二話 死神
僕はその問いの意味が分からなかった。だって、僕は生きてるのに死んだ事ある……?
「山田さん聞こえました?」
「え? あ、はい。あのどういう事でしょうか?」
「今の状態確認したかっただけです。大丈夫です。悩んでる事ありませんか? 良かったら話してください」
状態? 良く分からないが僕は悩みの会社の事を全てを僕なりの言葉で話した。
「なるほど。それじゃあ移動しますか」
「は、はぁ……」
「え? 何でここ何ですか?」移動先は僕の会社だった。
無言のまま会社に入って行き僕の部署の前まで着いた。
「山田さん」
「はい」
「助けます」
その言葉と共にドアを開け真っ直ぐ部長のデスクへと向かって行った。
「おい! 君誰だ? ん、相田? お前休日の日に職場って事はお前には休みは要らないって事か?」
部長のその言葉と同時に辺りがざわつく。
「山田さん忘れ物取りに来たんでしょ? 早く探して」
は? え、忘れ物? 何の事だただ聞き返せる雰囲気じゃなかったのでデスクに向かいあるはずのない忘れ物を探す。
「お前良い事教えてやるよ」
「何?」
「アイツは相田って名前だからま、別に山田でも何でも良いんだけど」
「今は名前何てどうでもいいよそれより山田さんは今日でこの会社辞めるから」
「はぁ? 何勝手な事を言ってる?」
「モラハラ、パワハラ他にも沢山あるけど何より……山田さんは人間なんだよ嘲笑われたり、嫌な事を言われると傷付くんだよ……心が……!」
「あぁ、そうだな多少あったかもしれない認めようでも、それが会社だ世界なんだお前みたいな奴に何が分かる!!」
そうだ……皆そうやって生きてるんだ。僕は何をやってるんだ? 帰ろうそして、明日謝ろう。
「心が傷付く? でも、働くんだ!」
「部長さん彼を見て今言った同じ事ちゃんと言えますか?」
「当たり前だ今までも何度も言ってきたんだふんっ今更いいか相田お前は死ぬまでこの会社で働くんだ出来るよな?」
怖い。
僕は死ぬまでここで?
一生? 何のために……誰か助けて。
「相田お前は死ぬまでこの会社で働くんだ」
止めてくれ……もう……。
「お、お前それは!」
「しっかりと全て録音させてもらいました」
「こいつ……」
「今、ここではっきりと相田さんに謝罪するか辞めさせるか決めろじゃないと、ネットにばら撒く」
あれ? 涙? 何でそこまで自分を犠牲に……?
「わ、分かった。相田退職だ……とっとと出てけ二度と顔を見せるな」
「山田さん忘れ物は見つかった?」
そんな優しい声を掛けてもらったのは何時ぶりだ?
「言ってくれたら私が探すよ?」
「大丈夫です……。これが最後の僕の仕事なので自分で」
「うん、分かった」
「今までお世話になりました……」
こうして僕は会社を退職した。
心配だと言い家の前まで送ってくれた。
「あの、聞いてもいいですか?」
「何?」
「名前……まだ聞いてなかったので……」
「死神」
「え? それが名前ですか? 名字? 名前?」
「山田さんしつこい答えたじゃんそれより私も一つ聞いていい?」
「何でしょう……?」
「お前一度でも死んだ事ある?」
僕は一呼吸しはっきりと答えた。
「ないです! 生きてるので!」
「今度は答えれたね」
「はいっ! 助けてくれてありがとうございました!」
「山田さんまたね」
そう言って彼、いや、死神さんは来た道を戻って行った。
スマホも自分も小説を書ける状態じゃないのが本当に悔しいです。
なんとなく、ざっくり、浅い内容しか書けない事が悔しい。




