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第十九話

web拍手にてコメントをくれた方、ありがとうございます


章別のあらすじや登場人物一覧などは、以前から要請があったので、何とかまとめるつもりではありますので、少々お待ちいただけたらと思います。

 激痛、閃光、震動。


 暗闇と共にそれらが去り、見開いた先には見覚えのある薄紫色世界。



(また……、ですか)



 見覚えのあるそんな光景に、思わず私はそん感情を抱いた。しかし、前回以上に水の中に浮かんでいる感触ははっきりしている。

 というより、前回までは自由に動くことが適わなかったのだが、今回は僅かに身体も動かせそうであるのだ。



(ん……)



 なんとか身じろぎをしてみるが、わずかに抱いた希望はそこで中断される。どうやら、身体は水以外の何かによって自由を奪われているらしく、なんとか腕や足を動かそうにも何かに引っ張られてしまい、動かすことが出来なかったのだ。



(いったい、何が……ええっ!? な、なんですかこれはっ!?)


【貴女が見たままです。電極ですよ】



 強引に目を見開き、自由の効かぬ右腕へを視線を向けると、無数の金属片が腕に付きさささり、そこから電線のようなモノが取り付けられて下部へと伸びている。


 そして、私の耳に届く聞き覚えのある女性の声。


 以前はここまではっきりしたモノではなかったように思えるが、今日は虚ろな声色ではなくまるで傍らにいるかのようにはっかりと認識できる。



(また、貴女ですか。これはいったいどういう事なのですか?)


【さて? それよりも、呑気に私と話をしていて良いのですか?】


(っ!? そ、そうでした。先ほどの闇や震動は……いったい?)


【自身の身体のことは気になさらないのですね。良いでしょう。今の天津上の様子です】


(え、ちょっと、どういう??)



 とはいえ、姿も見えず、声だけの存在に対して胸襟を開くわけにも行かない。


 警戒しつつ問い掛けた私の言に、その声は答えず、話をはぐらかしてくる。しかし、そのはぐらかした内容が内容であり、わたしも気にかけざるを得ない。

 実際、この姿の見えぬ奇妙な存在の相手よりも、天津上の状況を把握する方が先であるのだ。



 そして、声とともに眼前の景色が変化していく。



 それまでの薄紫色に揺らめく空間は消え、どこか虚空に浮かぶような感覚に全身が覆われていく。


 しかし、動揺しているのもつかの間、まるで航空写真を見ているかのような光景が眼下に広がり、やがてそれは、碁盤の目に駒が散乱したかのような、瓦礫や木々の破片が崩れた都市の様子が目に映る。

 先ほどまで見ていた天津上。それを、上空から見ればこの様になるのであろう。

 郊外には赤き軍旗や陣幕が張られ、都市区画と陣幕の間の大地は無残にも無数の円環状の窪地が穿たれている。

 それは、先ほどまでの艦砲射撃によるモノであろうと、容易に推測できた。


 しかし、私には信じられない、いや、信じたくもない光景もまた、そこにはあった。




「どういう…………こと? あ、天津上が」


【水没、しかけておりますね。もっとも、水中に没するわけでは無さそうですが】




 私のいる場所から見て、左側。ちょうど、皇居の建つ丘陵地帯から、セオリ湖にかけてのなだらかな斜面の側が、湖へと引いていく水に覆われ、瓦礫や建材、そして食糧庫や武器庫の残骸などが、引き潮に連れられてセオリ湖へと流れ込んでいくのだ。

 そして、当のセオリ湖もまた、かつての水瓶、そして水鏡の如き澄んだ水面は消え失せ、赤茶けた土の色が、方々へと広がって言っている。




「こ、洪水? しかし、セオリ湖の湖水が天津上に流れ込むなど、あり得ない……」




 セオリ湖畔に立つ都市である天津上であったが、南部の盆地を除けば都市全体はなだらかな丘陵地になっており、現在水没しかけている区画は、すべてが浸水域よりも高度にあるのだ。


 となれば、自然ではなく人為的な何かによって引き起こされたと見るのが正しいのであろう。




「ま、まさか、先ほどの事は」


【その通りです】


「っ!? ま、まさか……っ!!」




 そこまで考えた私に対し、声は淡々とそれを肯定する。そして、再び私の眼前の光景は揺らめいて行き、今度は天津上全体が暗がりに包まれていく。


 そして……。



「っ!?」



 私は、眼前で起こった光景に思わず声を失う。


 背後よりもたらされたのは、暗がりの中で禍々しく輝く黒と紫の光。それは、天津上から南方の海上。普段は、厚き雲に覆われ、船舶の航行を妨げる大気の流れの集結点。


 この世界にあって、私が元いた世界と異なる点の一つでもあるその場は、常に台風が停滞し、海を荒らしている。


 そんな誰もが立ち入らぬ地から伸びた禍々しき光は、天津上上空にて停止すると、その光をそのままに映し出すセオリ湖の湖面へと激しい閃光となって突き刺さっていく。

 そして、平穏なる水の揺らめきは、禍々しき邪悪な光によって蹂躙され、長きに渡って人々を癒し、恵みを与えてきた水は、濁流となって周辺へと押し出されていく。


 大地は揺れ、人々が動揺する中で、濁流となった恵みの水は、ともにスメラギの象徴として繁栄してきた天津上へと襲いかかっていった。




「こ、これが……、こんなことが……」


【残念ながら、これが現実なのです】


「あなたは、いったい…………っ」


【先ほども見たはずですよ? 私は、彼の地におります。そして、先日も私が貴女に託した願いを、どうか叶えてください】


「願い?」




 眼前の光景に、思わず目を覆った私に対し、声は力無くそう告げてくる。


 一瞬、苛立ちもしたが、姿無き存在に対して怒りをぶつけたところで意味は無い。なんとか、気持ちを抑えて問い掛けると、声はそれまでよりも長く、そして感情のこもった調子で私に告げてくる。




【届いていなかったのですね……。貴女の手で……、私を殺してください】


「な、なにをっ!?」


【私が生きている限り、更なる悲劇がスメラギを襲うはずです。そして、あの方はこの地に縛られたまま……。お願いです】


「ま、待ってください。あなたはいったいっ!? そ、それに、あの方とは?」


【私が誰なのかは、この島に来れば分かります。そして、あの方……ヒサヤ様もまた、この地に】


「っ!?」




 殺してくれ。


 そう告げた声に、私は目を見開く。すると、いつの間にか、最初の薄紫色に染められた空間へと戻って来ていた。


 そして、声が告げる“この地”“この島”、そして……。




(ヒサヤ様が? い、いったいどういう事なのです??)


【それは……うっ!?】


(ど、どうし、うぅっっ!?)



 ヒサヤ様が、この地にいると告げるいう声。


 この地とは、先ほど私が目にした風雨の中にある島のことであろう。だが、なぜヒサヤ様がそのような場にいるのか、そして、何よりも声の主がなんなのか、問い詰めたいことはいくらでもあった。

 しかし、声が、激痛を受けたように呻くと、私もまた再び激しい頭痛に襲われはじめる。考えてみれば、先ほどまでは普通に話させていたのに、今は声すらも出なくなってしまっている。




「くそっ!! 出力が上がりません」


「どういうことだ? 次発の用意を命ぜられているのだぞっ!!」


「し、しかし、理由は……。生体ユニットが抵抗しているようにも思われますが……」


「そんなはずは……な、あ」


「どうしま、した……?」




 そんな時、薄紫色の光景の先から聞こえてくる男達の声。


 視線を向けると、白衣に身を包んだ男達が、刻印の浮かぶ水晶球やなにやら箱形の何か、現実世界で言うところのコンピューターを模したような機材の前で、格闘していた。


 そして、何の気なしに視線を向けていた私と、視線が交錯しあう。だが、狼狽したのは相手の方であった。




「ど、どういう事だっ!? 意識を取り戻したというのかっ!?」


「わ、分かりません」


「とりあえず、我々ではどうにもならん。ジェガ様に伝えろ。俺は出来る限りの事をしておく」


「は、はい」



 そして、狼狽する男達のうち、年若い男がそこ場から走り去り、年長の男は眼前の水晶球へと手を伸ばし、目を閉ざす。


 ほどなく、身体に突き刺された電極とその周囲に震動が走り、やがては全身を激痛が包み込みはじめる。




(ぐっ、がっ、あっ……、な、なんですか、これはっ!?)


【っ、ここまでの、ようですね……。時は、私が何とか稼ぎます……から、貴女は、出来るだけ早く、私を……】


(ど、どう、いう……ぐうっっ)




 全身がしびれをともなう激痛に支配されるなか、私と同様に声の方にも何らかの負荷がかけられているらしく、息も絶え絶えといった様子で私に語りかけてくる。

 その必死な様子に、何がそこまでさせるのかは分からなかったが、どにらにせよ、声の主が、自身の死を懇願していることだけは理解できた。



 だが、その真意を問うことは適わず、ほどなく全身から激痛が去っていくの時を同じくして、私の意識は闇間へと沈んでいった。




◇◆◇



 目を見開くと、先ほどまでの薄紫色の光景は消え失せ、西陽の差し込む部屋に横たえられていた。


 衣服はそのまま、全身から浮かんだ汗によって濡れそぼり、冷たく張って肌に張り付く。その冷たさが、私の意識をはっきりと甦られてくれていた。




「夢……、ではないようですね」



 耳に届いてくる喧噪。鼻につく泥濘の匂い。それだけで、この天津上に何が起こったのかを察するには十分であった。



「すべてを、話すしかないですね」



 そう思い、立ち上がる。しかし、汗の影響か、激しい立ちくらみが起こってしまい、派手な音を立てて床に倒れ込む。



「ツクシロっ!?」



 その音に驚いたのか、慌てて駆け込んでくる足音。


 膝に抱かれて私を見下ろしてきたのは、白皙の肌を長き耳を持つニュン族の皇女、アドリエル。そして、立ったまま私に視線を向けてくるのは、健康的な小麦色の肌と白と黒の入り混じった髪、そして、髪と同じ毛に覆われた虎耳を持つティグ族の皇女、リアネイギス。


 どうやら、混乱の最中でも私の身を案じてくれていたようだ。



「ご心配を、おかけしました」


「大丈夫なの~?」


「ええ、汗をかいたせいか、少し立ちくらみがして。……お二人も大変だったようですね」




 よく見ると、二人の衣服は泥にまみれている。おそらく、外で洪水に巻き込まれた人々を救おうとしていたのであろう。


 ちょうど戻って来た時に、私が倒れたのであろうか?



「知っておるのか。ああ、窓から見たのか」


「ええ、ですが、とてもではないですが、信じられぬ事ですね」


「私からしたら、あの騒ぎでも目を覚まさなかった貴女も十分信じられないけどね」




 私の言に、何があったのかを察していると判断したのか、アドリエルは得心したように頷く。

 私もそれにあわせてはおいたが、リアネイギスからはジト目で睨まれる。

 たしかに、天津上が水没するほどの自体である。昏睡していたとはいえ、こうして目を覚まして平然としていては腹も立つのかも知れなかった。


 とはいえ、今はそれにかまっている暇もない。




「申し訳ありませぬ。それで、殿下とお父様は?」


「殿下は埠頭守備の指揮をとられている。ツクシロ閣下は、今後の戦略を検討中だが? それから、ルナ様はフミナ様に同行されているぞ」


「埠頭の……、被害はどれほどなのですか?」


「はっきり言えば、使用不能だ。今後は、大型船の接岸も困難になるであろうな」


「せっかくもってきた物資も、流されちまったのが多いしね。……正直なところ、状況は絶望的ね」


「水軍は?」


「ハルカがなんとかしたみたい。こども達や要人の脱出は可能よ」


「……なるほど、それだけは救いですね」


「もっとも、あのお姫様が大人しく逃げるわけもないけどね」




 わずかな間に、やはり天津上の状況は一変している様子だった。


 生命線とも言える港は、押し寄せた濁流によって破壊され、当面は使用不可能。せっかく陸揚げした物資も、大半が湖へと没してしまったため、今度は兵糧の問題も大きくなり始めるだろう。


 となれば、これ以上の籠城を続けるという選択は難しくなって来るであろう。


 とはいえ、リアネイギスの言の通り、フミナ様が大人しく天津上から退去するとも考えがたい。

 玉砕を選ぶことはないと思いたいが、それでもほんの僅かな勝利の可能性と選択することも十分に有り得るのではないかとも思う。

 玉砕や往生の道を選ばず、当然退去も選択しない。何よりも、勝利を希求していたのだ。

 敵指揮官の撃破という手段もまた、選択肢の一つと言えるようにも思える。




「では、お父様の所にご案内いただけますか?」



 とはいえ、私はフミナ様ではない以上、考えたところで答えがでるはずもない。なれば、ひとまずはお父様に話しておいた方が良いだろう。


 フミナ様も、決断に際してはお父様の進言を無碍にすることは無いとも思える。そして、私の情報を信じてもらえれば、フミナ様も脱出を選ばれるかも知れないのだ。




「何かあるのか?」


「ええ。お二人にも、一緒にお話しいたします」



 そんなアドリエルの問いにも、のんびりと答えている暇はないと思う。


 すでに陽は落ち、夜の帳が降り始めている。戦況がどうなっているのかは分からないが、この状況をみすみす逃すような真似はベラ・ルーシャ側もしないだろう。




「ま、ミナギの隠し事なんていつものことだしね。珍しく話をしてくれるみたいだし、こっちよ」



 二人も、私の言とそのような状況を鑑みたのか、顔を見合わせあって頷くと、リアネイギスが皮肉めいた口調でそう告げつつ、歩き始める。

 たしかに、隠し事をするわけではないのだが、自身の生い立ちから、余計なことは話さないように努めてきている。

 だが、友人達にとってはそのような秘密主義は面白くない面もあるだろう。今後は気をつけなければとも思う。



「二人とも、ありがとう……くっ」


「おっと、なんだい?」



 とりあえずは、礼をいっておくべきかと思った私であったが、口を開きかけた刹那。後方より殺気が届くと、身体を反らしてそれを叩き落とす。


 リアネイギスにもアドリエルにもそれが届いた様子で、二人とも得物を手にとっている。


 互いに背を合わせて廊下の中央に立ち、周囲を見まわす。

 先ほどまではまるで感じなかった殺気が、周囲にゆっくりと広がりはじめていた。




「ちっ、来るとは思っていたけど、やっかいなのが来たねえ」


「とはいえ、これほどまではっきりと殺気を放ってくるとは。我々も舐められたモノだ」


「そうですね。ふっ!!」




 周囲に静寂が包み込み、私達の声と息づかいのみがそれを支配している。


 そんな時、私は殺気の変化を感じ取ると、瞬時に法術をそれに対して解き放つ。天井にて白き光が瞬き、無数の十字架となって通路に降り注ぐと、黒き影が跳躍し、光を放つ無数の刃がこちらへと向かってきた。



「来たかっ!!」



 それを見て取ったアドリエルが手にした弓を瞬時に引き絞ると、無駄なき動作で矢を放つ。


 一瞬の動作でもって飛翔していく矢が、飛び掛かってくる刃をとられると、モノが落ちる音が複数届く。


 しかし、その中の一つだけは討ち漏らしてしまったようであり、なおもこちらへと向かってきている。



 そして、私の眼前にて飛来した刃とそれを手にする黒づくめの男。


 頭部のみ露出した黒き衣服に身を包んだ男は、狂気を含んだ笑みを浮かべて私に躍りかかってくる。


 どうやら、三人の中で私が一番技量に劣ることを見抜いたのであろう。


 それは正解であったが、短慮でもあった。他の二人に対する警戒が疎かになっていたのである。




「どこを見ているんだっ!?」



 鋭い声とともに、鋭利な爪が男の顔面を掴む。突然のことに目を剥いた男であったが、常人を越えた握力によって締め上げられた顔面が歪み、剥いた目が飛び出しかねんほどに露出し、血走りはじめる。



「オラよっ!!」



 そうして、完全に男の動きを奪ったリアネイギスは、男の腹部に拳を複数回叩き込んで動きを奪う。

 そして、そのまま胸ぐらを掴み、自身の側へと引き寄せる。



「何ものだお前らは?」


「ぎっ、がっ……、くっくくく」


「っ!!」


「ががっ!? ……ぐぼおっっっお……」




 首を締め上げつつも、男を問い詰めたリアネイギスであったが、男は絶息しつつも、不気味な笑みを浮かべる。


 そして、それに苛立ったリアネイギスの締め上げたさらに強くなると、男は口の中で雨を転がすような仕草をすると、さらに目を剥き、口から吐瀉物を吐き出すと、だらりと全身から力を抜く。




「ちっ、毒か」


「暗殺……ですか。ヤツ等らしい」


「うむ。――むっ!?」


 

 暗殺者。自らの失態に対し、自ら始末をつける様子を見れば、容易に察することは可能だった。

 そして、標的となる人物たちも……。

 それを容易に察した私達。リアネイギスが舌打ちと共に男を投げ捨てると、周囲は再びの静寂に包まれる。


 しかし、私の言にアドリエルが頷いたその刹那、皇居内部は再びの震動に見舞われる。




「ここぞとばかりにかっ!? 二人とも急ぐぞっ!!」


「ええ」


「了解っ」



 今度は先ほどのそれとは異なるモノの、法術の類と思われる攻勢。

 

 ベラ・ルーシャが一気に手を打ってきたと見るのは妥当であるし、残された時間はあまりないであろうことを察した私達は、床を蹴ると一気に速度を上げる。


 兵士達の混乱が届きはじめたが、今は祖のようなことにかまっている暇はなかったのだ。



◇◆◇◆◇



 もたらされた悲劇と襲い来る狂気。時代の変化は、一つの戦いを終焉へと導こうとしていた。

明日も同じぐらいの時間に投稿予定ですので、お楽しみに。

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