短編シリーズ*DVD
短編シリーズの第1話!!
「DVD…それは“デヴィッド・ダニエル”の略……。そう、僕の名はデヴィッド・ダニエル。今や世界中で売れっ子さ!!」
「いや、DVDってゆうのディスク型の……」
「そう。僕の体はディスクのようにまん丸さ!!!」
「ま、どっちかっつーと肉団子型だけどな!!」
「なにいってんだ、ジョニー・マドモワゼル。僕をバカにしてんのか??あれだぞ、僕はな、あれだ、今まで生きていて、一度も太ったことないんだよ!!今のようにキレイなディスクで………」
「ウソつくんじゃない!!嘘つきは放火魔のはじまりなんだぞ!!」
「ったく、なんでそういう事言うかなあ。堅いね〜石頭じゃん。」
「使い方違うって!!!」
「しょうがない。僕が論理的にはなしてやる……」
『いいか、欲とゆうのはな、そいつを駆り立てる…いわゆるエンジンなんだ。僕らはエンジンを持っているんだから、まぁ……ゲフン。ほんとはこれ内緒なんだが……ねぇ聞きたい?聞きたいでしょ?気になるよね?ねぇってば』
『シツコイ!!ヒツコイ!!ったくどっちがホントなんだよ!てゆうかこういう奴いるよね!!絶対クラスに一人はいて、みんなにうざがられるのいるよね!!大抵ハブられるよね!』
『僕ヘビ年じゃないから!!バカにすんなよ!母ちゃんに言いつけるからな!!』
そして続き―――かくかくしかじか。
数日後。
ジョニー・マドモワゼルは電気屋へ行った。目の前にはDVDが……
「あ、デヴィッド・ダニエルだ」