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第27話 君たちは、いつもこんなことを? by☆1マスターA氏

前回があまりにも短かったので、今回は気持ち文字数多めです。

 万が一にも遅刻しない為に、会場時間である9時に合わせて闘技場に転移して来た。


「第三控え室ってのはこっちだな」


 壁に貼ってある矢印に従って廊下を歩いて行くと、第三控え室とやらに到着した。


 中に入ると、ソファーとローテーブルが2セットあるだけの飾り気のない質素な部屋だった。


 いいなぁソファー。家には無いんだよなぁ。


 折角だし、今しか出来ないことを試してみるか。


「アーニャ、ちょっとソファーに座ってみてくれ」


「うん」


 ちゃんと俺が隣に座れるように奥に詰めて座ってくれた。良い子だね。


「それでは失礼します」


 彼女が出来たらやってみたいことトップ10にランクインするであろう『ひざまくら』を実行した。


「あぁ〜ずるいさっちゃん。私もそれやりたい!」


 なんとゆーか、思ってたより固いな。まぁ良く考えれば当たり前なんだが。膝っつーか太ももなんだから筋肉の塊に決まっている。むしろ本当に膝だったら「それもうただの骨じゃん」って感じだし。


 これは、おっぱいを下から見上げることが出来ることに意味があるのではなかろうか?日常生活において、下からおっぱいを眺めるなんてそうそうあるシチュエーションではない。


 残念ながら巨峰は見当たらないが、山脈は確かにあった。


「んじゃ交代するか?」


 一回やったら満足したので攻守交代する。


「やったぁ!…思ってたより固い」


 やった奴はみんなそう言うんだ。誰もが通る道さ。


「あと、おっぱいでさっちゃんの顔が見えない」


 俺はそこそこあるからね。いや別に、誰かと比べてる訳じゃないですよ?


「俺は生まれた時からこのサイズだからな」


 嘘です。レアリティを下げられた際、おっぱいも小さくされました。おのれ自称GR。


「えぇ〜ずる〜い!」


「人に揉んで貰うと、ホルモンがどーたらこーたらで、おっぱいが大きくなるらしいぞ?」


「そうなの?さっちゃん、お願い」


 上目遣いで俺におっぱいを揉んでくれと要求するアーニャ。


 おいおい、このナオン完全に誘ってやがるぜ。


「んーこの体勢じゃ難しいな。一度起きてくれ」


 改めてソファーの中央に足を開いて俺が深く座り、その間にアーニャが座る。そして後ろから両手を回し、アーニャのなだらかな双丘を掌で包み込む。


 揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み




「…何をしているんだい、君たち?」


「あん?見りゃわかんだろ?」


 いつの間にかアレックス少年が来ていたようだ。おっぱいに夢中で気付かなかった。時計を見ると、かれこれ30分近く揉み揉みしていたようだ。


「そういうことは、人前ですることではないと思うよ?」


 ふむ、確かにそうだ。それにアレックス少年に今夜のオカズを提供する義理はない。


「…あれ?さっちゃん、何で止めちゃうの?」


 俺も続けたいのは山々だが、アーニャがおっぱい揉まれて「んっ…」とか声を押し殺す姿を野郎に見せる気はない。


「アーニャ、そろそろ公式戦(バトル)の時間だぞ」


「…え?あ、ホントだ」


 アーニャはソファーから立ち上がり、僅かに乱れていた上着を元に戻した。


「き、君たちは、いつもこんなことを?」


 フリーズしていたアレックス少年が再起動した。


「まぁ、風呂は毎日一緒に入ってるな」


「一緒にお風呂だと!」


 銭湯だからね。別々に入る方が不自然だ。アレックス少年は自宅の狭いユニットバスに俺たちが密着して湯船に浸かってる光景を想像してるだろうけど。


「背中の流しっこもするよね」


「ほ、本当に!?」


 アーニャの追い討ちに、俺がハッタリを言っていた訳ではないと知り、愕然とするアレックス少年。


「メシ食う時は毎回『あーん』で食べさせ合いっこだな」


 アーニャがしたがるんだよな。全部じゃなくて2、3口程度だけど。


「な、んだと?」


「だって一緒に住んでるし」


「既に同棲まで!?」


 サーヴァントだからな。そりゃ一緒の家に住んでるに決まってんじゃん。


「あと、昨日も俺に抱き着きながら寝たよな」


「私はヤダ(暑いから)って言ったのに、さっちゃんがやれって言ったんじゃん」


 アーニャがジト目で俺を見て来る。それも我々の業界ではご褒美です。


「…ぐはぁ!!」


 とうとう耐え切れなくなったのか、アレックス少年が膝から崩れ落ちた。


 こいつ、ちょっと面白ぇな。

別に文字数稼ぎが目的ではなく、長時間揉み捲っていたのだと表現したかっただけです。

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