コギト・エルゴ・スムvsクレタ人のパラドックス
デカルト「世の中の物事はすべては疑わしい。しかし「すべては疑わしい」という命題だけは絶対に疑わしくない。よって、「すべては疑わしい」と思考している私の存在は疑わしくない。よって、「我思うゆえに我あり」から、本当の哲学が始まるのだ」
エピメニデス「へぇ。そうすると、「すべては疑わしいという命題だけは絶対に疑わしくない」という命題は、じつは疑わしかったわけだ。なぜなら「すべては疑わしいという命題」の「すべて」には、例外が1つあったわけだから。前提が間違っているからあなたの論証は間違っている。」
デカルト「そうではない。「すべて」をメタレベルから見渡す私がいて、私の存在だけは特別なのだ」
エピメニデス「あなたの哲学はただのジャイアニズムだ!」
コメント:集合論や、タイプ理論が関係しそうです。でも難しいのでパス!