた点がある程度解消されているように感じられました。特に、『Thunderstruck』『Subliminal』『86 Missed Calls』等といった全英語詞のロック色の強い曲に関しては、ラップを交えたりシンセサイザー等の音を組み込んで色々と凝った面を強調させながらもしっかりとキャッチーな面もあり、ロックバンドとしての「カッコ良さ」というものを分かりやすく感じ取ることができます。


 その一方で、『yoake』や『Telescope』のように日本語詞が入っている曲に関しては相変わらず「ベタ」な面があり、従来ほどではないにせよ、やはりやや面白味に欠けるところがあるかな、といった印象がありました。ただ、テレビドラマの主題歌としてヒットした『Remember Me』に関しては「ベタ」である点が気にならないほど突き抜けてポップな印象があり、アルバムの後半で全英語詞の楽曲が続いたところでこういうタイプの曲が来るという構成はなかなか優れているように感じられます。


 このように若干気になる点はあるものの、全体的には結構興味深く聴けたアルバムでした。もうすぐ今作の続編である『Ⅱ』がリリースされるようなので、それに関しても今後レビューしようと思います。


評価:★★★★

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