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人望の高さでないのは確か
「図書委員は週一回、慶鶴館の清掃で中に入れるらしいよ。」
「図書委員に伝はあるか、仮にも生徒会長だろう。」
「確かに生徒会長だけども、そこまで独裁的に権限を使える訳じゃないよ。友達の数も、割りと平均的だし。」
「静路に独自の権限があるなら、慶鶴館に"忍び込もう"なんて思わねえよ。お前を直接脅して入る。」
「やだ新ちゃん、野性的。」
「お前は何で生徒会長なんだろうな。」
それは、静路本人がいちばん聞きたいのだ。
「図書委員は週一回、慶鶴館の清掃で中に入れるらしいよ。」
「図書委員に伝はあるか、仮にも生徒会長だろう。」
「確かに生徒会長だけども、そこまで独裁的に権限を使える訳じゃないよ。友達の数も、割りと平均的だし。」
「静路に独自の権限があるなら、慶鶴館に"忍び込もう"なんて思わねえよ。お前を直接脅して入る。」
「やだ新ちゃん、野性的。」
「お前は何で生徒会長なんだろうな。」
それは、静路本人がいちばん聞きたいのだ。
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