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てめえどこ中だこら
「完全に手詰まりだよ、新ちゃん。」
溜め息を吐き、静路が言う。
「静路、お前はさっき言ってくれたが前途ある若者の将来を潰すとなったら、さすがのおれでも良心は痛むぞ、多分。やめるなら、否、もう遅いかもしれないが傷は浅く済むようには、出来るかもしれない。」
「多分なの?そう言う新ちゃんは、"前途ある若者"じゃないのかい。」
夏目新は、年度途中に転入してきた。
彼がどこで産まれてどこで育ったのか、知る人もいない。
「完全に手詰まりだよ、新ちゃん。」
溜め息を吐き、静路が言う。
「静路、お前はさっき言ってくれたが前途ある若者の将来を潰すとなったら、さすがのおれでも良心は痛むぞ、多分。やめるなら、否、もう遅いかもしれないが傷は浅く済むようには、出来るかもしれない。」
「多分なの?そう言う新ちゃんは、"前途ある若者"じゃないのかい。」
夏目新は、年度途中に転入してきた。
彼がどこで産まれてどこで育ったのか、知る人もいない。
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