表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/30

慶鶴館の、"彼女"

図書館に強行突破することは、本当に不可能なのか。

その問いにはイエス、と応えよう。

鍵の窃盗や、窓ガラスなどの器物損壊に対する法的罰を恐れているだけではない。美術的価値からも、この館を壊すのは本意ではないのだが理由はもうひとつ、ある。

慶鶴館にはひとり、司書がいる。"彼女"の声を聞いた者はいても、その姿を見た者はいない。

彼女は慶鶴館に関するあまねく、すべてを司る。館に侵入する者を、彼女は何人も許さない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ